2018年 05月 05日
手作り階段・ブドウ棚、夫おみごと わたしは掃除

上の写真では、夫が高いハシゴに乗り、竹をうまく利用して、ブドウ棚を作っています。夫の家族と長いつきあいのある、最近退職した鍛冶屋さんが取りつけた鉄の棒や格子戸の強度や太さが今ひとつで、いろいろな意味で、安全性に欠けるのではないかと、夫は心配しています。本来は、ハシゴは鉄の棒に立てかけて作業をしたかったようなのですが、それだけの重さに耐えそうもないからと、姿勢や作業に無理があるものの、ハシゴを家の壁に立てかけて、作業を続けていました。高所恐怖症のわたしは、今写真を見ていても、はらはらしてしまいます。

みごとだなと感心したのが、夫が自ら作り上げたこちらの階段です。踊り場の鉄だけは、鍛冶屋さんの仕事だそうですが、ドアがきちんと開き、かつ室内で場所を取りすぎないように、うまく工夫してあります。
業者に見積もりを頼んだら、5千ユーロとのことで、それは高すぎるから自分で作るとは言っていたのですが、こんなにもりっぱな階段ができるとは思わなかったので、驚きました。

階段の傾斜がかなり急になっているため、階段を上るときに、ひざが段にぶつからないように、互い違いに段の一部を切り取ってあります。今日の午後、義父と二人でやって来たお義母さんも、階段があまりりっぱなので、業者ではなく、夫が自ら作ったと知って、驚いていました。。
天気予報では、今日は午後1時過ぎから、雨が降るとのことで、そのため、夫とわたしは朝のうちにテッツィオ山を登り、野生のアスパラガスを摘みながら、山を下って、うちで昼食を食べ、昼食後、改築作業や掃除をしました。ところが、実際には、雨がまともに降ったのは今夜になってからでした。おかげで、義父はアスパラガスの収穫、夫は外での改築作業ができたのですが、わたしは花粉症の症状に困りながら、掃除をしました。ホコリを取り除けば取り除くほど楽になれるという意味で、それが掃除のいい原動力になったかもしれません。

物干し竿というものが存在しないイタリアで、こんなふうに竹の巧みな利用を思いつく夫に、感心しています。トイレのタオルかけにも、やはり竹を使おうと、今日は、いろいろな太さの竹を、タオルかけが来るべき位置にあてたりしていました。
できれば今年6月からは、週単位で旅行客などに貸せればと、そういう心づもりもあって、いろいろな作業を進めているところです。
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Il mio maritino al lavoro :-)
Bellissime le sue opere dalla scala all'appendiabiti.
Perugia 5/5/2018
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Jもいろいろ細工しますが踏み板がめっちゃお気に入りの治郎右衛門です(^_-)-☆
すご〜い、
夫さんの作った見事なブドウ棚にたくさんブドウがなるのが楽しみですね〜(●´∀`)
自作の階段も使う人の身になって考えた互い違いの工夫がとってもステキ、
愛情たっぷりのあったかい階段ですね♪
うちのニャンコなら間違いなく喜んで上がり下りしちゃいそう!
旅行客に貸し出すお部屋!!
いいな〜、もし訪ねたらそこに泊まれちゃうんですねヽ( ´¬`)ノ ワ~イ
うちはにゃんこもいるし義母も高齢で遠距離介護もあるしで
なかなか海外までの遠出は難しいけど、考えるだけでも(*≧▽≦)ワクワク~♪
6月は、イタリアでは、夏季休暇を取られる方が多いので6月に向けての作業なのですね!
それにしてもご主人様の作られた階段の立派なこと!
5千ユーロの見積もりのせいではありますが、5千ユーロ出してもこのような思い通りの階段が出来るとは思えません!
物干しざおがないイタリアで、の発想と完成した最後のお写真も素敵ですね~☆
オリーブ収穫用のハシゴを立てかけて、必要なときに押入れのように、物置がわりに使えば
と言っていたのですが、夫は、子供が安全に上って眠れるロフト風の寝られる場所に
したいと考えていました。みごとな階段でびっくりしました!
りっぱな階段ができて、驚いています!
おほめのお言葉、ありがとうございます♪
日本でいろいろな寺社などの日本庭園を訪ねたとき、竹を組み合わせた
柵や扉を興味深そうに見て研究していましたので、
そこから得たヒントも、ひょっとしたらあるかもしれません。
ふだん写真を載せているのは、道から見た正面からの写真で、こちらはその裏側なんです。格子の色もきれいで、気に入っています。ありがとうございます♪