2018年 11月 26日
映画 『モネの睡蓮、水と光の魔法』、イタリアで28日まで3日間上映

前半は話の流れも説明もゆっくりだったのですが、特に後半は、モネを襲う悲劇の数々やフランスの第一次世界大戦参戦、ジヴェルニーの庭づくりや洪水などが、次々に当時の映像などと共に紹介され、引き込まれました。
パリのオランジュリー美術館で見た大作、『睡蓮』を、この映画を見たおかげで、はるかに深く理解することができたように思います。そして、次回は、より深い感動の心で鑑賞できるような気がします。

ジヴェルニーのモネの家と庭、睡蓮の池を、夫とわたしは、一昨年6月のノルマンディー旅行中に訪ねました。モネの家では案内書を購入したのに、まだ読んでいないので、モネが転居先としてジヴェルニーを選んだいきさつや、近隣の農家や村人との関係、睡蓮の池づくりのために、セーヌ川の水を引いた話などが、詳しく説明されていたので、興味深かったです。

背伸びをしてフランス語版の案内書を買ったばかりに、つい読むことを先延ばしにしてしまったように思いますので、写真も多いことですから、フランス語学習も兼ねて、少しずつ読み進めていきたいと考えています。

ここまでの写真は、すべて一昨年ジヴェルニーのモネの家と庭で撮影したものです。

映画には、やはりノルマンディー旅行中に訪ねたエトルタも登場しました。美しい風景や庭園の眺めも楽しみつつ、映画を鑑賞しました。夫は、映画がひどく重いという印象を持ったようですが、そういう苦難の中で描き上げた作品だと知って、モネの描いた数々の睡蓮の絵のすばらしさを、より理解することができたように思います。
映画の音声はすべてイタリア語で、英語などでのインタビューも、イタリア語に吹き替えてあります。3日間だけの上映ですので、イタリアにお住まいで興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
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Film, "Le Ninfee di Monet - un incantesimo di acqua e luce"
fino al 28 novembre al cinema
Bellissimi i paesaggi, i dipinti e il giardino di Monet,
le sue opere sembrano ancora più commoventi,
dopo aver visto il film e conosciuto le sofferenze dell'artista.
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やはり、夏季が良いお庭ですね(^_-)-☆
オランジュリー美術館の大作の睡蓮は、今も記憶に留まる素晴らしい作品だったと感じています♡
映画、良いですね~日本でも日本語吹き替えがあれば見たいのにと思います(^-^)
雨のおかげもあって花盛りでとてもきれいでした。ノルマンディーは
かなり北方にあり寒いので、日も長い夏の6月が花も咲いているし
比較的暖かいので、訪ねるのにいいかもしれません。
日本でもいつか放映される日が来ますように。
美しい庭には美しい女優さんがよく似合いますね。
なおこさんは睡蓮の花をご覧になったのですね!うらやましいです。
snowdropはリンゴの花の季節に訪ねました。
拙ブログのカテゴリー「ノルマンディの復活祭」の後半に
モネの2つの庭やエトルタが出てきます。
イタリア語だとninfeeになるんですね。
なおこさんならフランス語を二倍楽しめることでしょう。
ドキュメンタリー映画が制作され、毎年のように放映されているんですよ。
リンゴの花、きれいですよね。6月に訪ねたのは、シャルトルやモン・サン・
ミシェルにいっしょに行こうと友人から誘いがあって、わたしたちは1週間
先に出発したら幸いちょうど睡蓮が咲いている時期だったので、うれしかったです。
夏至近くは日がとても長い分、ノルマンディーではきっと冬が長く、その分、
春の訪れの祝いの意味もある復活祭は盛大に祝われそうですね。
イタリア語とフランス語では微妙にフランス語の方が発音の際に口が閉じて、
つづりが複雑なのですが、よく似た単語が多いので、知らない単語でも
何となく検討がつけられることがあって、おもしろいです。