2019年 03月 26日
ローマ行きバスの予約と巡礼の思い出
以前と変わったのは、切符のオンライン予約・購入ができるようになったことです。ペルージャ・ローマ間の往復料金は、現在26ユーロなのですが、始発出発時刻12時間前まで可能なオンライン予約を利用したので、料金が15%引きの22.10ユーロになりました。スルガ社のバスは、乗車してから車内で購入できるのですが、一度だけ、乗車したい客の数が多くて1台のバスに入りきれず、入れなかった乗客が、手配されて後から来るバスを待って、そのバスでペルージャからローマに向かうという状況に出くわしたことがあります。というわけで、どの便に乗るかはっきりしない場合は別ですが、決まっているなら、あらかじめオンラインで予約をしておくと、割引料金になって便利だと思います。
けれども、そもそもスルガ社のバスは、乗客の多くが、ペルージャやウンブリアなどの地元住民であるためか、このオンライン予約システムは、イタリア語が分からない利用者には不親切です。この入力画面には英語が使われているものの、サイトにおけるオンライン購入の案内や、切符に印刷された注意事項などの文面は、すべてイタリア語なのです。
注文確定後に、記入しておいたメールアドレスに送られてくる切符には、「印刷した紙の切符を持って乗車すること、最終目的地まで切符を持っていなければいけないこと、バス乗り場に少なくとも出発15分前までに到着すること、予約が必要な時刻・バス停については予約の電話をしておくこと」など、注意事項があれこれ書かれているのですが、すべてイタリア語です。
フリックスブスであれば、英語など、他の言語でも切符の購入が可能で、また、スマートフォン内の予約QRコードを見せただけでもいいので、フリックスブスを利用し慣れた、イタリア語の分からない利用者が、切符を購入したのに、バスに乗車できない可能性が出てくる恐れがあります。というわけで、イタリア語は分からないという方には、乗車したバスの車内で直接購入すること、それが不安であれば、ローマとペルージャのバスターミナル内にある切符売り場で、あらかじめ切符を購入しておくことを、お勧めします。
ローマの旅で、最も思い出に残っているのは、2011年にリエーティからローマまで、約130kmの道のりを歩く巡礼の旅の末に、ようやくローマに到達したときのことです。
巡礼中や帰宅後すぐは慌ただしかったために、今になっても、まだ旅のすべてについて書くことができていません。
ローマに到達した翌日には、バチカンで、巡礼証明書を受領することができました。
サン・ピエートロ大聖堂は、いつ行っても、入場を待つ長いながい人の列を見かけるのですが、
巡礼の翌日は列に並ぶことなく、案内に従い、他の通路を通って、
大聖堂を訪ねることができました。
明日は朝早く出発するので、今日は早めに就寝するつもりです。でも、寝る前に、せめてフランス語版だけでも、瞑想講座を受講しなくては。
参照リンク / Riferimenti web
- Sulga Autolinee - HOME
↑ バスの時刻表・料金表へのリンクはこのページの下方に、切符のオンライン購入やそのための案内ページへのリンクは、サイトの中ほどにあります。
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A piedi a Roma da Rieti nell'ottobre 2011.
Invece domani a Roma con l'autobus di Sulga.
Dovrò alzarmi presto, quindi buonanotte a tutti!
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
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- FilixBusでペルージャからローマへ、初利用の感想と車窓の風景 / Da Perugia a Roma con FlixBus (23/10/2017)
- リエーティからローマへの巡礼の旅 / Via di Roma, pellegrinaggio da Rieti a Roma (10/2011)
おはようございます
バス旅で行かれるのですね
あっちやこっちと乗り換えるよりも便利ですねぇ
大聖堂の素晴らしいこと、ため息が出ます
お気をつけて行ってらっしゃいませ