2018年 05月 04日
花盛りリンゴ 白牛 フィオンキ山
リンゴは、つぼみの頃は赤みがかった深い桃色で、花は淡いピンク色で、とてもきれいです。我が家の庭や畑にも、リンゴの木が数本あるのですが、花があるのが撮影に難しい高い枝ばかりだったり、畑で咲いているリンゴを見たときには、空が曇っていたりで、今年はいい写真が撮れませんでした。
山で出会ったこちらのリンゴは、岩がちの斜面を登れば、花と同じ高さ、あるいは花よりもさらに高い位置から、青い山と共に写すことができたので、リンゴの花が好きなわたしは、うれしかったです。
この写真で奥に見えるのが、わたしたちが目指していたフィオンキ山(Monte Fionchi、1337m)です。
さらに歩いて、上の写真で見えていたフィオンキ山の急斜面の近くまで来ると、ちょうどわたしたちが通らなければいけない辺りで、キアニーナ牛と思われる白い牛たちが、草を食んでいます。
昨年だったか、牛たちのすぐ近くを通って山を登ったときに、かなり後になって、下山中に雄牛たちが、わたしたちの後を追ってきているのに気づいて、慌てて走ったことがあります。そのとき夫は、きっと飼い主だと思って、餌をねだろうとしていたのだろうと言ったのですが、またそんなことになっても困りますので、このときは、牛たちとの間に十分な距離を保ちながら、山を登りました。
子牛たちは、わたしたちを興味深しそうに、しばらく眺めていましたが、他の牛たちは悠然と構えていました。そうやって、無事、久しぶりにフィオンキ山の頂上まで登ってから、山を下っていたときのことです。
アネモネ(anemone)の花が、たくさん咲いていたところで、写真を撮り、夫に追いつこうと、急ぎ足で歩いていると、
わたしが行く道の前方に、なんと数匹の牛が立ちはだかっているではありませんか。道の左手は、崖になっている上に、金網もあったので、牛たちを避けて歩くすべがあるだろうかと、心配しながら歩いていると、牛の方が次々に逃げ出して、
木の茂みの中に入り、かなりの勢いで、走り去って行きました。
道の行く手を見ると、夫がわたしを待っています。ここで、わたしを見て逃げて行った牛たちとわたしの間の距離は、フィオンキ山の急斜面の手前で、わたしたちと牛の間にあった距離と、あまり変わらなかったので、高原ではのんびり構えていた牛が、どうしてここでは逃げ出したのか不思議でしたが、広くはない山道を、牛の間を通って歩かずにすんで助かりました。
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Bellissimi fiori di melo & panorama,
vacche chianine al pascolo,
li abbiamo incontrati mentre camminavo verso la vetta
del Monte Fionchi (1337m). Spoleto (PG) 28/4/2018
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牛たちとの遭遇、ひやっとしましたね。
逃げていって よかったです。
日本にいる私には想像以上の、大自然の中の登山なんですね。ご無事で何よりです。
アネモネの花、可愛らしいです。
もしかしたらご主人が言われてるような何でもないことかもしれないですが、大きな牛が後を追って来たら恐怖感を^^;
なので、牛さんの方から逃げて何よりでした(*^_^*)
リンゴの花、確かにお山を背景に青空だとより美しいですね☆
なおこさん家の畑のリンゴの花も記憶に有りです♪
最後のアネモネ、スイスで見た種類のアネモネと違いお花が大きいと思いました(^_-)-☆
ところ変わればでしょうか。
りんごの花がきれいですね〜(o´∀`o)
雄牛たちにストーキングされたらそりゃー不安になりますよね〜(;´▽`A``アセアセ・・・
動物は小さな飼い猫だって
本気で怒るような事態になったら流血沙汰になることも有りですから、
大きな牛さんならなおさら距離をとるのは賢明です〜(✿ฺ-ω-)ゥンゥン
安全第一で楽しい山登りを(●´∪`)b⌒Ne☆
道の行く手に数頭いるのをみて、どうしようと思っていたので、
牛の方から逃げてくれて、ほっとしました。
日本であれば高山には木が茂っていることが多いであるところで、
イタリアの山では放牧のために、草原になっていることが
多くあります。アネモネ、きれいでうれしかったです♪
原因だったような気がします。牛が逃げてくれてほっとしました♪
イタリアの野山に咲くアネモネの花は、色も大きさもさまざまで、
この写真では近くから撮影しているために、ひょっとしたら
実際より大きく見えるだけかもしれません。
ストーキングという言葉を楽しみつつ、あのときはびっくりして、
ふだん冷静な夫も、さすがに慌てて逃げ出しました。牛に見えないように、
木の茂みに入りながら。
ごくまれにですが大きなイノシシにかなり近距離で出会うこともあり、
これも幸い、イノシシの方が逃げてくれるのでことなきを得ていますが、
やはりはらはらしました。ありがとうございます♪