イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

満足と平安とどちらが先か、英語・フランス語・イタリア語

 何もかも願いがかなって満足するから心が穏やかになるのではなくて、心が安らかだから、あれが足りない、これが不足だと嘆くことなく、今ある状況に満足ができるのだと、今晩、5日遅れで聞いたフランス語版瞑想講座、10日目の話の中で、ディーパク・チョープラが語っていました。足るを知ると言うと、極端な例ながら、わたしの頭にまず思い浮かぶのは、森鷗外の『高瀬舟』です。今ある幸せに気づく大切さは、ポリアンナが、まずはアニメで、そして読んだ小説で、教えてくれました。『少女ポリアンナ』を、わたしは社会人になってから、英語学習にと原書で読んだのですが、物語に感動し、続きも取り寄せて一気に読みました。

Bienvenue au JOUR 10 – Toute Complétude vient de la Paix !
Nous connaissons tous la paisible satisfaction qui naît quand...

Pubblicato da Deepak Chopra Méditation su Martedì 19 marzo 2019

 人生にも生き方にも、いろいろあって、人はそれぞれであるのに、「こうあるべきだ」という世間の物差しに合わぬからと人を非難したり、今の自分を人と比べて、必要以上に落ち込んだりせずに、皆が弱さもある自分を、かけがえのない存在として大切にして、だからこそ他の人も温かい目で見て、大切にできる。社会が少しずつでも、そういう方向に向かっていってほしいと願っています。

 ミジャーナでは、夫が家の改築だけではなく、農作業や森の手入れにも、心と時間を注いで取り組んでいます。だからこそ、友人たちが訪ねてきて、皆でその自然やうちでの宴を楽しんでくれるとうれしいのですが、そういう昨日の夕方でさえ、私有地内の道を犬と子供を連れて歩く人々がいて、わたしたちにあいさつもせずに平気でオリーブ園に入って歩き回り、野生のアスパラガスを摘んでいました。後で夫が確認すると、使い捨ての手袋を脱ぎ捨て、道に犬のフンを置き去りにしてさえいたそうです。今の季節はアスパラガスの収穫、夏が近づけば黒トリュフ狩り、夏には登山者、秋・冬には狩猟をする人々が、私有地の道や山を歩くことが増えるのですが、せめてはマナーを守り、大切にしている森やオリーブ園に害を与えることのないようにしてほしいものです。イタリアで話芸を聞くと、運転中に、道路が渋滞していると、「なんでこんなに大勢がドライブしているんだ」と腹を立てるのは、夫だけではないようです。腹を立てても仕方がないし、自分の心身の健康と横にいる人の気分を害するだけなのにと、わたしが思うようなことで、いらいらすることも多い夫ですが、ミジャーナでのこういう人々や隣人の身勝手なふるまいは、度を超えていることもあり、何とかできないものかと考えています。穏やかであることは大切ですが、こちらが何も言わないから何をしていいのだと、これ以上人が傍若無人にふるまっては困りますし、口論から暴力沙汰になりはしまいかと、そういう事件のニュースが増えているため、心配になります。

f0234936_873330.jpg
Corniolo in fiore, Monte Tezio, Perugia 24/3/2019

 今日こそ朝早く聞こうと思っていた瞑想講座を、あれを片づけてから、これが済んでからと後回しにしていたら、今夜も結局、夜遅くに聞くことになってしまいました。うとうとはしなかったのですが、気が散って、他のことを考えてしまいがちでした。

✨Day 1: The Path to Grace Begins Today✨

Today we're kicking off our 21-Day Meditation Experience, "Manifesting Grace...

Pubblicato da Chopra Center Meditation su Lunedì 25 marzo 2019

 いつも楽しみにしているディーパク・チョープラのオンライン無料、21日間の講座なのですが、今、フランス語版だけでも、5日遅れで何とか受講できている状態であるのに、今日からは英語版の瞑想講座も始まりました。フランス語版も英語版も、興味のある方は、記事に埋め込んだFB投稿中のリンクから、登録・受講することが可能です。題名に見覚えがあるので、英語版も、すでに一度受講した内容ではないかと思うのですが、今日は聞く時間がないものの、明日からは時間を見つけて、できるだけ受講したいと考えています。

 フランス語版の瞑想講座で、今日の内容の鍵となる言葉、心の「平安、安らぎ」を表すフランス語は、paixで、英語のpeace、イタリア語のpaceに相応する語です。「美しさ、美」は、フランス語ではbeauté、英語ではbeauty、イタリア語ではbellezzaです。今日は瞑想講座を聞きながら、「平和、安らぎ」は大切だけれども、それを表すフランス語のpaixの「ぺえ」という音は、日本語の感覚すると、何だかおどけているような、ふざけているような響きに聞こえるな、内容と響きがそぐわないと言えば、「美」を意味するフランス語のbeauté「ぼて」や形容詞「美しい」を意味するbeau「ぼ」の音もそうだ、などと、つい考えてしまいました。beauの音は、イタリアの人の耳にも、少しまぬけな音として響くかもしれません。/bó/は、イタリア語では、くだけた場面で、「知らないよ 、さあね」と、ぶっきらぼうに言うときに発する間投詞だからです。つづりはboh、またはboです。

 写真は、日曜に友人たちとテッツィオ山を散歩している時に見かけたセイヨウサンシュユ(corniolo)です。小さな黄色い花たちが空の青に映えて、きれいでした。

*********************************************************************************************************
"Avremo il cuore in pace in modo che possiamo trovare
bellezza e soddisfazione in ciò che ci circonda"

così dice Deepak nel corso di meditazione in francese.
https://deepakchoprameditation.fr/access/
Da ieri è iniziato anche il corso di meditazione in inglese.
Già quello in francese lo seguo con cinque giorni di ritardo,
ma vorrei seguire anche "Manifesting Grace through Gratitude.
https://chopracentermeditation.com/experience
Foto: Corniolo in fiore sul Monte Tezio, Perugia 24/3/2019
*********************************************************************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

トラックバックURL : https://cuoreverde.exblog.jp/tb/30488574
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by snowdrop-momo at 2019-03-28 07:00
おはようございます。
いま日本の大河ドラマではストックホルム五輪の場面なのですが
日本人とフランス人が、五輪のエスプリを
「ぺ(平和)!」の1文字で、嬉しそうに連呼していました。
ローマへの旅、今回はバスなのですね。
旅の平安をお祈りしています。(これも「パックス・ロマーナ」?)
Commented by milletti_naoko at 2019-03-28 17:59
snowdrop-momoさん、東京オリンピックを来年に控えて、
大河ドラマにストックホルム五輪の場面が出てきたんですね!
その平和の願いもかなわず、世界はその後まもなく第一次世界大戦に
突入してしまい、2度の大戦で多くの命が失われたあと、今でも
戦争が続き、市民や子供が巻き込まれて命を失う事態が続いています。
ありがとうございます。昨晩遅くに無事ペルージャに戻りました。
テロの警戒のためでしょう、こんなにローマのあちこちで、警備に当たる
軍人さんたちを見たのは初めてです。警察が多いのはスリや犯罪対策か、
いずれにしても、安心して旅や生活ができるように守ってくれている方々に
感謝しつつ、世界が少しでも平和に向かっていくことを願ってやみません。
by milletti_naoko | 2019-03-25 23:58 | Vivere | Trackback | Comments(2)