2018年 06月 21日
夏至の湖畔の夕空と猫、トラジメーノ湖

訪ねたのは、今日も、湖の南東の岸辺にある村、サンタルカンジェロです。
日曜に桟橋から夕日を見送ったとき、数百メートル離れた岸辺近くに、他の鳥たちを終始威嚇している白鳥がいたので、夫はそれを見て、あの辺りに巣があるに違いないと言っていました。今夜は、8時半、日の入りの約20分前に到着して、まずは、その白鳥がいた辺りの様子を見に行ったのですが、白鳥の姿が見当たらないので、桟橋へと引き返しました。
サンタルカンジェロの岸辺には、野良猫たちが安心して過ごせる小屋がいくつかあり、健康と栄養を考慮して準備された餌を、猫たちがもらって食べられるようになっているので、猫がたくさんいます。

青空に金色に輝いていた太陽が、地平線近くの雲の層の中に入り、雲と空を茜色に染め上げ、湖面に赤い光を投げかけました。

日が沈むにつれて、雲と空の色が深くなります。上空の雲が、顔と胴体を持つ生き物のように見えます。

後ろをふり返ると、南東の空では、雲がオレンジがかったピンクになり、その空が湖面に映っています。

夫が、嵐をもたらす雲だよというそのピンク色の雲の左手の空高くには、白い月が見えていました。

変わりゆく空の色が美しいであろう湖畔を、名残を惜しみながら去り、車に乗り込んだそのとき、かつて夫たちが属していた合唱団の指揮をしていた知人から、夫の聖名の祝日を祝う電話がかかってきました。

久しぶりの電話なので、長くなるだろうことが分かっていたので、わたしは車から降り、夫の合図ですぐに車に戻れるように、駐車場のある岸辺に立って、色が移り変わりゆく空や雲、湖を眺めました。

電話のあとは、トラジメーノ湖の東岸にあるサン・フェリチャーノで、ジェラートを食べました。駐車場に着いたときの、北西の空の色がきれいでした。

サン・フェリチャーノにも、岸辺に猫がたくさんいます。

ジェラートを食べて岸辺に戻ると、日の入りから50分近く経ったというのに、まだ北西の空が明るいので、驚きました。南の空はきれいな藍色で、その高みにかかる月が、ジェラートを食べていたとき、建物の上に黄色く見えていました。
一年で昼が最も長い日の夕焼けと夜を、こうして楽しみ、夫の聖名の祝日でもある夏至の日を、ジェラートを食べて祝うことができて、うれしかったです。
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Tramonto & gatti al Lago Trasimenonel giorno del solstizio d'estate.
Sant'Arcangelo & San Feliciano, Magione (PG) 21/6/2018
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楽しく拝見しました。
ネコちゃんたちの 思い思いのポーズも
楽しいですね。
わたしも夏至が来ると
ああ これからは 又日が短くなってしまうのだなあと
寂しい気持ちになるのですよ。
昼間大好き 夜が苦手なものですから。
黄金の光に包まれた猫、赤い夕日、湖畔の夕空、オレンジがかったピンクの雲、藍色の空へと
夕景から夜へと空や湖の色の移り変わる様子が
どのお写真もそれぞれに色あいが美しく素敵な光景ですね〜!!
聖名の祝日ということもあって
なおこさんが変わりゆく美しい湖畔の日の入りを十分に楽しめるように
神様が取り計らってくれたのかもしれませんヨンd(゚ー^*) !
野良猫たちが安心して過ごせる小屋があるなんて外猫さんたちも幸せだにゃ〜♪
美しい夕焼け空を見ながら
なんだかジェラートが食べたくなっちゃいましtan٩(๑>∀<๑)۶
また移動してのサン・フェリチャ―ノからの夕焼けも素晴らしいです♡
どちらにも、猫ちゃんがいて安心して暮らせる環境があるって良いですね~(*^_^*)
トラジメーノ湖畔で猫ちゃんが暮らすって絵になりますよ☆
一番最後のお写真、もう10時近くなのに明るいですね~
夏至のひとときを十分に楽しみましたね~♫
家でも昨日は、夏至だよね~という会話が有り、なおこさんの御主人が明日から日が短くなるのが残念!と言ってる事をふと思い出したのでありました(^-^)
夕日が美しく、猫がかわいらしかったです♪