なおこのイタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

乾杯と花火で祝う新しい年、イタリア

 2019年の訪れを、私たちが迎えた友人の家は、リミニ県北方の海沿いの町、ベッラーリアのマンションにあります。皆で料理などを持ち寄っての夕食のあと、真夜中が近づくと、全員がグラスを手に、ベランダに出ました。カウントダウン役の少年のゼロの合図で、スプマンテがグラスに注がれ、新年を祝って乾杯し、「新年おめでとう」と口々に言いながら、頬を寄せ合いました。

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Bellaria (RN) 1/1/2019 0:09

 新年の訪れと同時に、あちこちで祝いの花火が打ち上げられ、友人宅がマンションの最上階にあるおかげで、高みから花火の眺めを楽しむことができました。

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 午前零時になってすぐは、四方で花火が打ち上げられたため、夜空がしばらく煙に包まれるほどでしたが、しばらくすると、また暗闇が戻り、

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色とりどりの花火が、夜空に鮮やかに花を開いて、きれいでした。

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 友人宅のベランダからは、内陸部から海辺まで、かなり広い範囲を見渡すことができました。花火はあちこちで、それぞれに違う間隔を置いて打ち上げられましたし、たくさん花火が上がる方には、友人たち皆が集って、頭で花火が隠れてしまうので、撮影はなかなか大変でした。

 思いがけず、きれいな花火がたくさん見られてうれしかったのですが、このあとさらに驚いたことに、

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空に赤い光が現れ始めました。

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 赤い光は、空の高みへと上がったあと、ゆっくりと下方へ落ちていきます。

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 ザクの赤い瞳を思い起こさせる赤い光に、最初は驚いたのですが、海辺に住む友人たちが、この赤い光は海上の船が救助を呼ぶために打ち上げるものだと教えてくれました。使用期限があるために、使わないまま使用期限が近づいたものを、新年の祝いに使っているのだろうとのことです。

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 花火や赤い光が見えなくなったあとも、うっすらと霧のかかった夜景がきれいでした。路傍に並ぶ街灯がシャワーのように光を道路に投げかけています。午後3時頃まで、トランプやサイコロを使うゲームで遊び、片づけをしたあと、この光のシャワーに照らされた道路を通って、泊まる予定だった友人宅へと戻りました。就寝は朝の4時過ぎで、元旦の朝にこんなに遅くまで起きていたのは、初めてではないかと思います。

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 朝は9時過ぎまで眠り、朝食のあと、新春の海辺を夫や友人たちと散歩しました。

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 深夜3時過ぎに、海に近い友人宅に戻ったとき、海がひどく荒れていたようで、騒々しい波の音に驚いたのですが、その荒波に打ち寄せられたのでしょう、この日の朝は、砂浜が驚くほどたくさんの貝殻に覆われていました。

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 中に一つ、とてもきれいなピンクの貝殻があったので、新年の記念にと撮影し、大切にうちに持ち帰りました。

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 年越しの宴の間も、このあとの教会へのトレッキングのときも、なかなか皆がそろう機会がなく、記念写真を撮りそびれてしまいました。と言うわけで、影の写真とはなりましたが、皆さん、新年もよろしくお願い申し上げます。

 昨夜遅くにうちに帰ったばかりで、まだ片づけや留守の間にたまった家事・仕事に追われているのですが、12月31日、1月1日の記事に使った携帯電話の写真を、時間を見つけて、カメラで撮影したものと差し替えるつもりでいます。

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Fuochi d'artificio & passeggiata sul mare
,
capodanno con amici a Bellaria Igea Marina (RN) 1/1/2019
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by ムームー at 2019-01-04 17:22 x
なおこさん
皆さんとの新年のお祝いをされたのですねぇ
美しい花火とともに町並みまで感慨深い
ものがありますねぇ
海辺の美しさに多くの貝殻に魅せられています
こちらでの新年の迎え方と違い場面場面を
思い浮かべて素敵って思っています
こうしてなおこさんとお話をさせていただいて
そちらでの生活を垣間見るって素晴らしい~
ことですわ、ありがとうございます
Commented by milletti_naoko at 2019-01-04 23:11
ムームーさん、海辺は平地が続いているので、最上階からは
遠くまで夜景や花火が見えて、きれいでした♪ 青空の下の海も
ことさらに美しかったです。温かいコメントをありがとうございます♪
わたしも、ムームーさんのおかげで、日本の高校の古文の授業で
教えていた慣習や風習が、今も生きる自然の美しい京都や琵琶湖
などの風景を見ることができ、ご家族とお互いを思い合いつつ、
日々に喜びを見出される様子に、わたしもムームーさんのように
年を重ねられたらと、記事を楽しみにしています。
Commented by Makitalia at 2019-01-05 05:57 x
なおこさん、
あけまして おめでとうございます
今年も どうぞ よろしくお願いします
花火、綺麗に撮れていますね!
こちら、私の住むミランドラを含む、モデナ県内の町では、花火や爆竹を控えるようにと、無料新聞などでお願いがありました。
けが防止、犬や猫などのペットが怖がること、などが理由でした。
それでも、ボンボンと音が響いていたのですが、大晦日と元旦は、濃霧で、ほとんど観ることができませんでした。
あっ、元旦早々、ラヴェンナを訪れ、“Ravenna in Luce”観てきました~!素晴らしかったです♪
それでは、素敵な一年になりますように♪♪
Commented by milletti_naoko at 2019-01-06 18:06
まきさん、明けましておめでとうございます。
高見から見る花火がとてもきれいでした。
お住いの町でも霧が深かったんですね!
ラヴェンナのプロジェクトマッピングを見に行かれたんですね!
町も美しいし、今年もきっときれいだったことでしょうね。
こちらこそ、新年もよろしくお願い申し上げます。
まきさんにとっても、うれしいことの多いよい年となりますように。
by milletti_naoko | 2019-01-03 23:43 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)