2019年 03月 14日
農業にいそしむ白衣の修道士、モンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院
境内にある薬局には、伝統的な製法で薬草などを使って作った品が豊富にそろい、
リキュールもとてもおいしいことを、2014年12月に初めて訪ねたときに知りました。2017年にも、この修道院の薬局に、クリスマスの贈り物にと、リキュールやワインを買いに行ったほどです。
こちらは近くの丘の上の村、キウスーレ(Chiusule)から、夕日が沈む頃に撮影した写真ですが、こんなふうに丘の上から見下ろしたり、修道院の周囲を歩いたり、車でドライブしたりして、修道院が緑に囲まれていることは、よく知っていました。
けれども、今日の番組で聞くまで、修道院が今も広大な土地を有していて、修道士たちが自ら、スペルト小麦などを栽培しているとは知りませんでした。
そう言えば、2017年12月に訪ねたときは、クリスマスが近かったので、教会にプレゼーペが飾られていて、
細部をよく見ると、背景には緑の森の中に建つモンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院が描かれ、手前では、修道士たちが、パンを焼いたり、畑を耕したり、羊を飼育したり、たきぎを集めたりと、忙しく働いていました。
聖ベネデットの「祈り、働け」という教えを、修道士たちは今も守って、日々を暮らしているわけです。
今日の番組では、修道士たちの食事の風景も放映され、そのあと、食事をする修道士たちを描いた、回廊にあるフレスコ画も紹介されていました。
2017年12月23日は、日ざしが強くて、肝心のフレスコ画がきれいに撮影できなかったため、
2014年に初めて訪ねたときに撮った写真を添えておきます。この日は、確かたまたま出会った親切な修道士が、フレスコ画の説明をしてくれたように覚えています。テーブルの下で、犬と猫がけんかをする様子など、絵の主題とは関係のないところまで、写実的、現実的に描こうとしているのがみごとだという説明があって、なるほどと思いながら見たものです。
いつか義父母といっしょに、この修道院をまた訪ねてみたいと思いました。
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"Ora et labora"
I monaci dell'Abbazia di Monte Oliveto Maggiore
lavorano ancora nei campi coltivando il farro,
fanno i liquori e i vini, seguendo l'insegnamento di San Benedetto.
L'ho saputo ieri guardando Geo&Geo.
Ecco perché nel presepe dell'Abbazia
i monaci si dedicavano ai lavori agricoli!
Abbazia di Monte Oliveto Maggiore, Asciano (SI) 23/12/2019
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修道院というと、ミラノ郊外のパヴィアの僧院を思い出します~
やはり、そこでも修道士さんたちが作ったものを販売していて、リキュールも確かあったし、蜂蜜などもあり、欲しいものがあったのですが、ス―ツケースの中に入れなければばらないから諦めました!(笑)
こうした修道院で販売されてるものは、手作りのものが多いので興味深いです♡
そして回廊のフレスコ画、この時は、ガラスのテーブルに写り込んだものもお見事なお写真、食い入る様に拝見いたしました(^-^)
犬と猫の喧嘩シーン可愛いですね~♡
わたしも訪問するたびに、応援ポンポンポンいたしておりますよ。
わたしたちも旅行の帰りに立ち寄って、修道士さんの説明を
興味深く聴きながら訪ねました。修道院が田んぼに囲まれているのに
驚き、土産物屋では修道士たちが栽培したというお米も買いました。
モンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院では、修道院の案内書も
購入したのですが、本を見たら修道士さんたちがリキュールを作っている
写真もありました。
ガラス窓の写ってしまっている写真まで、おほめくださってありがとうございます。
あまりにも光が強くて、どう撮ってもうまく撮影できなくて、困っていたのです。
最後の写真は、ウィンドウズの外付けハードディスクにある写真が読み込めないので、
グーグルフォトにアップロードしたものをマックに落としたため、画像が若干
荒くなってしまっているのが残念です。