2018年 11月 25日
ロッシーニ生まれた海辺のパノラマタワー、ペーザロ

昨日、マルケ州の海辺の町、ペーザロで中心街から海辺に向かうと、前方に高い塔があり、展望台が塔の周りをぐるぐる回りながら、上へ上へとのぼっていきます。

今調べてみると、塔は高さ75メートルで、大人一人9ユーロの料金を入って中に入ると、展望台が回転しながら、3分かけて上までのぼりつめ、3分間てっぺんで停まったあと、また3分間かけて下へと戻るのだそうです。

パノラマタワー(Torre Panoramica)は海辺にあり、ペーザロの中心街からも歩いてすぐの場所にあるので、こんなふうに約10分間、町や海の眺めを、高みから楽しめるようです。

アドリア海岸からは天気のいいときには対岸が見えることもあります。パノラマタワーの高みから、海や町を見渡せるのは魅力でしたが、昨日はひどく天気が悪かったので、のぼるのを見合わせました。

『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』などの作品で、日本でも知られる音楽家、ロッシーニ(1792-1868)は、この海辺の町、ペーザロの出身です。今年はちょうどロッシーニ没後150年にあたり、その記念として、さまざまな催しが企画されているようなのですが、このパノラマタワーもその一つです。
オンライン新聞の記事によると、パノラマタワーの運行開始は、11月18日日曜の午後6時とありますから、1週間前に始まったばかりです。来年の夏まで高みからの見晴らしが楽しめることとなっているようです。

ペーザロ中心街の目抜き通り、ドゥオーモのすぐ近くに、ロッシーニの生家・博物館、Casa Rossiniがあります。

わたしたちは、ロッシーニ博物館もドゥオーモも、ちょうど昼休みで閉まっている時間帯に町を訪ねたので、残念ながら今回は入れませんでしたが、いつか開いているときに、また訪ねてみたいと考えています。

昨日は土曜だったのですが、わたしたちが訪ねる予定だったリミニの友人たちが、一人は土曜の朝まで夜勤、もう一人は夕方まで家族の手伝いで大変だと聞いていたので、リミニに行く前に、マルケ州のペーザロに寄ることにしたのです。
正午過ぎから午後3時半までと、ちょうど教会や博物館などが閉まっているときに訪ねたのですが、それでも、緑のみごとな木が美しい公園を、散歩することができました。

公園の階段を上がって行くと、こんな趣のある風景が見えました。
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Torre Panoramica dedicata al 150esimo di Rossini
al mare nella sua città natale, Pesaro.
Saranno bellissimi i panorami da 75 metri di altezza,
quando il cielo sarà più sereno e mi piacerebbe provarci.
Pesaro (PU) 25/11/2018
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またその前のオブジェが素敵です
これは水面にあるのですよね?
一体どうやってこういうのを作るのかなと
こんなに重そうなのに
どうやって支えているのだろうとか
アレコレ想像してしまいます(笑)
ロッシーニのウィリアム・テルを
なんだか聞きたくなって
思わずYouTubeを開きました(*´∀`)♪
やっぱり素晴らしい〜〜
ぺーザロがロッシ―二生誕の地とは知らなかったです!
緑豊かな素晴らしいところですね~
展望台は、お天気の良い時に上った方が良いですよね~
博物館も、又の機会によろしくお願いします。
また見せて頂くの楽しみにしていますね(^_-)-☆
遊園地の乗り物みたいに見えます。
ロッシーニ
ウイリアム・テル
夫が大好きな曲です。
お料理関係にも彼の名前がつけられていますね。
多彩な方だったのでしょう。
今回は、日が暮れる前にリミニに着きたいから海は見なくてもいい
と夫がしぶる中、わたしがずんずん海に歩いていったため、
ゆっくり鑑賞する時間がなかったので、次回はまたじっくり見て、
調べて、ご報告できたらと思います。
皆さんのコメントを読んで、わたしもウィリアム・テルを聴きたくなりました♪
今回初めて知りました。小さな公園ですが、大木と建築物がうまく調和していて
すてきでした。パノラマタワーは来年夏までとのことなので、いつか
天気のいい日にのぼってみたいと思います。そのときは、ぜひ博物館も♪
他の人が載せた写真を見ると、夜も夜景が美しいようです。
だんなさまがウィリアム・テルの曲をそんなにお好きなんですね!
料理に名前がつけられているとは初めて知りました。