イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

夏至の湖畔の夕空と猫、トラジメーノ湖

 夏至の今日は、やはり太陽に敬意を表して、湖に夕日を見送りに行こうと、今日は夫も私も午後7時半過ぎに帰宅し、夕食を手早く済ませて、8時にトラジメーノ湖へと向かいました。

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Tramonto & gatto al Lago Trasimeno, Sant'Arcangelo, Magione (PG) 21/6/2018 20:41

 訪ねたのは、今日も、湖の南東の岸辺にある村、サンタルカンジェロです。

 日曜に桟橋から夕日を見送ったとき、数百メートル離れた岸辺近くに、他の鳥たちを終始威嚇している白鳥がいたので、夫はそれを見て、あの辺りに巣があるに違いないと言っていました。今夜は、8時半、日の入りの約20分前に到着して、まずは、その白鳥がいた辺りの様子を見に行ったのですが、白鳥の姿が見当たらないので、桟橋へと引き返しました。

 サンタルカンジェロの岸辺には、野良猫たちが安心して過ごせる小屋がいくつかあり、健康と栄養を考慮して準備された餌を、猫たちがもらって食べられるようになっているので、猫がたくさんいます。

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20:43

 青空に金色に輝いていた太陽が、地平線近くの雲の層の中に入り、雲と空を茜色に染め上げ、湖面に赤い光を投げかけました。

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20:53

 日が沈むにつれて、雲と空の色が深くなります。上空の雲が、顔と胴体を持つ生き物のように見えます。

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20:58

 後ろをふり返ると、南東の空では、雲がオレンジがかったピンクになり、その空が湖面に映っています。

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20:59

 夫が、嵐をもたらす雲だよというそのピンク色の雲の左手の空高くには、白い月が見えていました。

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21:01

 変わりゆく空の色が美しいであろう湖畔を、名残を惜しみながら去り、車に乗り込んだそのとき、かつて夫たちが属していた合唱団の指揮をしていた知人から、夫の聖名の祝日を祝う電話がかかってきました。

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21:10

 久しぶりの電話なので、長くなるだろうことが分かっていたので、わたしは車から降り、夫の合図ですぐに車に戻れるように、駐車場のある岸辺に立って、色が移り変わりゆく空や雲、湖を眺めました。

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Lago Trasimeno & Isola Polvese, San Feliciano, Magione (PG) 21:24

 電話のあとは、トラジメーノ湖の東岸にあるサン・フェリチャーノで、ジェラートを食べました。駐車場に着いたときの、北西の空の色がきれいでした。

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21:25

 サン・フェリチャーノにも、岸辺に猫がたくさんいます。

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21:42

 ジェラートを食べて岸辺に戻ると、日の入りから50分近く経ったというのに、まだ北西の空が明るいので、驚きました。南の空はきれいな藍色で、その高みにかかる月が、ジェラートを食べていたとき、建物の上に黄色く見えていました。

 一年で昼が最も長い日の夕焼けと夜を、こうして楽しみ、夫の聖名の祝日でもある夏至の日を、ジェラートを食べて祝うことができて、うれしかったです。

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Tramonto & gatti al Lago Trasimenonel giorno del solstizio d'estate.

Sant'Arcangelo & San Feliciano, Magione (PG) 21/6/2018
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2018-06-21 23:28 | Umbria