2019年 04月 18日
月とびっくり多肉の花、モンテ・デル・ラーゴ
中世の町並みの上、塔の上に、満ちゆく白い月が見えています。
トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の眺めも美しい石畳の道を通って、岸辺へと下っていくと、木々の新緑がきれいです。
石の壁には、岩や城壁に時々見かける、かわいらしい小さな花が咲いています。
3月にこの通りを歩いたときには、バラの花のような赤い縁取りをした多肉植物が植わった鉢植えがたくさん並んでいて、きれいだなと思って撮影しました。
この花のような多肉植物を、この冬は散歩中に、時々見かけました。冬の寂しい町並みを、優しい赤と緑で彩るようで、すてきだなと思って見ていました。
月曜は、このバラを思わせる多肉植物に、色鮮やかな黄色い花が咲いて、さらに華やかになっていたので、驚きました。茎が伸びたその先に、光り輝く星のような花たちが咲くとは、思いもしなかったからです。
夫は北風を嫌って、駐車場へと直行したのですが、わたしは北風に負けずに、桟橋も少し歩いてみました。目の前にひどく大きい鳥がいたので、何の鳥だろうと思い、しばらくぽかんとして見ていたのですが、遠くに行ってから、カンムリカイツブリ(svasso maggiore)だったことに気づきました。
人間にはあまり近寄らない鳥で、これまで、こんなに近くから見たことがなかったので、その大きさにびっくりしました。
この日一番たくさん見かけたのはマガモ(germano reale)たちで、どういうわけか、つがいというわけではなく、あちこちで3、4羽がいっしょに進んだり、くつろいだりしていました。
この4羽は、このあと、わたしがいる桟橋の下を通って、
反対側から出て行きました。鳥たちの様子を見て、のどかだなあと思っていたら、
突然にぎやかな鳴き声がして、目の前を一羽のマガモが飛んで行きます。奥の方にいるカモたちが、どうやら怒っていて、その2羽から逃げたかのように見えます。
鳥の世界も、実はいろいろと大変なのかもしれないなと思いながら、夫が待つ駐車場へと急ぎました。
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Dalla pianta succulenta che già sembra una rosa
spunta uno stelo e sbocciano i fiori come stelle.
Bel spettacolo a Monte del Lago,
borgo medievale alla riva del Lago Trasimeno. 15/4/2019
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