2018年 11月 16日
ペルージャ発なおこの絵日記
視覚教材、絵や写真があれば、学習効果も意欲も向上するであろうに、発行するイタリア語学習メールマガジンには、文字情報しか載せられないため、そのメルマガの副教材的位置づけで、写真を効果的に使っていこうと考えていました。日本語の語彙では、カタカナ外来語より、漢字の熟語、漢語よりさらに大和言葉を好むわたしは、当時、あえて写真という言葉を避けて、「絵日記」という題を選びました。
その後、文を書くことや写真を撮ること、コメントを通じてなどの交流が楽しくなり、結果的に、メルマガの発行が滞り、ブログの方を毎日書くことを心がけるようになりました。
フォトブロガーとして、イタリア人ブロガーの中、唯一の外国人としてフィレンツェのドゥオーモに招待されたことをきっかけに、Fotoblog da Perugiaという副題を添え、その後、題名自体も時々変更し、昨日までのイタリア写真草子という題に落ち着きました。
絵ではなく写真を使っているし、単なる日記でもない。『枕草子』と清少納言の感性を愛するわたしは、そこで、響きは漢字でありながらも、平安のみやびを、わたしが感じられる、この名を選びました。
今、そこに再び「なおこの」と添えたのは、漢字だけで無機質で堅い印象に、ひらがなの柔らかさを添えるため、そして、以前のブログ名で検索をされる方が時々いるので、そういう方に、表紙デザインやブログ名は違っても、わたしのブログだと分かっていただくためです。
わたし自身が、以前交流があった方のブログを、当時のブログ名やプロフィール名で探すことが多いからです。
写真は、今週、霧と黄葉、夕焼けの眺めがきれいだと、ペルージャのうちの窓から撮影したものです。
なるほど、とても興味深いです。皆さんの愛情や思いが
たくさんつまったすてきな名前ですね。