イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

読書の秋、食欲と睡眠と画面

 読書の秋、さあ、何か本を読もうと考えました。近頃、手に取る本と言えば、日本語の問題集や参考書、繰り返し読むべきと推奨されて、寝る前に少しずつ読んで、読書が3、4度目になっていたディーパクの本であることが多かったので、何か夢中になって読める小説がいいなと思いました。

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 日の目を見ぬまま、本棚に眠っていた本の中には、購入したこと自体を忘れていたものも数冊あって驚いたのですが、昨晩読もうと考えたのは、ディーパク・チョープラの『What Are You Hungry For?』でした。

 今週の土曜日、日本でお世話になったアメリカ人の先生と日本人の奥さまが、イタリアにいらっしゃるので、久しぶりにお会いすることになっているため、日本語はもちろん、必要に駆られれば、英語でもそつなく話ができるように下準備をしておくには、英語の本を読んだ方がよかろうと考えたからです。

 このディーパクの本は、体だけではなく心や精神も軽やかにあることを目標としていたかつての瞑想講座で、勧められていたので、購入したものです。その瞑想講座では、わたしたちが、甘いものに手を伸ばしたり、むやみに何か食べたくなったりするとき、本当にほしいのは甘いものや食べることではなく、他の欲求を満たすために、代替手段として行っている場合が多いので、自分たちが本当に望んでいるものは何かを突きつめて考える必要があると言っていたように、ぼんやりと覚えています。

 昨晩、本の前書きを読み始めて、実はディーパクも昔は体重がありすぎて困っていて、あるとき、すでに知っていたのに動員できずにいた医学的知識を十分に活用して、より健康的な生活を送り、かつ減量もしようと試みたのだと知りました。そうして、実際にディーパクの減量に役立ったらしい生活改善条項の中に、意外なことも書かれていたので驚きました。白砂糖や精白された炭水化物を排除し、赤身肉を避けて、野菜を多く摂り、肉は鶏肉や魚を中心に摂取するという方針は、わたしも予想していたのですが、中に、「十分な睡眠を取る」ことも含まれていたからです。そうして、満腹や空腹を伝達するホルモンがきちんと機能するためには、十分な睡眠、休息を取ることが必要だと書かれていたので、これからはもっと早めに寝て、睡眠時間をきちんと確保したいと思いました。

 そうして、かつてフランス語の試験対策問題集にあった文章を思い出しました。その文章の中では、フランス人の睡眠時間が減少する傾向にあることが問題視されていて、その主な原因として「画面」、携帯電話やパソコン、テレビなどの画面を挙げていたのです。

 パソコンやインターネットは、仕事の上でもどうしても使わざるを得ず、ブログを書くにも欠かせないのですが、本当に読みたい、必要な情報だけに目を通しているか、記事を投稿し終えたら、パソコンから離れるかというと、そうではなく、時々つい、だらだらと必要もないのに、インターネットのページをあれこれと見ている時間もあるのです。テレビも、ニュースや映画、好きなドラマなど、見たいから見るのではなく、ついだらだらと見てしまう場合もあり、その「必要はないし、必要も望みも感じないのに、ただ何となくだらだら」は、つい甘いものがほしくなる、手が伸びることにも通じるような気がします。

 そういう、「つい画面の前にだらだら」を排除して、早寝早起きを心がけ、睡眠や読書の時間を確保し、また、だらだら食べ物に手が伸びてしまうことのないようにして、夏の間のアイスクリームや旅行中などの外食で、すっかり増えてしまった体重を、元に戻すべく頑張らなければと、ディーパクの本を読みながら考えたのでありました。

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 写真は、土曜にロッカアンティーカのトラットリーアで食べたプリモです。ディーパクは、アルコールもチーズも断ったのだそうですが、この日の昼食では、わたしは白ワインも飲みましたし、ラビオリにはチーズがいろいろ使われていました。

 花粉症の症状を悪化させないために、花粉が飛び始める可能性のある1月末から数か月の間は、白砂糖や揚げ物、アルコールや乳製品を避けるのですが、夏・秋はその心配もなく、休暇旅行もあって、つい油断して、食べ過ぎてしまいました。わたしは外食やお客のあるときでもなければ、アルコールは飲まず、日頃、乳製品は避けているのですが、夏は外食のたびに、アイスクリームも食べることが多かったように思います。

 ダイエットや減量が目的で買った本ではなく、また、そういうことばかりが書かれているのではないと思うのですが、この頃体重の増加が気になっていたので、この本を読み始めたことを機に、体重を元に戻すべく、まずは、早寝早起きと、だらだらインターネットサーフィンやだらだらテレビをやめることから、始めてみたいと考えました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by nonkonogoro at 2018-10-03 09:26
タブレットを持ってない時は
パソコンの前に座った時だけしか ネットをしなかったのに
寝室でタブレットを見るようになってからは
何気なく 時間つぶしに 見てしまうようになっていました。
先日 友人が毎回 タブレットの電源を落としているのを見て
私も真似するようになったら バッテリーもあまり減らなくなり 必要でないとタブレットも開かなくなりました。
スマホは持っていたので 外出先では見ないのですが
電車内では ほとんどの人がスマホに熱中していますよね。

睡眠は充分すぎるほど取っていますが
そうか これは減量に役立つのですねえ~(^^)/

原田マハさんの作品は 色々楽しんで読んでいます。
この作品は未読ですが~

Commented by ayayay0003 at 2018-10-03 15:48
なおこさん、睡眠をとることが、ダイエットにも良いとは驚きましたが、睡眠をとるのは、すべてのことに良いことなのだと改めて感じます(^^♪
夏季はアイスを、秋になると、何かとカロリーのある食事を好むようになり、体重は増加傾向になりますね!
健康のためにも睡眠もがんばってとりたいとなおこさんのブログを見て思いましたありがとうございます♪
Commented at 2018-10-03 18:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by milletti_naoko at 2018-10-04 00:21
nonさん、手軽に持ち運べて見られるからと、つい
画面から目を離せないという若干中毒のような状況も出てきて、
同じテーブルにいる人よりレストランで携帯電話の
画面を眺めている人を見かけることが少なくないような気がします。
原田マハさんの本をはじめ、日本語の本は、ブログのお友達の
記事でいいなと思って買うことが、少なくありません。
nonさんも、いろいろと読まれているんですね!
Commented by milletti_naoko at 2018-10-04 00:24
アリスさん、わたしもびっくりしました。
昨晩続きを読んで、やっぱり本は減量について語っていても、
ダイエットを説くのではなく、内に抱えている欲求や欲求不満のために、
食べ物や飲み物に手を伸ばしてしまうことがないようにしていこう
という方法を勧めているようだと分かり、読み続けるのが楽しみです。

秋はカロリーのあるもの、温かいものを体が欲するところ、ありますよね。
Commented by milletti_naoko at 2018-10-04 00:29
鍵コメントの方へ

ご質問の件については、基本的な規則は今も変わっていないようですが、
たとえばLPG自動車のように、基本から外れるような車もありますし、
イタリアでは法律やその施行が変わることも多いため、今は変わっていませんが、
いつ変わるか分からず、また、例外もあります。
by milletti_naoko | 2018-10-02 21:02 | Vivere | Trackback | Comments(6)