2018年 07月 13日
ラベンダーケーキ焼きました

ラベンダーのクッキーをまた作るぞと、夫がミジャーナのラベンダーの花を摘んで帰ってきたのは、数日前なのですが、おとといは夕食にピザを食べに出かけて遅く帰り、昨晩も夫はミジャーナからの帰りが遅く、クッキーを作る余力はなさそうです。
ウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロを焼こうと思いつつ、「ふくらし粉がないから」、「夫がクッキーを作るなら、クッキーを食べ終えてから」と先延ばしにしていたわたしは、そこで今日夫に、夫が摘んだラベンダーの花で、ケーキを焼こうと思うのだけれどと提案しました。

夫がクッキー作りの参考にした本には、残念ながら、ラベンダーの花を使ったケーキのレシピはありません。トルコロの材料は、卵三つ、砂糖ヨーグルトカップ2杯(1杯125ml)、小麦粉ヨーグルトカップ4杯、オリーブオイルと牛乳を共にヨーグルトカップ1/2、レモン1/2個、ふくらし粉小袋一つです。
最初は、レモンは使わずに、材料にラベンダーの花を加えて作ろうと考えていたのですが、ラベンダークッキーのレシピにバターがあるのを見て、オリーブオイルよりも、バターとの方が相性がいいかもしれないと思い始めました。インターネットでレシピを検索すると、トルコロに近い大きさのラベンダーケーキの作り方が二つ見つかり、どちらも、小麦粉280g、バター180gを材料としています。試しに重さを計ると、ヨーグルト1杯分の小麦粉は75gで、ということは、280gの小麦粉はヨーグルトカップ4杯弱です。それにしては、バターの量がひどく多いなとは思ったのですが、二つのレシピにそうあるのを見て、結局はレシピに従い、バターを溶かして、食卓用大さじ2.5杯分のラベンダーの花を、溶けたまだ熱いバターに浸けておきました。レシピには10〜15分浸けておくとあるのですが、待つ間に、卵四つと黒砂糖180gを、混ぜ合わせていたら、すでに15分以上経っていました。

砂糖は一方のレシピには120g、もう一方には180gとありました。トルコロの砂糖の分量であるヨーグルト2杯分の重さを計ると、ちょうど180gです。それに、砂糖120gとあるレシピでは、材料にさらにリンゴを二つ使っていて、おそらくは、リンゴが入っている分、砂糖の量を減らしたのだろうと思われます。そこで、砂糖は180g使いました。卵はトルコロのレシピでは三つなのですが、二つのレシピ共に4個とあるので、今回は卵を四つ使いました。
さて、小麦粉とふくらし粉を、混ぜ合わせ終わった卵と砂糖を入れたボウルに加えようとして、レシピを確認していて、自分のうっかりに気づきました。参考にした二つのレシピでは、食用大さじ3杯のラベンダーの花を使っています。夫が摘んだラベンダーの花の量が、ちょうど食卓用大さじ2.5杯分だったので、わたしは花をすべて溶けたバターの中に入れてしまっていたのですが、今よくレシピを見ると、バターに浸すのはそのうち2杯分の花だけで、1杯分は、卵と砂糖を混ぜ終えて、小麦粉・ふくらし粉を加えるときに、付け足すと書かれています。幸い、できたケーキに添えようと、一輪分だけはラベンダーの花を残していたので、その花を、小麦粉・ふくらし粉に続いて、卵と砂糖に加え、さらに混ぜ合わせました。加える牛乳の量は、二つのレシピで、食卓用大さじ2杯と3杯に分かれています。生地に流動性があるのを見て、ライスミルクを大さじ2杯分加えました。
そうこうしている間に、バターは冷めていました。二つのレシピでは、バターに浸けていたラベンダーの花は、取り除いて使わないとしてあるのですが、夫が作ったクッキーでは、中に入っていたラベンダーも、いい香りと味を与えていたので、わたしは、バターに浸けていたラベンダーも、生地といっしょに混ぜ合わせて焼くことに決めました。あらかじめバターを塗り、小麦粉をふりかけ、冷蔵庫に入れていた型を取り出し、その中に生地を入れ、「オーブンで180度で40分焼く」と、二つのレシピにはあるのですが、最近、うちのオーブンは表示温度よりも実際の温度が高いようで、ケーキは、30分後には、きれいに焼けていました。そして、串で刺しても、何もついてこなかったので、オーブンの外に出しました。
わたしが使ったバターの量を知って、夫は多すぎると驚き、不満そうでした。わたしも、バター180gは、トルコロに使うオリーブオイルの量の3・4倍に相応することもあり、多すぎるとは思っていたのですが、初めてなので、まずはレシピの分量に従って作ってみたのです。もっとバターが少なくても、おそらくはおいしくできるのでしょうが、こうしてできあがったケーキは、若干甘すぎるかなという気もするのですが、ラベンダーの香りと風味たっぷりで、とてもおいしいです。甘くなったのは、牛乳の代わりに、ライスミルクを使ったためだと思います。
あまりおいしいので、ダイエットをしなければと、つくづく思っているというのに、つい夜に二切れも食べてしまったのでありました。
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Ieri ho fatto la torta ai fiori di lavanda.
Buona e profumata :-)
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Riferimenti web / 参照リンク
- On the clouds - Torta alla lavanda e limone e storia dalla provenza
- leitv.it - Torta alla lavanda, la ricetta dolce e profumata


