イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

差出人のない手紙、湖の不思議なつがいと宿泊割引

 先月だったか、届いた郵便物を見ていた夫が、「君あてだよ。」と言って、差出人のない真っ白な四角い封筒を、手渡してくれました。宣伝か請求のどちらかだろうと思ったのですが、それにしては、差出人の情報が、封筒にいっさいありません。不思議に思って封を開けてみると、なんとBooking.comからの手紙で、手紙に記されたリンクから同サイトにアクセスして、今年6月末までに70ユーロ以上の宿泊を予約し、宿泊すれば、20ユーロの返還を受けることができるというのです。昨年のヴァルダオスタ旅行でも、Booking.comのGenius会員だったおかげで、宿泊料金の割引が受けられて助かったのですが、この割引は、Genius会員割引の10%と併用することもできると、手紙には書かれていて、わたしの住所や会員であることまで知っていて、郵便で送るくらいですから、詐欺ではなさそうです。今夜、Booking.comで宿を予約するにあたって、この返金特典を利用することにしました。

 まずは手紙に記されていたリンクを利用せずに、夫と相談しながら、Booking.comで宿泊する宿を決め、そのあとで、返金特典が利用できるリンクから、再び同サイトで、宿泊情報を調べました。本当に返金が受けられるのだろうかという若干の疑いはあったので、このとき下の方に、「今予約すれば、20ユーロ返金しますよ。」というオレンジ色の帯が表示されていたので、安心しました。先ほど無事予約が完了し、ほっとしました。予約をした宿に宿泊し、チェックアウトをすれば、登録してあるクレジットカードに、20€が返還されるようです。

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Lago Trasimeno, San Feliciano, Magione (PG) 11/6/2018

 二人での一泊旅行の予約のお話ということで、今日の写真は、おとといの夕方、トラジメーノ湖で見かけた不思議なつがいです。

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Coppia di un germano reale maschio e ...?

 仲よく並んで湖面を行く様子を撮影した約10分後のことです。

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 村人が猫に餌をやり始めると、この2羽も陸に上がって、村人と猫の方へと歩いて行きました。ずっといっしょに水面を進んでいた様子からすると、そうしてこの2羽がずっといっしょに進むのをここで見たことは以前にもあるので、つがいではないかと思うのですが、雌の方は、白いマガモというよりは、アヒルに見えます。

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Coppia dei germani reali a Monte del Lago, Magione (PG) 13/3/2018

 以前、モンテ・デル・ラーゴの桟橋で、夕日を見ていたら近づいてきたマガモのつがい(記事はこちら)にしても、先導していたのは雌の方だったので、雌の方が度胸があり、食料を獲得しようという行動意欲にあふれているのでしょうか。

 今夜受け取ったBooking.comの予約確認メールには、「Booking.comを友達に紹介すると、あなたも友達も15€の特典を受け取れます。」という案内と、紹介リンクも、記載されていました。

 有効期限は今のところ未定で、10人以内の家族や友人が、もしそのリンクを通じて、Booking.comで予約をし、宿泊をすれば、その後3か月以内に、紹介者および宿の利用者が、登録したクレジットカードに、15€を受け取ることができるという案内です。携帯電話場では、ツイッターやWhatsApp、メッセンジャーやフェイスブックでまで、すぐにそのリンクを共有できるようになっていたのですが、同サイトで15€の返金を受けるには、その返金を受けるためにクレジットカード番号を登録する必要があり、それに抵抗のある方もいることでしょう。また、イタリアでは同サイトは、他のサイトに比べて、宿泊施設に対する利用者の感想などの情報が多いため、利用する人が多いのですが、旅慣れない方が利用して、宿泊施設自体が実際にきちんと存在して、サービスがきちんとしているかなどを、複数のサイトで確認しておかないと、実際に宿泊した宿が、紹介されていたものとは違うと落胆され、詐欺だと憤られる日本の方もいるようです。

 というわけで、わたしは、そういう場合までの責任は持ちかねることもあり、実際に面識のある友人・知人、あるいはかつての同僚や教え子である場合、あるいは、3回以上コメントやメールのやりとりがあるブログやSNSのお友達であり、かつ、すでに旅行でBooking.comを利用したことが何度かあり、安心して使用できるサイトだと自ら判断されていて、自己責任でこの15€返金リンクを利用したいと希望される方がいれば、このリンクをお教えしたいと思います。万一ご希望の方がいらっしゃいましたら、SNSの個別メッセージ、ブログの鍵コメント、もしくは、メールをご存じの方は、メールで、ご希望の旨をお知らせください。

 この友達紹介リンクの知らせは、メールにはイタリア語で、携帯電話には日本語で来ていますので、どちらの言語でも利用が可能なはずです。

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Coppia di un germano reale maschio e un'anatra domestica femmina?

Sembra troppo diversa dal germano reale femmina che
abbiamo visto da vicino a marzo a Monte del Lago.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by hillfigure at 2018-06-14 12:16
こんにちは〜!

