夕焼けの雪山にうっとり、シビッリーニ山脈

　今日も雪のシビッリーニ山脈に出かけました。クリスマス前に再建が終わったばかりの山中の美しい教会のミサの後、午後5時頃にペルージャへと帰途につくと、今日の日の入りは午後5時10分頃だったのですが、その頃から、雪に覆われた野山の上の空が、鮮やかなピンク色になって、とてもきれいでした。

Monti Sibillini al tramonto 26/1/2019 17:31
　この写真は、アマンドラからサルナーノに向かう車内から撮影したものです。

17:24
　ちょうど日の入りの頃に通りかかったアマンドラの村を、少し散歩しようかと夫が言ったのですが、そのときわたしは、ミサの前に雪山のかなり急な斜面を登り下りして疲れていたため、そして、もっと先の見晴らしのいいところで夕焼けが見られたらと考えていたので、「散歩するなら、車でもっと先に進んでから」と言いました。

　アマンドラを通り過ぎた頃から、周囲の雲や空が夕焼け色に包まれて、それはきれいで、


カーブの多い車内から撮影したので、その美しさをお伝えするのが難しいのですが、

17:25
進むたびカーブを曲がるたびに、雪景色や空と雲の色が変わり、夕焼けのただ中を進んでいるようで、うっとりしました。

17:27
　アマンドラを歩いていれば、雪を頂くシビッリーニ山脈の高峰が夕焼けに茜色に染まり、その色が少しずつ変わっていく様子を、間近に窓ガラスを通さずに、見て撮影することができただろうにとは思うのですが、屋根の高いレンガの家が並ぶ村を歩くのではなく、車で進んだおかげで、こんなに長い間、様々に変わる夕景を愛でることができたのでしょう。

　トラジメーノ湖の夕焼けもいいけれど、ここで見る雪のシビッリーニ山脈の夕焼けもいいねと、夫がぽつりと言いました。わたしも同感です。

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Avvolti dal rosa acceso del cielo i Monti Sibillini con neve,
pure noi che andavamo per la strada da Amandola verso Sarnano
tra i campi e le colline coperti dalla neve.
Ci sentivamo di andare nel cielo di tramonto.
Amandola (FM) - Sarnano (MC) 26/1/2019 17:24-31
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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