手順は、分かりやすくて、作りたくなります~♫
ラベンダ―のケーキ、そんなには売ってないと思いますので、やはり自分で作らないと食べられないと思います♪
砂糖の量は、私も以前はレシピからうんと減らして作ってましたが、そうするとアッサリしていて食べやすく、多量に食べてしまうという欠点や、膨れるケーキだと、量を減らすと膨らまなかったりと、やはりレシピはレシピ通り作らないといろいろと不具合が起きますネ!
美味しそうなラベンダ―ケーキ、私も作ろうかな?と思いました(*^_^*)
おそらくオリーブオイルの方がヘルシーなんでしょうけど
風味と満足感を考えてもお菓子作りの王道はバターにありますから、
バターをたっぷり使った焼き菓子は絶対に美味しいはずです〜♪
黒砂糖も白砂糖より風味もコクもあるしきっと
なおこさんがついつい2切れ食べちゃったのも頷ける美味しさだったのだと想像できます!!
私でもきっと1切れではおさまらずに2切れ3切れ食べちゃったと思いますヨン(ノ≧ڡ≦)
前回の旦那様作のラベンダークッキーも美味しそうでしたが、なおこさん作のラベンダーケーキもとっても美味しそうです!
ラベンダーのいい香りがこちらまで漂ってきそう😊
焼き立てをオーブンから出す時の香りも最高でしょうね!
作り方や材料の詳細が書かれているのでありがたいです。
でも肝心な、いいラベンダーがないのですが😂いつかクッキーもケーキもトライしてみたいです💖
少し甘いと感じたのは、きっとライスミルクが甘いためだと思います。バターが多いかなと思いつつ、減らしたらふくらむのかなという不安も、コメントを拝見しながら、感じています。
ような気がわたしはします。ウンブリアはオリーブオイルの名産地なので、
ケーキも基本的にはバターではなくオリーブオイルを使うのですが、
熱して溶かすバターに浸しておく方が、常温のままのオリーブオイルよりも
ラベンダーの風味と味がしそうに思って、今回はバターで作りました。
白砂糖は、花粉症対策の一環としてできるだけ取らないようにして、うちでは
すべての料理に黒砂糖を使って代用しています。
ラベンダーの香りたっぷりでうれしかったです♪
味のおいしいケーキだったのですが、今日昨日と日数が経つと、生地の中に
入っているラベンダーの香りや風味が、さらに生地全体に行きわたったようで、
さらに一段dとラベンダーの香りがして、驚いています。
わたしはラベンダーが好きなのでいいのですが、人によっては強すぎると
感じられる方もいるかもしれないので、大さじ1杯の花を生地に混ぜ合わせる分
の他に、バターに浸けておいて、最後に取り除くことになっていたラベンダーは、
好みによっては、取り除いた方が、ラベンダーラベンダーしすぎていなくて、
いいかもしれません。材料も手順も、いろいろ検討していきたいと考えて、その参考に
手順と分量をいろいろ書いてみました。皆さんのお好みに合わせて、
またぜひ作ってみてください。夫が作ったクッキーもとてもおいしかったです♪