2018年 11月 24日
新オイル・ハチミツ携え 城越えて 今夜はリミニに泊まります



dove si innamorano e persero vita
Paolo e Francesca
L'abbiamo visto dall'autostrada
mentre andavamo verso Rimini.
新オリーブオイルと蜂蜜を届けるというお話も
お伽の世界なのに、
その途中でダンテの『新曲』の舞台を通り過ぎるなんて、
素晴らし過ぎて眩暈がしそうです✨
『新曲』はその昔、半分だけ読みました。
今はすぐそばに高速道路が通っているんですね。
古典とモダンが綯い交ぜになったイタリア、
ため息が出るほど魅力的な国です。
新オリーブオイルとなおこさんちの蜂蜜を
お友達に届けたんですね。
さぞ喜ばれたことでしょう。
なおこさんのところも、蜜蜂を飼っているんですね。
我が家も数年前から日本蜜蜂を飼うようになりましたが、
ここ2年ほど我が家の辺りは全くと言っていいほど、蜜蜂がいなくなり、今年3年ぶりに来てくれたときは、嬉しかったです。
グラダーラ城というのは、ダンテの「神曲」地獄編の悲劇の舞台になった城なんですね。
そのすぐそばを通ったなんて、それだけで
貴重な体験のように思えます。
ハイジや赤毛のアン、大草原の小さな家などの舞台を、
興味深く拝見しているのですが、ダンテの『神曲』の舞台や
ロッシーニの生地を、ふらりと訪ねられる、通り過ぎられる
イタリアという土地の歴史と文化の豊かさを、コメントを拝読して、
改めて感じました。
『神曲』は、ペルージャ外国人大学のイタリア文学やダンテ講読の
授業で、いろいろな先生からかなり詳しく学ぶことができて、
興味深かったです。登場する歴史上の人物など、大学の授業では
先生が絵や写真をスライドで示しながら説明してくれたので、分かり
やすかったのですが、自分で読むとなると、字ばかりの文で訳注が
膨大で、確かに読むのが難しいと思います。わたしも百の歌の大半を
授業で習い、試験勉強をしたものの、全部を通して読んだことがないので、
うちに本もあることですし、かつてのノートでおさらいしながら、また
読んでみたいなと思いました。
友人たちがおいしいと喜んでくれました。お宅でも数年前から
ミツバチを飼われているんですね! 我が家のミツバチは、数年前に
古いワイン樽の中に住みついているのを夫が発見しました。その
樽の中には今もミツバチたちがいるものの、ハチミツを取ることが
できないのですが、この樽から養蜂箱へと移動したミツバチたちが、
さらに新しい女王蜂と別の養蜂箱に移動してと、現在では数箱の
養蜂箱があり、畑の隅に置かれた養蜂箱の周囲で、ミツバチたちが
元気に飛び回っています。
グラダーラ城は、わたしは2002年に、マルケの語学学校に通っていた頃、
学校からの小旅行で訪ねたことがあるのですが、夫はまだ行ったことが
ないそうです。いつか再訪して、詳しくご紹介できるといいのですが。