今やネットで何でも手続きができるし色々な特典や割引がありますよね〜。
もちろんリサーチも大事だけど、間違いのない割引を利用しない手はないですものネ(●´艸`)!
メールにはイタリア語で、携帯電話には日本語でお知らせがくるなんて
その辺りのサービス体制も抜かりがないあたりもすごい!!
差出人のない手紙のおかげでお得に旅行の予定がたてられて良かったですネ♪

マガモとアヒルさんのつがい、そういうこともあるのかな??
それとも白い鴨さんなのか本当に不思議な光景ですね(∩.∩)

ps.昨日の夜になって突然おとといのiphoneから送信したコメントが
 コメント履歴に反映されてました(ー△ー;)!!
  はてさて今日は無事コメント送信できるかしら??
Commented by ayayay0003 at 2018-06-14 13:16
なおこさん、Booking.comの予約サイトを初めて利用したのは、偶然にもミラノのホテルでした(^-^)
ツアーで、宿付きの旅をしてる私ですが、この時は、空港近くのホテル、父とスカラ座で鑑賞してから帰るには遠過ぎ、思い切ってドゥオモ付近に宿を別に取りました☆
添乗員さんに後で確認したら、その方が深夜にタクシーで帰るより安いし安全だと言ってもらい良い経験でした!
その次の年はロンドンで同じくBooking.comで予約☆
地図を確認しながら、駅からはどれくらいの距離、周りの施設等、知らない旅先では、ホテル周辺を実際にグーグルマップで確認も出来る時代、この予約サイトは非常に有り難いです(*^_^*)
そして、海外だけではなく、急なお出掛けの時などは、行きながら、タブレッなどでもトで予約も出来て、京都や小豆島
などでも実はこの予約サイト利用しました。
なおこさんも上手に利用されていて素晴らしいです♪
割引まで受けられたら、こんなに嬉しいことはないですね。
Commented by tawrajyennu at 2018-06-14 17:44
こんにちは♪
私も旅行の時には、Booking.comをはじめ、Hotels.comやagodaなど色々なホテル予約サイトで
値段を比較しながら予約しています。
今回、booking.comからは、同じようなお知らせが郵便ではありませんが、来ていました。
Hotels.comでは、一定期間内に10泊すると、次回予約の時に、10泊の平均値のホテルが一泊無料になる特典があり、一昨年イタリアに行った時には、それを利用しました。
上手に使うと便利ですね。
早めに予約しても、無料キャンセルできる期間があるというのも、ありがたいなと思います。
Commented by milletti_naoko at 2018-06-15 03:32
Cocoaさん、こんばんは。イタリア語のメールに、印刷しなくてすむように、
携帯電話にも、宿で見せられる予約確認書を送るというリンクがあったので、
送信をクリックしたら、携帯電話の言語は日本語だったからか、その予約確認書が
日本語だったんです。宿の案内はイタリア語と英語だったのですが、日本語は
分からないでしょうし、結局、予約確定メールは印刷しました。

鴨さんにしては、あまりにも白くて大きいのですが、ウィキペディアに、
アヒルは「マガモを原種とする家禽で、生物学的にはマガモと同種である」
とあって、驚きました。つまりアヒルさんだとしても、種を超えてのおつきあい
ではないわけですよね。
Commented by milletti_naoko at 2018-06-15 03:47
アリスさんも、利用されたことがあるんですね! わたしも宿を決めるときは、
時間に余裕があれば、イタリアで利用できる各種ホテル検索サイトで調べて、
決めた後で料金などの比較をするのですが、結局、情報量が一番多くて調べやすく、
予約の際の条件や料金がいいのは、Booking.comだという結論に達して、最近は、
お得意様向き特典も利用できるので、もっぱらこのサイトを使っています。
ただ、宿を決めたあとで、結局は宿自体のサイトから、あるいは宿に直接
電話をかけて予約することも時々あります。

夜間のタクシー利用や長い移動は、料金の問題だけではなく、危険や不便も伴いますので、
ミラノでいい宿が見つかってよかったですね。

わたしも、スマートフォンのおかげで、最近は旅行中でも次の宿が探せて、
助かっています。宿泊サイトは、宿から仲介料を取り、以前は、宿泊サイトより
安い料金では宿は部屋を貸せなかったのが、最近は貸せるようになったと、昨年、
ある宿泊施設の人から聞いた気がします。そのためか、昨年は、宿泊施設自体のサイトの方が
料金やサービスがいい場合にも、何度か遭遇しました。ただ、料金の変更や料金・サービスの内容自体を
いちいちサイトに載せたり更新したりしない宿もイタリアには多く、そのため、Booking.com
の方が、いちいち電話やメールで宿に確認しなくても、料金やサービス・施設の説明が詳細で、
便利だということも多々あり、昨年泊まったオルタ湖畔のホテルなどは、多少仲介料を払っても、
宿のいい宣伝になるし、宿泊決済・予約受付などをしてくれて、助かっていると言っていました。
Commented by milletti_naoko at 2018-06-15 03:52
タワラジェンヌさんも、各種ホテル検索サイトを、上手に利用して、
旅をされているんですね! Hotel.comは、わたしも以前よく使っていました。
なるほど、たくさん使用すると、各社ともいろいろな特典をお得意様に
用意しているんですね。興味深いです。
そうそう、無料でキャンセルできる期間があるというのも、ありがたいです。

Booking.comからの知らせが郵便ではなかったのは、イタリアから日本への
郵便料金は、約10年のうちに3、4倍になったので、オランダからの郵便でも
費用がかなりになるかもしれませんね。

by milletti_naoko | 2018-06-13 22:29 | Umbria | Comments(6)