2019年 06月 08日
金色の花と城塞 石の浜、カプライア島
岬の高みにある古城は、山を登っていても、村を歩いていてもよく目にするのですが、その名も「絶景」のこの場所からの眺めは、とりわけみごとです。
南を見ても、風情ある海岸が見渡せます。
2日間たくさん歩いたので、今日は歩きやすく短時間で回れる場所を訪ねました。村からここまで、島の旅行ガイドによると、往復20分です。
そのあと、さらに海岸沿いに南に向かい、
カレープラントなど、金色の花がいっぱいに咲く岩壁を通る小道を下って、
石の浜、Cala dello Zurlettoに行きました。遠い高みから眺めてばかりいた海の水にようやく触れることができました。海水浴客もいましたが、わたしたちは足を冷たい海水に浸し、眺めを楽しみながら、しばらく休んだあと、散歩を続けました。
浜から登る途中も、花がたくさん咲き、眺めが美しいので、時々足を止めて、風景を愛でました。この写真で右手に見える石の浜が、Cala dello Zurlettoです。
このあと、地中海の多くの自生の植物が見られるというトレッキングコース、sentiero del Reganicoを通って、村はずれにある宿に戻りました。
まだ咲いている野生のラベンダーの花も、見ることができて、うれしかったです。
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Bella la vista del castello dalla Bellavista,
attraverso i fiori di elicriso e fichidindia,
si scende verso la cala dello Zurletto.
Isola di Capraia (LI) 8/6/2019
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素晴らしい景色の中でのトレッキング。
いいなぁと思いながら写真を見せてもらっています♪
歩くの大好きなので楽しいです。
で、思い出していることが2つあります。
1つ目は昔見たイギリス映画「ラベンダーの咲く庭で」(邦題)
イギリスの、多分コーンウォル辺りの海岸がよく出てきます。
その風景がそっくり。特に崖の上から海に至る風景が。
2つ目は父の生まれた村近くの海岸。
和歌山市南部の雑賀崎。この岬をぐるっと回ると新和歌浦に。
風光明媚な場所ですが、特に雑賀崎の岬の崖の上から眺める風景や
浜辺からその崖を見上げる景色が写真と良く似ているのでびっくりしました。
雑賀崎は漁師町で、崖に沿って家が建てられている風景は、
“日本のアマルフィー”と呼ばれていると最近聞きました。
機会があり実際に見てきましたが、「まあね………」という感じでしたよ。
まあ断崖絶壁の景色は何処もどの国でもよく似ていますが。
北海道の知床半島も似ているといえば似ていますね。
ここは熊出没で限られた場所しか歩けないですけど。
旅行楽しんでくださいね。
切り立った崖が海にそびえる風景、イギリスや和歌山市にもあるんですね。ここまで描かれるほどですから、海岸にも人と同じで、そっくりの風景が世界にはいくつかきっとあるのでしょうね。
ありがとうございます。昨晩無事に、ペルージャの自宅に戻りました。