2018年 05月 06日
山のパスタ、イタリア野生のアスパラガス
昨日、テッツィオ山で、野生のアスパラガスをたくさん収穫したので、今日のプリモは、わたしが野生のアスパラガスを具にして、パスタを作りました。
夫は、サルシッチャかパンチェッタといっしょに料理したらおいしいよと提案したのですが、義母がすでに豚肉料理を用意していたため、豚が重なりますし、わざわざ買い出しに行かなければ、うちにはありませんでした。
インターネットでいろいろレシピを調べてみて、サルシッチャは使わないけれども、しっかり風味が出るようにと、ニンニクを二かけ、みじん切りにして、オリーブオイルと共に熱し、香りをつけてから、野生のアスパラガスを調理し、ゆで上がったパスタと合わせたあとは、少し多めのコショウと、オリーブオイルをふりかけて、混ぜ合わせました。パルミジャーノは、テーブルの上に置いておいて、皆が好きなだけ加えて食べました。今日も雨が降らず、花粉症のわたしは、チーズ抜きで食べました。パスタが大好きでたくさん食べる義父も含めての4人分のパスタを、義父母宅のある下階に運ぶために、フライパン役も兼用している大鍋に入ったまま、写真を撮影したので、やや風情に欠けますが、あしからず。
野生のアスパラガス自体に、春の山を思わせる独特のおいしい苦味があるおかげで、皆がおいしいと喜んで食べてくれて、うれしかったです。
昨日は、テッツィオ山の高みで、日当たりがいいからか、すくすくと長く伸びて、重さに耐えられなくなったからか、こんなふうにくねくねと曲がっているアスパラガスも、見つけました。
上の写真は、山を下って改築中の家に戻ったときに、わたしが摘んだアスパラガスを、夫が収穫したアスパラガスの隣に並べてから、撮影したものです。
手前に見えるのが、夫が摘んだ野生のアスパラガス(asparagi selvatici)です。同じ時間に同じ場所で、野生のアスパラガスを探しても、山で生まれ山で育った夫の方が、わたしよりも、いつもはるかにたくさんのアスパラガスを見つけて、収穫しています。
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Pasta agli asparagi selvatici a tavola.
Grazie alla pioggia, ancora spuntano gli asparagi selvatici.
Nell'alto del Monte Tezio c'erano anche due asparagi
che ballavano il tango insieme.
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なおこさんのブロクを拝見してから、無性にアスパラガスを食べたくなってしまい、スーパーで買ってきて来ては茹でたてを塩もかけずに食べています。
野生のアスパラガス、長くて細いんですね~。きっと素晴らしい風味なんでしょうね~(*^。^*)
うふふ、大鍋に入ったままでとっても美味しそうですヨン(●´ڡ`●)♪
毎週大家族で囲む昼食、楽しそ〜!
イタリア映画でよくそんなシーンがありますよね。
夫さんの摘んできた細身の野生アスパラがまた新鮮&柔らかそう!!
なおこさんのブログで野生のアスパラの記事を見ていたせいか、
週末遊びに行った知人が畑で収穫した野菜をたくさんくれて、その中にアスパラもあったので、
おかげで私たちも週末アスパラとベーコンのバジルジェノベーゼのパスタを食べることができました(v^ー°)♪
アスパラフィ〜バ〜が伝染したのかも(笑´w`)
お肉が入らない分、アスパラの香りで満たされそうで、シンプルなパスタ、見ためも美しいです~
パスタと言えば、日本ではロングパスタが連想され、ショートはサラダに使うというのが、家庭では一般的だと思います。
が、イタリア旅行するとなおこさんが作られてるようなショートパスタもけっこう出てきたので慣れました(*^_^*)
ボローニャで多分ですが、いただいたグリンピースのパスタ、今日のなおこさんのパスタのようにニンニクとオリーブオイルのシンプルパスタでとびきりの美味しさでした♡
旅の美味しい思い出になり嬉しかったです(^^♪
毎年、そして、すでに今年も何度も野生のアスパラガスの話をしているのですが、そうして興味を持ってくださっていると知って、ありがたいです。採れたてのアスパラガスとベーコン、ジェノヴェーゼ、とってもおいしそうです。南仏やジェノヴァのあるリグーリア州では、ピザにサラダにラザーニャなどなど、びっくりするようなものにまでペストが使われていて、それがなかなかおいしかったのを、なつかしく思い出しました♪
ロングパスタ、スパゲティやタッリャテッレなどは、義父母をはじめ、イタリアでも好きな人が多く、店のプリモにも必ず名を連ねていますが、うちの夫はどういうわけか、ロングパスタが好きではないというか、嫌いとも言えるほどで、日曜は義弟たちもいないからと、夫の好きなショートパスタにしました。と言うわけで、わたしたち二人のときは、たいていショートパスタなのですが、義母はいろいろなパスタをロング・ショートいろいろ、変化を持たせて使っています。ショートの方がパスタの種類が多いので、割合的にはショート:ロングの比が5対2くらいではないかと思います。
旅行中、いろんなおいしいパスタを楽しまれたんですね♪