2019年 04月 14日
春のテッツィオ山と記念写真
また、その際に、この写真に写っている場所に、かつて古代エトルリアの神を祀る神殿があったらしいことと、テッツィオ山の名は、その神の名に由来するらしいことが最近の発見で分かったということを知って、驚きました。
日曜の朝も、夫は途中まで、そのときと同じ道を皆を率いて歩き、専門家から教わったことを、皆に説明していました。
いつものとおり、夫らしく、山のはるか上空を飛ぶ鳥にも、気づいて教えてくれました。
専門家と歩いたときには、まだつぼみだったヘレボルス(elleboro)の花は、このときにはすでに実が育ってきていました。
アネモネ(anemone)の花もあちこちに咲いていました。
野生のアスパラガスを探そうと、真剣に緑を見つめる友人もいます。
プリムラ(primula)やスミレも、よく見かけました。
夫は、先日のガイドつき登山で訪ねた場所に行こうと先を急いでいたのですが、友人たちは、初めて通る道なので、傍らに建つ今は無人の家に興味を持っては、崩れる危険ありと書いてあるのも気にせずに、中に入ったりしています。
わたしは夫の後を追いつつも、友人たちがまだ後方にいるという安心感から、木の枝に隠れて撮影の難しいミスミソウ(Hepatica nobilis)を、何とか撮影しようと、枝をかき分け、枯れ葉の間に足を踏み入れました。
どういうわけか、今回の山歩きでは、写すのが難しいところばかりに咲いていたからです。
この今はだれも住んでいない住居群から、さらにしばらく歩いたところに、前回歩いた登り坂への入り口がありました。けれども、ここに着いたのが午後1時頃だったので、散歩はここまでにして、ミジャーナに戻って、昼食のしたくをすることにしました。危険と書いてあるのに中に入る友人がいる一方、わたし同様、そういう危険のある場所には足を踏み入れまいと、外で待つ友人もいました。
こんなふうに、野生のアスパラガスを探したり、古い家を探検したり、野の花を撮影したりと、皆がそれぞれに好きなことを楽しみながら山を歩きました。あまり登り下りのない道をという希望が友人からあって選んだ道なので、それほど急な坂や長く続く坂道もなく、皆がのんびりと散歩を楽しめたのではないかと思います。
スピノサスモモ(prugnolo)の白い花も満開で、あちこちで見かけました。
散歩から戻って昼食を終えたあと、義父とトーディの義弟が訪ねてきてくれたので、友人たちといっしょに記念写真を撮ってもらいました。
その後、ローマに出かけたり、それで慌しくなったりして、すっかり紹介するのが遅くなっていた散歩と記念写真を、ようやくご紹介することができました。
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Passeggiata & foto ricordo sul Monte Tezio
Avventura tra i fiori di prugnolo, anemone ed Hpatica nobilis,
visitando un luogo considerato sacro nell'antichità
e gruppi di case abbandonate con amici.
Nel cielo alto volava una poiana.
Perugia 24/3/2019
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花まで異国風味で見入ってます象
久しぶりに野の花を愛でつつ山を歩けて、うれしかったです♪