2019年 05月 18日
もう浮気しないつもりのブログジャンル

これまで、ジャンルにはこの二つを選んでいた期間が最も長かったと思うのですが、7年間の間には、緑の中に暮らし、よく野山を歩くからと「ナチュラルライフ」というジャンルを選んだり、また、同じ年代の方がどういう思いでどんなふうに暮らされているか知りたいと、「40代ブログ」というジャンルにしたりしたこともありました。そういうときでも、にほんブログ村と人気ブログランキングのカテゴリには、それぞれ「海外生活 - イタリア情報」、「海外生活・情報 - イタリア」を、必ず選んでいました。

それが最近、「海外生活」や「語学」という狭い枠にとらわれずに、もっと多くのさまざまな方と交流できたらという思いから、再びエキサイトブログにおける登録ジャンル彷徨が始まりました。「海外生活」については、二つのブログランキングサイトで相応するカテゴリを登録してあるので、エキサイトではそういう枠に縛られずにいたいという思いがありました。「語学」も、ブログランキングサイトで複数のカテゴリ登録が可能で、今年の初めに「イタリア語」、「日本語」などもカテゴリに加えたので、エキサイトではもっと広がりのあるジャンルを選びたいと考えました。

エキサイトのブログジャンルで、「海外生活」・「語学」に代わって、「日々の出来事」・「旅行・お出かけ」を選んだのは、そんなふうに、イタリア暮らしと語学を芯に置きつつも、つまり特色は保ちつつも、枠にとらわれずにいたいという思いがあったからでした。
エキサイトでのブログジャンル変更後は、海外生活・語学をジャンルに選んでいたときに、よく交流があったブログのお友達との交流が少なくなったのが残念だったことを除いては、特に変化を感じませんでした。ブログの訪問者数も、エキサイト総合ブログランキングの順位も、後者はどうしてかと不思議なほど、ブログランキングサイトと比べて順位の変動が激しいものの、ジャンル変更前と、ほぼ同じように感じられたからです。

ところが今日、ふとしたきっかけからグーグルのアクセス解析を見ていて、思いがけないことに気づきました。エキサイトのブログジャンルページからのアクセスの詳細を見ると、「日々の出来事(38664)」・「旅行・お出かけ(8026)」よりも、「海外生活(4392)」・「語学(1159)」だったときの方が、アクセス数がずっと多いのです。ブログジャンルを何度も変えているので、一概には言えないものの、そういう傾向があります。

エキサイトのジャンルごとの人気ブログランキングページには、週間順位順に、上位からブログが掲載されます。週間順位であるために、一度ジャンルを変更すると、1週間経つまでは、週間順位がひどく下がった状態が続きます。2018年のアクセス数がひどく少ないのは、年に4度、ジャンルを変更したためであり、さらに、2018年2月からエキサイトブログの常時SSL化が実施されたので、そのために、アクセス解析に計上されないアクセスがあるからかもしれないと思うのですが、それはわたしの考えすぎかもしれません。
閑話休題。そもそもより多くの方にブログを見ていただけたらと考えてのジャンル変更だったのに、実はかなりアクセス数が減っているということに気づいたので、ジャンルを元に戻して、これからはずっと、「海外生活」・「語学」のカテゴリで行くことに決めました。参加ブログは少ないけれども、分野などが限定されている分、その分野などに関心のある人が多いので、該当ジャンルのブログランキングなどで、気になったブログや記事を読む人が多いということではないかと思います。そう言えば、わたし自身、「海外生活」・「語学」のカテゴリだったときの方が、同じカテゴリの方のブログや記事を、よくランキングぺージで確認していたような気がします。

2016年のブログランキングページからのアクセス数が多いのは、わたしが、始めた当初は「ペルージャ発 なおこの絵日記」だったこのブログの題名を、発行から9年の間にあれこれと変えていて、2016年には、題名が特に人目をひきやすいものであったからではないかと思います。
一時期、「人目を引き、何をしているかがすぐ分かる題名を」と唱える方の話に、なるほどと思ったことがあるのですが、いろいろ考えた結果、わたしは、ブログ名でも記事の題名でも、人の興味・関心をことさらに引く名前をつけるよりも、言葉の響きや内容から考えて、わたし自身が納得できる名前にしておいて、何となく記事やブログを見た人が、また戻って読んでみたい、訪ねてみたいと考えて、再訪してくださった方がうれしいし、わたしの性に合っていると気づきました。

グーグル・アナリティクスで、このブログのアクセス解析を始めたのは、2015年7月15日なので、それ以降の情報しかないのですが、実は、エキサイトのブログランキングページからのアクセスは、総数が1030ですから(カテゴリ変項の際のアクセス数を除いてあります)、他のサイトやページに比べると、ずっと少ないのです。
イタリア語学習サイトのページ(上の表中、赤線を引いてあるリンク)からのブログへのアクセスも4年間に9千近くあったのですが、今年3月に、ヤフージオシティーがサービスを終了したため、このサイト自体がもう存在していません。10年前からまぐまぐで発行してきたイタリア語学習メールマガジン、「もっと知りたい! イタリアの言葉と文化」のバックナンバーをこのサイトに掲載していたのに、サイトが存在しなくなってしまったため、現在、このブログに、バックナンバーを移行中ですが、最近ようやく、2009年7月に発行した第16号 「ぼったくり対策の手引き、ペルージャの夏」(リンクはこちら)まで移動したところで、残る第118号までの全号を掲載できるのは、まだ先の話です。

参照元の上位に上がっている検索サイトについて、キーワードを調べると、8割近くが不明なのですが、ドン・マッテーオやペルージャ外国人大学、イタリア中部地震などが、上位に上がっています。
記事に何か写真を添えようと選んだ、上の3枚の写真は、ウンブリア州の南、テルニ県の村、パッラーノ(Parrano)を訪ねたときのものです。パッラーノについては、また後日詳しくご紹介するつもりでいます。

ぼったくりと言えば、昨日夕食を食べたセルフサービスのレストランでは、確かに、二人であれこれ料理を頼みはしたものの、飲み物が500mlの水だけなのに、合計24ユーロは高いと感じました。会計を間違えたのではないかという疑いもあるのに、レシートには合計金額しか書かれていません。
法律では、「客には、料理や飲み物の一品ごとの値段を明記した領収書を要求する権利がある」(詳しくはメルマガ第16号。リンクはこちら)はずなのですが、こういう合計金額だけを書いたレシートを渡す店がたまにあります。レシートを受け取った夫も、セルフサービスなので、料理がたくさん載ったトレーを運ばないといけないために、金額やレシートについて、あれこれ言う余裕がなかったようです。会計は、レジで済ませることもできますが、テーブルで会計ができる場合は、テーブルで勘定書を頼んだ方が、勘定書やレシートで明細を確認できるので、おすすめします。レジ前で会計を頼むと、合計金額だけを印刷したレシートを渡され、明細を知りたいとは言いづらい場合が、たまにあるからです。店自慢のトルタ・アル・テストを、夫は楽しみにしていたのですが、以前とは違って、おいしくないとこぼしていましたし、そういう言葉を聞くのは、実は初めてではないので、残念です。窓からのトラジメーノ湖の見晴らしはすばらしいし、わたしが食べた魚料理はおいしかったのですけれども。
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Belli il paese di Parrano e le tane del diavolo.
Le grotte si possono visitare solo con la guida,
quindi ci torneremo un giorno e speriamo che
quel giorno sia aperto anche il museo attualmente chiuso.
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