イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

夫作るいちごティラミス・バラ砂糖漬け、今夜から伊で『赤毛のアン』テレビ放映

 5月に入ってイタリアでは、イチゴのおいしい季節が続き、庭や出かけた先で、きれいに咲くバラの花を見かけることが多くなりました。今日、日曜は、ふだんのように大家族で昼食を食べたのですが、そのデザートに夫が、この季節のイチゴとバラを使った美しくおいしいデザートを作ってくれました。

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Tiramisù alle fragole 5/5/2019

 こちらのイチゴのティラミス(tiramisù alle fragole)で、我が家のバラが、さらに彩りを添えています。

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 イチゴが大好きなわたしにも、家族の皆にも、イチゴのティラミスは、おいしかったです。そのティラミスに添えるためにと、夫はさらに、紅のバラの花びらの砂糖漬けも用意していました。バラの香りかぐわしく甘い砂糖漬けが、イチゴの甘酸っぱさとよく合っていていました。

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 せっかくだからと、きれいなティラミスと共に、久しぶりに家族での記念写真を撮影しました。ひどい悪天候という予報が出てはいましたが、同じ二世代住宅の3階に住む義弟夫婦が、出かけて不在だったので、今日は8人で食べました。

 日本では今日が子供の日ですが、イタリアでは、子供への贈り物は、復活祭だった4月21日にすることになっていて、わたしたちも姪たちに、鐘の形をした大きなチョコレートを贈っています。ちなみに夫が今日デザートを作ったのは、実は、今日が母の日だと勘違いしていたからです。夫によると、昔は5月の第2日曜日ではなく、7日か8日に祝っていたそうで、そのためにうっかりしたのだそうです。ともあれ、思いがけずおいしいデザートが食べられて、皆が満足の、うれしい勘違いでした。

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4/5/2019

 きれいにバラが咲いていると夫から聞いて、昨日の午後は、バラの写真を撮りに、畑の奥へと向かいました。こちらのバラは、夫が生まれ育ったミジャーナに咲いていたバラ、夫の父方の祖父母が育てていたバラを、ペルージャへの引越しの際に、かつて母方の実家があったレスキオの庭に植え替え、その家の売却後に、今度は今住むペルージャに植え替えたものです。ティラミスの上を飾っていたのは、このバラです。

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 この香りのいい紅のバラも、きれいに咲いていました。このバラもやはりかつては、夫とわたしが二人で暮らしていた、トスカーナとの州境に近いレスキオの家に植わっていて、引っ越しの際に、夫が植え替えたものです。どういうわけか夫は、広い畑の周囲を覆う金網の近く、大きなクルミの木の下に、レスキオに植えていたバラたちを植え替えました。レスキオでは高く大きく育っていたバラが、大木の陰に植わっているためか、以前ほどの高さには育たないのですが、今もみごとな花で楽しませてくれています。夫が今回砂糖漬けにしたのは、このバラの花びらです。

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 畑を通って、バラの方に向かっていたら、かわいらしい野生のランが、ここにも一輪咲いていました。

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Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi (PG) 5/5/2019

 今朝も、アッシジ郊外のサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに参列しました。バラの中に飛び込んだ聖フランチェスコがトゲに傷つかぬようにと、トゲが消えて、それ以降トゲがなくなった奇跡のバラが、教会内のバラ園に植わっています。そのトゲのないバラも、もう咲いているのではないかと、ミサの後で見に行きました。奇跡のバラはまだ咲いていませんでしたが、壁を覆う他のバラたちが、きれいに咲いていました。夫によると、トゲのないバラにもつぼみができていたので、来週には咲いているところが見られるのではないかということです。

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 駐車場からサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会へと向かう途中にも、バラがきれいに咲いていました。

 イタリアのテレビで、今夜から4週間、毎週日曜の晩に、カナダのテレビ映画、『赤毛のアン』が、放映されます。28チャンネル、TV2000で、午後9時15時からの放映予定となっています。今日は次の映画が11時5分から始まるということなので、11時頃までの放映だと思います。


 ずっと昔に日本で見て、いい映画だったという記憶がありますので、『赤毛のアン』のお好きな方にはおすすめです。放映予定は、現在、5月5日・12日・19日・26日日曜日の午後9時15分からとなっています。詳しくは、Tv2000.itのこちらの記事をご覧ください。

