2018年 11月 14日
ぼちぼち再開フランス語学習、耳慣らしにBien-dire Initial
10月5日に、フランス語の歌を聞いて、フランス語の勉強を再開したいと思い、いろいろな学習教材を注文しました。10月15日から始まったディーパクのフランス語版瞑想講座を、フランス語で書かれた日々の教えの要約をノートに書き写し受講して、記憶の底に眠っていたフランス語の語彙や文法を掘り起こし、22日目の講座まで、すべて書写と受講を終えることができたのが、先週土曜日でした。
3日の学習空白期間を経て、今晩から、初級・中級向けのフランス語音声学習雑誌、『Bien-dire Initial』の勉強を始めました。『Bien-dire』は、アルクのヒアリングマラソンに似た、フランス語学習教材で、さまざまなレベル、内容のフランス語の音声教材が約60分収録されたCDと、録音されたフランス語をすべて書き写したスクリプトに、英語の対訳を添えたフランス語の語彙欄を添えた冊子が、購読をすると、2か月に1度届きます。
以前は、初級から上級まで、すべての学習者を対象にした『Bien-dire』一冊しかありませんでした。けれども、アルクの英語1000時間ヒアリングマラソンや、イタリア語音声学習雑誌の購読が、聴く力・話す力をつけることに、大いに役立ったと感じているわたしは、2013年1・2月号から2年間、『Bien-dire』をCDと共に、年間購読しました。
けれども、中学校から大学まで、長い間勉強して、語彙や文法も基礎が身についていた英語や、表記と発音がかなり一致しているイタリア語の場合には、音声学習雑誌を一通り聞いて、理解できることが多かったのですが、フランス語の場合は、そういうわけにはいきませんでした。入門書を2冊学習し終えて、ジュール・ヴェルヌの小説は数冊読み終えていても、語彙や文法の力がまだまだ足りない上に、フランス語は、表記と発音の乖離が甚だしいために、フランスでフランスの人とフランス語で話すときも、Bien-direのCDを聞くときも、何を言っているのか分からないことが、よくありました。
日本で出版される外国語の入門書についている音声CDは、単語や例文の発音があるばかりということが多いのですが、わたしは、学習初期から、それぞれの語彙の発音とともに、まとまった会話や文章全体の流れの中での、外国語のイントネーションや抑揚も身につける必要があると感じているため、そのためには、ある程度の長さがある会話や文章の音声を聞いて学べる、こういう音声学習雑誌が欠かせないと考えています。ただし、自分の実際の力よりも難しすぎる教材を聞いても、力もつかなければ、やる気もそがれてしまうので、聞き取りやディクテーションの難しさに、せっかくの教材を使いこなすことができませんでした。
昨年、初級・中級、A1-B1のフランス語学習者を対象とするBien-dire Initialが、新たに発行されることになったと知り、これならわたしでも、聴解力を身につけるのに大いに役立ちそうだと考えていました。そこでた、先月、フランス語の勉強を再開したいと考えたとき、4冊を割引価格で受講できるという案内メールを受け取っていたのを思い出して、受講を決意しました。本来の年間購読ならば、1年で6冊を学習するところなのですが、この4冊を8か月間しっかり勉強すれば、初級向けのフランス語の音声に慣れ、また、表記と発音がそれぞれどのようになっているかをしっかり学ぶことができるものと、期待しています。
今日はとりあえず、夕食後、夫がHappy Daysを見ている間、わたしは仕事・勉強部屋で、『Bien-dire Initial』のうち約50分を、目を閉じて、できるだけ集中しながら、聴いてみました。
主旨はだいたい分かることが多いように思ったのですが、そのあと、テレビで放映されたフランス映画、『Parigi a tutti i costi』を、イタリア語音声で見て、テレビのコマーシャルの間に、『Bien-dire Initial』のスクリプトをぱらぱらめくっていたら、内容を勘違いしていたものもありました。
今夜見た映画のフランス語の原題は、『Paris à tout prix』です。いつか原語でフランス映画を楽しめる日が来ることを夢見て、慌てず一休みしながら、ぼちぼち頑張っていくつもりでいます。
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Cammino di Santiago nella rivista, Bien-dire Initial
E' forse questa copertina che mi ha spinto di abbonare "Bien-dire Initial",
rivista bimensile con CD per gli apprendenti a livello elementare e intermedio
(A1-B1) di francese. Cinque anni fa ho provato con "Bien-dire", rivista di francese
per tutti i livelli (A1-C2) ma è risultata troppo difficile per me.
L'anno scorso hanno iniziato a pubblicare "Bien-dire Initial" forse perché c'erano/
ci sono molte persone come me.
Così ho ricominciato a studiare francese e penso di proseguire lo studio come
nel Cammino di Santiago, vale a dire, senza fretta ma con costanza.
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