2019年 03月 06日
野スミレに初アスパラガス山春近し、ペルージャ
夫によると、2月末からすでに咲いていたそうで、例年に比べて、開花がかなり早くなっています。
細い茎の先端にあるつぼみが、街灯のように下を向いている様子も、かわいらしいです。ミジャーナは、標高が961メートルあるテッツィオ山(Monte Tezio)の中腹にあり、テッツィオ山は、ペルージャ中心街の北方にある山です。
ちなみに、ペルージャの我が家でも、先週あたりから、庭に野スミレが咲いています。義父母宅の大きな窓ガラスの前なので、撮影がはばかられて、写真は撮っていません。
オリーブの古木のうろに咲いているスミレもあります。
こちらは上の写真のスミレの花を、オリーブのうろに咲いていることが分かるように、少し離れた位置から撮影したものです。
今日は、今年初めての野生のアスパラガス(asparago selvatico)も見つけました。
野生のアスパラガスを見つける秘訣は、まず野生のアスパラガスの親木(義父や夫はasparagiaioと呼びます)を探すことです。アスパラガスは、親木の周囲に生えてくるので、親木の近くを注意深く探すと、季節が来れば、いくつものアスパラガスが見つかります。
ただ、野生のアスパラガスもキノコやタケノコと同じで、雨が降らないと育ちません。。ペルージャではもう長い間雨の降らない日が続いているので、そのためでしょう。アスパラガスの親木はあちこちにあるのに、アスパラガスは、さんざん探しても、この一つしか見つかりませんでした。時期が来ると早朝からアスパラガス狩りをする人もいるのですが、だれかが収穫済みであることは、茎の先だけ摘み取られたアスパラガスが残っているので、見たら分かります。今日は、そういう茎も見当たりませんでした。
夫が耕して、古代小麦(grano antico)の粒をまいた場所が、イノシシ(cinghiale)にひどく荒らされているのが、とても残念で、当然ながら夫も憤っています。
テッツィオ山の斜面を登ってから、改築中のうちのある方をふり返って撮影したのが、この写真です。
セイヨウサンシュユ(corniolo)の木も、小さな黄色い花がいっぱいに咲いていて、
とてもきれいです。
果樹の若木の様子も確認しながら、オリーブ園を歩きました。梨にもいくつか芽ができていたのですが、残念ながら、どうしても焦点が合いませんでした。
初物(primizia)を食べると幸運が来ると言われているそうで、帰宅してから、義父母たちにも唯一のアスパラガスを見てもらったあと、「そのまま生で食べるといい。おいしいよ」という義父の勧めに従って、小さいアスパラガスを、夫と半分こして食べました。初アスパラガスは、独特の苦味があり、新鮮でおいしかったです。
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Sul Monte Tezio tanti fiori di violetta,
il corniolo in piena fioritura.
La primavera sta per arrivare. Perugia 6/3/2019
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素晴らしい景色が見える事でしょうね。
庭では猪の被害は除いて古代麦やオリーブの木も、羨ましい限りです。
ウンブリアでは猪料理も多いですね。
野生の猪かそれとも家畜の一種なのでしょうか?
この様な素敵なロケーションの中で住まえるなんて夢みたいですね♬(日本人にとってはですが・・・)
イタリアの思い出は私のブログのカテゴリーで「イタリア旅行」に記録的に保存していますのでお時間が許す時見てやってください!
晴れていたら、アッペンニーニ山脈の山並みがきれいに見えたことでしょう。
古代麦、以前にうちの庭で育てたときは、幸いイノシシの被害はなかったのですが、
郊外では深刻な問題です。ペルージャのうちでも、時に猫が悪さをしてはいたのですが。
ウンブリアは緑が多く、イノシシは野生のイノシシを狩猟でしとめたものです。
一度通訳の仕事で、プーリアでイノシシを育てている農場の方のお話を聞いたことが
あるのですが、そういう人はごくまれで、ウンブリアでは家畜のイノシシはないと思います。
サクランボもとれるところです。眺めもすばらしく、緑も多いので、
ありがたいです。近くの古城や猟師やトリュフ狩りの人などが、私有地で
車での進入を禁じているのに、我が物顔で車で通ったり、うちのすぐ近くで
犬は放し飼いで狩りをしたりするのが困るのですけれども。
イタリア旅行の思い出、ぜひ近いうちに拝見します。今朝はこのコメントを
拝読する前にイイネの記録の方を先に見てしまったので、東京の旅の記事を
わたしもお上りさん気分で拝読しました。『伊勢物語』など、平安時代の作品では、
「上る」と言えば、都の京都に行くことで、「東下り」という段もありますが、
今は京都の方にとっても、東京に行くのは「上る」感覚なのだろうかなどと、
そんなことも思いつつ、tad64さんと同じ視点で、訪ねられている旅を楽しみました。
こんにちは
いい眺めですねぇ、こういうところにお家が
あるなんて最高です、見晴らしがよくて素敵
アスパラが可愛い姿を見せてくれますね
スミレも愛らしくてうっとりと眺めています
いつもありがとうございます
見晴らしもよく、スミレもたくさん咲いていて、うれしかったです。
アスパラガス、とても小さくて7センチ余りでしたが、
新鮮でおいしかったです♪
こちらこそ、いつもありがとうございます。
眺めの良いところにお宅があるのですね~
野スミレ、可愛いですね。
園芸種のパンジーやビオラより、こういう野に咲くスミレが好きです。
我が家の周りや田舎にも色々な色の野スミレが咲いています。
野生のアスパラガスがあるのですね。
もう出てくるなんて驚きました。
我が家の庭の片隅に、種から育てたアスパラガスがあるのですが、
まだ芽も出てきていません。
せっかく古代小麦を蒔いたのに、猪に荒らされて残念でしたね。
わたしも庭や植木の花よりも好きです。野生のアスパラガスは、
わたしはまさに最初の数本のうちの一つを見つけたように思います。
例年は3月末暗いから生え始めるように思います。
お庭にもアスパラガスが育つんですね! 残った小麦だけでも、
なんとか無事に実ってほしいものです。うちの周囲しか柵で覆う
許可が得られないらしく、イノシシの害が大きいので、困っています。