2018年 09月 07日
山越えてアドリア海にお迎えに
家具職人の町、そして、トリュフの名産地でもあるチッタ・ディ・カステッロ(Citta di Castello)の辺りまで来ると、イタリア半島を南北に縦断するアッペンニーニ山脈が、前方に見えてきます。右手前に広がっているのは、チッタ・ディ・カステッロ周辺で栽培が盛んなタバコの畑です。
最近は、雨の予報が出ながらも、空が曇り、雷こそ鳴るものの、ペルージャの我が家にも、ミジャーナにも雨が降らない日が続いたのですが、この写真の奥に見える山の上では、雨が降っていたようです。
昨晩、わたしたちはリミニの友人宅に泊まりました。無料高速道路、E45をまっすぐ北上するのが近道なのですが、夫は遠回りで時間がかかっても、アッペンニーニの山を越えて、アドリア海岸に向かうのが好きです。昨日も、車で山を越え、途中でこのプレサリーノの滝に立ち寄りました。冬や春先には、勢いよく流れる大きな滝に、長い間雨が降らないために、わずかしか水がありません。
リミニの市街地を過ぎて、まもなく友人たちの家に着こうという頃、夕日があかあかと輝くのが見えました。
今朝は、友人と浜辺のバールで朝食を食べたあと、砂浜を裸足で歩いて、友人宅へと戻りました。太陽に海がきらめいて、きれいです。
イタリアでは、9月10日過ぎまで、学校が休みの州が多く、日中はまだ暑いので、平日の午前中にも、海水浴客がまだたくさんいました。
リミニの友人たちにあいさつをして、車で義父母のいるリッチョーネのホテルに向かいました。元気そうな義父母にあいさつしたあと、今度はリッチョーネの砂浜を、夫と二人でしばらく歩きました。友人たちと歩いたイジェア・マリーナの海岸に比べて、かなり波が高かったのは、消波ブロックがないからかもしれませんし、かなり強い風が吹いていたためかもしれません。
リッチョーネにも、海水浴客がたくさんいました。義父母が滞在していたホテルでは、昼食が午後1時からで、皆でいっしょにホテルで昼食を食べてから、ペルージャに戻ることになっていました。
それで、食事の時間まで、ホテル近くの砂浜を歩いたのですが、途中でリッチョーネの温泉(terme)の建物と庭が見えて、夫が庭を見てみようかと言うので、敷地内の庭を訪ねました。
庭の池に、スイレン(ninfea)の花が咲いていたので、うれしかったです。
義父母と共に、昼食を食べたあと、ペルージャに戻りました。途中で雨が降り始め、かなり降っているところもあったのですが、ウンブリア州に入る手前から、空が晴れてきました。午後5時前に着いた我が家では、まったく雨が降った気配がなかったのですが、幸いその後、雷が鳴り始め、久しぶりに雨もかなり降りました。鉢植えは別として、明日は庭や畑の水やりをせずとも済むのが、ありがたいです。義父母は、久しぶりに我が家に戻れたことを、とても喜んでいる様子でした。
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Giovedì molte nuvole sugli Appennini,
ma poca acqua nella Cascata del Presalino.
Ieri finalmente è piovuto anche a Perugia.
Bella una passeggiata lungo la spiaggia dell'Adriatico.
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お迎えをかねて、リミ二の友人宅へ泊まられるというのも素敵なことですね~(^_-)-☆
朝食がバ―ルというのもイタリアらしくて、いいなあ~♡
義父母さま滞在のホテルの睡蓮、まだまだ見頃で美しいですね~睡蓮は10月くらいまで高知では咲きますよ♪
アッペン二―二山の山越えの際の滝、ほんとに癒される自然ですね☆
そして、イタリアの海岸は、真夏でなくても人で賑わうのがこちらでは珍しく感じます~
日本は、お盆を過ぎるとほぼ人がいなくなります!(笑)
リッチョーネのいつものホテル。毎年こうして出かけるお気に入りの場所があるのは
いいなと思います。友人夫婦のうち、奥さんは木曜の晩夜勤だったので、木曜は
だんなさんと夕食を共にして、翌朝は夜勤のあと、少し休んだ奥さんと朝食・浜辺
での散歩を楽しみました。
今もまだ睡蓮が咲いているのかと驚いたのですが、高知ではそんなに遅くまで咲くんですね!
9月半ばを過ぎ、学校が始まり、朝晩寒くなり始めると、イタリアでも海岸の人が
少なくなるのですが、平日でも、まだまだ日中人が大勢いました。顔が映るほどの
近い位置に他の人が入らないように、通り過ぎるのを待ってから撮影しました。