2018年 11月 02日
ペルージャの山は秋色 古城は真紅、テッツィオ山

今日は金曜日ですが、イタリアでは昨日が国民の休日だったので、夫の職場を始め、休みとなったところが少なくないようです。金曜は狩猟が禁じられているので、久しぶりに安心して、テッツィオ山を歩くことができました。

ミジャーナの山の家から南を見ると、遠くの山々が深い霧に覆われています。このランプをつるすまでには、いろいろあったのですが、家にも風景にもよく合っています。

空が曇って暗いので写真では分かりにくいのですが、オリーブ園の向こうに見える山の木々も、少しずつ紅葉が進んでいます。

砂利道を登っていくと、プロコーピオ城(Castello di Procopio)が見えてきます。壁のツタの紅葉が鮮やかです。この写真はズームで拡大して撮影したもので、実際には城は、砂利道からかなり離れた場所に建っています。

セイヨウマユミ(berretto del prete)の実が、きれいなピンク色をしています。熟して果皮が割れ、オレンジ色の種が見える実は、まだごくわずかです。

ブラックベリーの木も、鮮やかに赤い葉がきれいです。

このカエデ(acero)の木では、緑から黄色、オレンジ、そして紅色にと、葉が虹色をしていました。

ジュニパーの実は、緑の実が熟して黒くなるのは見慣れていて、まれに、茶色がかった実を見たこともあるのですが、こんなふうに赤い実は初めて見たように思います。

このところ雨の日が多かったため、木々も足元の地面や岩も濡れていて、歩きづらかったので、40分ほど登ってから、ミジャーナへと山を下りました。森を出て、見晴らしのいい急な斜面を下ると、紅葉した木々や、霧に覆われた遠くの山がきれいに見えました。

イヌバラの赤く熟した実も、森を彩っています。

出発から約1時間後に、ミジャーナのオリーブ園に戻りました。オリーブの木々の間にも、そして向こうにも、黄葉した木々があり、遠くにはアッペンニーニ山脈の山が霞んで見えて、絵のようでした。
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Colori d'autunno sul Monte Tezio, Perugia 2/11/2018
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本当に優しく静かな紅葉風景ですね。
こちらは まだ結構暖かいですが
紅葉はいつも通り始まっています。
オリーブの木が紅葉しないから、かえって周りの木の紅葉を引き立てて素敵ですね~(*^_^*)
オリーブの収穫は、殆どが終えられたのでしょうか?
我が家のオリーブは、実がたったⅠコですが残ってるのが嬉しかったです~(笑)
台風で木が倒れないか心配しましたがなんとか乗り越えたのでますます成長して欲しいと思います~♫
こちらも、山のほうは少しずつ色付いてきていますし、散歩に行くところの銀杏並木は黄葉していて、とても綺麗でした。。
見事な紅葉が見えるようになるのは、11月末くらいでしょうか・・・・
あっという間に冬がやってきそうです。

お宅のオリーブ、来年はさらに実がなることでしょう。