イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

前夜もグッビオで天使の洞窟、郷土料理レストラン

 昨日、9月29日土曜日は、朝夫が、大天使ミカエルの祝祭日なので、ゆかりの場所を訪ねたいと言ったので、わたしの提案で、ラッツィオ州リエーティ県の聖ミケーレの洞窟を訪ねたのですが、偶然か、それとも必然か、わたしたちはその前日、つまり9月28日金曜日にも、グッビオで、奇しくも「天使の洞窟」という名のレストランで夕食を食べていました。

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Gubbio (PG) 28/9/2018

 店名は、Ristorante Grotta dell'Angeloです。席に着いたとき、テーブルにすでに置かれていたこの皿に、かわいらしい絵が描かれていたので、つい見入ってしまいました。皿の下には、店名が大きな文字で書かれています。天使(angelo)の洞窟(grotta)という店名だからでしょう、右上に、宙に浮かんでラッパを吹く天使が描かれています。階段の上と下を歩く人たちが、両手を前に出しているのは、いったい何をしているのだろうと夫が言うので、二人でしばらく考えました。踊っているのでしょうか、それとも、手を打っているのでしょうか。

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 おとといの晩は、わたしも夫も肉料理と野菜のつけ合わせを食べました。目抜き通りからは離れた、ひっそりとした通りにある店なのですが、ホテルでもあるために、店内には、外国人客をはじめ、多くの客がいました。

 肉料理には、夫は豚レバーを焼いたもの、わたしは牛肉のタッリャータを注文しました。夫はふだんは、長い旅行中や友人たちといっしょなど特別な機会を除いては、ピザが食べられない店で食べようと言い出すことがまずないのですが、この日は店頭のメニューに、豚レバーがあるのを見て、「日頃食べられる機会がめったにないから」と、夕食を外で食べようかと言い出したのです。まだ午後7時頃で、ペルージャ・グッビオ間は車で1時間かからないため、うちに帰ってから簡単に料理をすれば、それほど遅くならないうちに、食べられる時間帯であったにも関わらずです。期待していた肉料理がおいしかったと、夫は満足そうでした。

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 たそがれの空の下、店頭に明かりがともり、ツタが紅葉し始めていて、周囲の中世の町並みも、借景に取り込んでの外観に、趣がありました。店内も落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事を楽しむことができて、よかったです。

 グッビオの中心街には、目抜き通りがいくつかあり、小路が縦横に張り巡らされているため、町の中をある場所からある場所に移動する際に、いくつもの行き方があります。中世祭りの次の会場へと移動していたとき、夫が、「あれ、この通りはまだ通ったことがないんじゃないかな。」と言って、通った道に、たまたまあったのがこのレストランでした。店構えもすてきですし、夫は、以前から、大天使ミカエルには特別な思い入れがあるため、メニューに豚レバーを見つけて、ここで食べようと言い出したのでしょう。

 偶然か必然か、金曜は夫が、グッビオの「天使の洞窟」レストランで食事をしようと言い、土曜は、わたしがリエーティ県の聖ミケーレの洞窟を尋ねようと提案して、二日続けて、天使の洞窟を訪ねることになったのでありました。

Hotel Ristorante Grotta dell'Angelo
Via Gioia, 47 - 06024 Gubbio (PG)
Tel. Fax : +39 075 9271747, +39 075 9274749
Email : info@grottadellangelo.it
Sito : Hotel Ristornte Grotta dell'Angelo - HOME

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Per caso o per provvidenza?
Abbiamo visitato anche venerdì la Grotta dell'Angelo a Gubbio
la notte prima della visita della Grotta di San Michele in Sabina.
E' il nome del ristorante eugubino dove abbiamo cenato!
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関連記事へのリンク / Link all'articolo correlato
- 大天使ミカエルの洞窟へ聖ミケーレの日に、イタリア ラッツィオ / Grotta di San Michele, Monte San Giovanni in Sabina (RI) (29/9/2018)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by hillfigure at 2018-10-01 10:26
こんにちは〜!
ブログ記事の楽しい展開を予感させる可愛い絵皿ですね( ღ'ᴗ'ღ )♪
きっと先に「天使の洞窟」という名のレストランでのお食事には天使がついていて、
洞窟内の閲覧を可能にした偶然の出会いを導いてくれたのではないかしら?
絵皿の中の両手を前に出して歩いている人々は
神様に捧げる目に見えない立派な貢物(信仰心かも?)を掲げているのかも?
見るからに美味しそうなお肉料理ですね〜(ノ≧ڡ≦)
夫さんは大天使ミカエルには特別な思い入れをお持ちということだから、
この風情ある路地へ入り込んだところから
すでに大天使ミカエルのお導きだったのですねヾ(。╹◡╹。)^ノ゙
Commented by nonkonogoro at 2018-10-01 16:19
レストランのお皿の絵
可愛いですね~(^^)/
両手を合わせて お祈りしてるのかなあ。
でもお祈りだと 手の先は上を向きますよね。
カトリックでは 両手を合わせるのですね。
私が昔通っていたプロテスタントの教会では
指を組んでいました。

今でも 苦しい時の神頼みをするときは
指を組んでいます。(笑)
Commented by milletti_naoko at 2018-10-01 20:52
Cocoaさん、こんにちは♪
おっしゃるとおり、このレストランを訪ねたときから、
天使のお導きがあったのかもしれませんね。イタリアの宗教行事
では、クリスマスも復活祭も、祝いやミサが前夜から行われる
ことも少なくありませんし。わたしは夫は名前に魅かれたのかなと
思ったのですが、夫は純粋におなかがすいていて、豚レバーが
食べたかったようです。
Commented by milletti_naoko at 2018-10-01 20:54
nonさん、お皿の絵、かわいいですよね。
天使だからと、天使を主体に持ってくるのではなく、
何だか大きな物語の一場面の一部に、天使がいるというのも
おもしろいです。ラッパを吹く天使、何かを言おうと
しているのか、皆の祈りに音楽を添えているのか?

カトリック教会でも指を組んで祈る人を多く見かけますよ。
by milletti_naoko | 2018-09-30 22:30 | Umbria | Comments(4)