イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

夫採る巨大キノコでスパゲッティ

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 昨日は、仕事の後、ミジャーナに作業をしに出かけた夫が、帰宅するなりこう言いました。「キノコを見つけたから、明日食べようよ。」イタリアでは、毎年有毒キノコで亡くなる人が後を絶たないため、キノコを採ったら専門家に見せて、安全を確認してから食べるようにと言われています。けれども、そう言うと夫は、「大丈夫だよ。よくある一般的なキノコだから。」と答えます。

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 今日、袋を開けてみて、そのキノコが、以前にも夫たちが山で見つけて食べたことのある、マッシュルームと同属近縁種の野生種のキノコだと分かりました。草原(prato)に生えるため、イタリア語名はprataiolo、ラテン語の学名は、Agaricus campestrisで、やはり、campo「田園、田舎、野原」に育つことから、この名があります。日本語名、ハラタケ(原茸)は、学名に由来するのではないかと思ったのですが、そう記した資料は見つかりませんでした。

 一見よく似た猛毒のキノコもあるので、注意しなければいけないのですが、夫が採ったキノコは、ひどく大きくはあるものの、色や作りがマッシュルーム(champignon、Agaricus bisporus)にそっくりです。わたしも以前に調理したことがあり、義父母もキノコを見て、間違いないと言ったので、今日の昼食は、このキノコを具にして、パスタを作りました。

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 しっかり香りをつけるために、夫の好きなニンニクを二かけみじん切りにし、多めのオリーブオイルを入れたフライパンで、よく炒めてから、洗って細かく切っておいたハラタケとパセリ少々を加え、最初はフタをして、キノコから出る水分で、キノコをしっかり調理し、そのあとはフタを開けて、水分を飛ばしました。そして、塩とコショウで味を整えました。キノコが大きかったので、パスタを入れたときにもまだ残っていた、キノコから出た水分で、パスタが茶色くなりましたが、その分うまくキノコやニンニクの風味が、パスタにも行きわたったように思います。最後に、畑で取れたパセリを、みじん切りにして、ふりかけました。なかなかおいしくできて、夫も喜んでくれました。

 今回は、夫がすでに採ったハラタケをうちに持ち帰ったのですが、以前、山に生えているハラタケを見て、撮影したことがありますので、その写真を添えておきます。

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12/7/2009

 3人で山を下っている途中に、夫がハラタケに気づいたのですが、このときのキノコは、今回よりもさらに大きく育っていました。写真の草原に見える、白くてまるいもの、夫と友人が手にしているまるいものは、すべて大きく育ったハラタケです。このときの山歩きやキノコに興味のある方は、こちらの記事をご参照ください。

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Spaghetti ai funghi prataioli raccolti sul Monte Tezio.

Buoni buoni, il gusto è quello degli champignon
ma con il profumo di montagna e l'orgoglio del raccoglitore :-)
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関連記事へのリンク
- 高山は夏もキノコ三昧 (2/8/2010)
- ピザで毒キノコ中毒死 (23/10/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2018-05-17 22:31 | Gastronomia