ぜんまいを日々巻き愛を持ち続けよう、結婚式説教のことば

　昨日は、夫の遠い親戚の結婚式と披露宴に参加しました。教会で結婚式を執り行った教区司祭が、新郎新婦を二人が幼い頃からよく知っているために、説教がかなり長かったのですが、いろいろと語った中で、次の言葉が印象に残りました。

　最近は、結婚したと思ったら、すぐに別居したり、離婚したりということが少なくないけれども、結婚するときは、だれもがそんなことは思いもしません。夫婦間の愛情は、電池式の時計のように、電池が切れてしまえば、それでおしまいではいけないのであって、一昔前の時計のように、時計が動き続けるように、毎晩しっかりと巻いてやらなければいけないんですよ。

　また、これはよく耳にする言葉ではありますが、「それまで生きてきた育ちや環境、性格などが違うのだから、けんかすることはあるだろうけれども、毎晩、眠りにつく前には、必ず仲直りをしてから眠るように。」とも言っていました。聞くと、そのとおりだなと思うのに、まれにですが、けんかしたまま眠りにつくことがあるので、これからはお互いに気をつけようと思いました。

Villa Torranca, Località Torranca, Pianello, Perugia (PG) 8/9/2018
　プライバシーのために、結婚式や披露宴の写真は割愛しますが、眺めもよく、雰囲気もとてもすてきだった披露宴会場の写真を添えておきます。写真右手の屋根の上にいる猫たちと、昨夜は時々出くわしたのですが、なでてほしいと自ら近寄ってきたりして、とてもかわいらしかったです。



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L'amore va caricato ogni giorno come un orologio a molla,
non deve essere come un orologio a pila che non funziona
quando si esaurisce la pila.
Dalle parole di don Ignazio durante il matrimonio di sabato.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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