2019年 06月 07日
古い牢越え青い海臨む絶壁へ、カプライア島


この写真は、今朝、中心街近くにある宿から、港に向かう途中に撮影したものです。

港の少し手前にある教会から坂道を登ってしばらくすると、やや急な斜面を登っていくトレッキングコースがあります。ふり返ると、港や海を見晴らすことができました。

やがて車道に出て、今度は山の斜面を大きなジグザグを描いて登っていく車道を、歩いていきます。

かつての刑務所の広い敷地、農地の間を通る道路を、ずっと登り続けます。奥にカプライアの町並みと
城塞が見えています。

登るうちに、見晴らしのいい場所が時々あって、しばしば立ち止まって撮影しました。

カプライア島も花が最も咲きほこる月は5月ということですが、今日のトレッキング中にも、色とりどりの花を見かけました。

島の農場が栽培する広大な段々畑の傍らを通り、さらに登っていきます。

右手には青い海が広がっています。

山の頂が近づいてきます。

高みには、アオイ属の白い花、cisto marinoが咲き、下方では緑の岬が海へと伸びています。

内陸部へと進み、木のトンネルに続いて、白い花が咲く山道を分け入るように登っていくと、

切り立った断崖が海へと落ちていく岬が、目前に現れました。

右を見ても左を見ても絶壁で、夫がこの場所に腰を下ろしている間じゅう、わたしははらはらしていました。
わたしたちがいる場所から右手へと続いていく絶壁は、Il Datteroと呼ばれ、左手の岬はPunta del Cavallo、直訳すると「馬岬」で、どちらもカプライア島の北端に近い西の岸にあります。

同じ場所で後ろをふり返れば、島の北端に近い東の岸にある岬と海が見えます。カプライア島は、米粒のような形をしていて、南北方向が長く、北端に行くほど島の先端が細くなっていくからです。
眺めを楽しみ休んでいたら、空が曇って冷たく強い風が吹き始めたので、急ぎ足で山を下りました。昨日歩いた道は、大きさも形も異なる石が無造作に並ぶ道が長く続き、急な坂道では特に、足が痛んで歩きづらかったので、今日は距離は多少長くとも、歩きやすいというトレッキングコースを歩きました。おかげで、昨日と今日とで脚は疲れましたが、足が痛むことがなく、たすかりました。風景もすばらしく、島のまた違う家景色や花を見ることができました。
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Bella l'Isola di Capraia.
Oggi il trekking dal porto fino al precipizio a picco
sul mare della scogliera del Dattero.
Il mare blu e il mare dei fiori di cisto marino.
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なんだか怖くなってきました~(>_<)
なおこさんが心配されたこと解りますよー
断崖絶壁、確かに絶景ですネー
この小さな島の全体像がなおこさんのお写真から伝わります~♫
お花がいっぱいで綺麗な島ですね~♡
綺麗なお写真を見せていただきありがとうございます(^^♪
野山の花や眺めがきれいで、感動しました。こちらこそコメントをありがとうございます♪