2019年 04月 11日
イタリアの松 実はおいしいけど花粉に注意

イトスギ同様に、松の花粉にも苦しむわたしは、けれども好奇心と、まずは敵を知らねばという思いから、花粉飛散準備が整った松の雄花を撮影しました。
この雄花に気づいたことで、きっと気をつけながら散歩をしたからだと思うのですが、

この日は夫が散歩中に、落ちていた松ぼっくりから松の種をたくさん取ってきました。

そうして、この写真の奥に見える石で、種の殻を割ったら、中からおいしい松の実が出てくることを教えてくれました。

殻が割れても、さらに茶色い皮が中にあるために、その皮も取り除く作業が必要になります。石を当てる角度いかんで、殻がまったく割れなかったり、力の入れすぎで中の松の実までつぶれてしまったりするので、何度も割りながら、うまくコツをつかみました。
夫によると、松の実が熟すまでには3年かかるのだそうですが、種から出てきたばかりの松の実は、甘くておいしかったです。

イタリアでは、一番よく見かけるこちらの松、イタリアカサマツの松の実です。つい昨年だったか、だれか知人から、「昔は松の実なんて、自分たちで拾い集めて食べていたのに、最近は店で買うようになったけれど、値段が高いね」と聞いたところです。松の実は、イタリアでは料理や菓子作りの材料として、よく使われます。

日本でもご存じの方が多い、バジリコと松の実、ニンニクとパルミジャーノ、グラーナを使って作ったペスト・ジェノベーゼ(pesto genovese)にも、松の実は欠かせません。(記事はこちら)

ウンブリア州の伝統的なクリスマスのお菓子、蛇の形をしたセルペントーネ(serpentone)にも、松の実はたくさん使われています。(詳しくはこちら)

松の実はおいしいのですが、松の花粉に苦しむ方は、これからは、こういう状況の松を見たら、避けられた方が無難です。(詳しくはこちら)
****************************************************************************
Pinoli appena raccolti
li ho mangiati di recente per la prima volta
grazie al mio maritino.
Sono doni dei pini ma attenzione, gli stessi pini
ora sono pronti a far volare i loro pollini.
****************************************************************************


おはようございます
インフルの方はもう良くなられましたか
家に来て貰えるのはありがたいですね
松のみって食べたことがありますが、このように
なってるのは見たことがありません、松ぽっくりの
中にあるのですね
お料理やお菓子に使われますねぇ
いつもご心配いただいてありがとうございます
お陰さまであれから安定しています
コメントのお返事を読んで、ちょっと笑ってしまいました。マリート様が咳を撒き散らすとは(笑)確かに移らないほうが不思議です。
お義母様はきっと治りがちょっと遅いかもしれませんね。。
年齢が上がってくると風邪の治りが悪いのは確かなようですから。
今日の松の実の記事ですが、私も夏になるとバジルとニンニク、松の実でソースを作りますが、まさか松の実が松ぼっくりの中にある種だとは知りませんでした。まあ、松の実というのですから、そうかもしれませんがあえて調べてみたこともありません。この小さな実を剥いた状態にするのは手間もかかるでしょうからお値段が高いのは当然ですね。。
放置の私のブログを読んでくださったのですね。。ありがとうございます。テレビで平成最後の雪と大騒ぎするので、4月に雪が降るたびに思い出す光景を書いておこうと思ったのです。今月行った再びの今治も写真を載せようと思います。
なおこさんが暮らしてらした所でもある今治は私の大好きな場所になっています。
なおこさんも、ご家族の皆さんも早く回復されますように。。
こちらこそありがとうございます。少しずつ楽になってきています。
どの松でもいいわけではなくて、古来から使われているのは、
このイタリアなど地中海に自生の松の実であるようなんです。
少しでもご体調が安定したと聞いてほっとしました。
どうかくれぐれもお大事にお過ごしくださいね。
少しずつ皆快方に向かっています。先にかかった分、夫や義父はもうかなり
元気なようです。咳のまき散らしについては思いがけない変化がありましたので、
また記事にしようかと思っています。松の実は、イタリア自生のこの松なら
食べられるけれども、日本の松だと実が小さすぎたりする場合が多いようです。
今治は勤め始めて最初の3年を過ごしたところで、毎日必死だったように覚えていますが、
海や桜並木、梅林など、自然が豊かだったのも懐かしく覚えています。
Coimbraさんもお好きな場所と知ってうれしいです♪
温かいお言葉、ありがとうございます。寝すぎて昨晩眠れず辛かったので、今日は
できるだけあまり体力は使わず、起きて過ごすつもりです。でも、夫が薬を買いに出かけた
すきに、掃除機を一気にかけました。症状もこれで改善してくれるはず。