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Foto con famiglia :-) 5/5/2019
Fioriscono le rose a casa nostra e a Santa Maria degli Angeli.
Fra poco fioriranno anche le rose senza spine alla Porziuncola.
Squisito il tiramisù alle fragole fatto da mio marito.
Stasera dalle 21.15 "Anna dai capelli rossi" su TV2000.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by sasnko at 2019-05-06 20:46 x
野生の蘭ってこんなに美しいのですね。。実は最近、金沢にある武家屋敷の床の間に飾ってある掛け軸を読んだのですが、そこに蘭のフレーズが出てきたので、野生の蘭っていったいどんなものだろう?と思っていたのです!内容は、荊をきりひらいて草むらの中から蘭を採ってきた、これはごくわずかな土しか付けておらず、根もしっかりしていないが、四君子(蘭・竹・梅・菊)の一つである以上は、他の普通の草と同じようにならないで高潔な姿に育って欲しい、というものです。武家屋敷当主の直筆で家訓としてしたためたようです。なんともそれに相応しい蘭ですね。
Commented by milletti_naoko at 2019-05-06 20:56
山呼さん、野生の蘭は、イタリアの野山で5月に様々な色や
形の花を見かけるのですが、どれもとても綺麗です。最近になって
日本にも各地に多種多様な野生蘭があると知って、驚きました。
武家屋敷の掛け軸に書かれていた内容、とても興味深いです。
なんと竹・梅・菊と並んで四君子だなんて! 単に花のことを言っている
のではなくて、ひょっとしたらどこかで見つけてきた若い家臣を蘭の花に
たとえているのかしらなどとふと思ったのですが、おそらくは考えすぎでしょうね。
Commented by PochiPochi-2-s at 2019-05-07 11:04
おいしそう!
ティラミスはよく作りますがイチゴのティラミスは作ったことがなかったので、
早速レシピを検索しました。
でもご主人のようにうつくしいイチゴのティラミスができるかな。
魔法のひとふりの愛情たっぷりですものね。^^

きれいなバラですね。
日本ではこうはいかないなぁと、羨ましく眺めていましたよ。

『赤毛のアン』は昔文庫本でアンシリーズを夢中になって読みました。
いつかプリンス・エドワード島に行きたいなぁと思ったものでした。
確か映画も見たように思います。
このアンシリーズ、娘も大好きでしたね。
Commented by milletti_naoko at 2019-05-07 15:55
PochiPochi-2-sさん、おいしいし彩りもきれいに仕上がりますよ。イタリアでは春になると、持ち寄りのパーティーなどでも、よく見かけるデザートで、サヴォイアルディのビスケットに、コーヒーの代わりにイチゴの果汁がたっぷり染み込んで、おいしいです。

最近雨がよく降るおかげか、バラが元気に育ってくれています。

わたしもアニメを夢中で見て、すぐに本を買ってもらって読み、その後、全シリーズを読み終えたのは大学生になってからだったように思いますが、アンシリーズも、文庫本で読みました。プリンス・エドワードには2度行って、美しい風景に感動しました。日曜の晩は、映画を見ながら、島の風景や自然、アンの物語のいろいろなエピソードが懐かしかったです。お嬢さんも大好きだったんですね。
Commented by pintaro23 at 2019-05-07 16:12
ご主人様、デザートもお作りになられるとは凄いですね~羨ましいです(^O^)
バラまで飾って繊細です!
本場のマスカルポーネチーズを使われているのですか?
日本で売っている物は、1ホールを作るのに800円位します。
ティラミスが日本に上陸した頃はバブル景気に沸いていて、イタ飯ブームでした。
その後も各国のデザートを売り出そうとレストランやデザート業界の戦略でしょうが・・・色々出てきましたが、ティラミスが最も定着したデザートではないかと思われます。

「5月のバラ」という歌があるほど、この季節のバラは綺麗ですね。
Sabio
Commented by milletti_naoko at 2019-05-07 17:03
Sabioさん、凝ったものを作るのは年に2、3度(1、2度)なんですが、一時期かなり凝ったことがあるようで、作るときには、本格的できれいなおいしいデザートを作ってくれて、たいていは何かの祝いごとで皆が集まるときなので、皆が喜びます。バラを飾るというアイデアもいいですよね。もともと香りの高いバラなのでかぐわしく、しかもおいしかったので驚きました。

今冷蔵庫に見に行くと、マスカルポーネは本場(ロンバルディアだったとは今知りました)ではなく、地元の牛の牛乳で地元の企業が作った新鮮なものを使っていました。500g入りなので、まだ半分近く残っています。ティラミス、わたしは暮らしていたのが愛媛で食の流行にも疎かったのですが、今治の初任校に勤めていたときに、図書館の司書の方が近くのおいしいケーキ屋さんで買ってきてくれたのを食べたのが初めてで、そのときに今人気があるのだと聞きました。今から30年近くも前の話です。当時の日本へのイタリア料理の浸透ぶりが、こちらの大学での卒論のために調べた資料の中にあって、「バルサミコ酢」という言葉や実際のバルサミコ酢が、日本語や日本の食卓に入っていったのもこの頃だと、確か書かれていたように思います。

庭でも出かけた先でも、色とりどりのバラがきれいで、うれしい今日この頃です。
Commented by tawrajyennu at 2019-05-09 18:33
いちごのティラミス、美味しそうですね。
バラの砂糖漬けまで作って飾るんなんて、ご主人さま、すご~いです。
皆さん、喜ばれたでしょうね。
私の夫は、リタイア後、イタリア料理の教室に通ってました。
で、ティラミスとかフォゴッティーノとか、ビスコッティとか作ってくれました。

赤毛のアンは大好きな本で、中学生のころに全巻読みました。
いつか、プリンスエドワード島に行くのが夢です。
Commented by milletti_naoko at 2019-05-09 22:48
タワラジェンヌさん、おしゃれで美しくおいしいティラミスに、皆大喜びでした。
なんとだんなさまが、イタリア料理の教室に通われていたんですね!
作ってくれるものって、味はもちろん、さらにおいしく感じられますよね。

プリンスエドワード島、とても美しい島です。いつか行くことができる日が、きっと来ますように♪
by milletti_naoko | 2019-05-05 19:42 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)