2019年 06月 24日
アジサイの湖畔のマガモの子供たち、ボルセーナ


夫が、途中で立ち止まり、湖の方を見守っています。夫が立ち止まったのは、下の写真の左端あたり、柵の下に、積み重なった石が見える部分です。

何を見ているのだろうと、同じ方向を見ると、

マガモたちが岸辺に向かってきています。

母鳥と共に湖面を進む7羽の小さいひなたちが、かわいらしかったです。

マガモたちが着いた岸辺には、具合が悪くて動けずにいるように見えるマガモのオスがいました。

しばらくすると、子供たちが、エサを探すためか、遊ぶためか、思い思いの方向へと、移動し始めました。7羽のひなのうち1羽だけ、まだらのないひながいます。

このまだらのないひなが、岸辺近くを見つめていたのですが、

そのうち、小魚を見つけて、くちばしにくわえました。ただ、小さいマガモにとっては、獲物が大きすぎるので、くわえたものの、食べることができずにいます。ただでさえ食べるのに苦労しているのに、このあと他のマガモのひなたちが、うらやましいのか、横取りして食べたいのか、単に遊びたいだけなのか、この魚をくわえたマガモのひなを、皆で追いかけ回し始めました。

かわいそうに、あちこちへと足早に逃げ回り、皆を引き離すたびに、小魚を飲み込もうとするのですが、慌てていることも手伝ってか、なかなかうまく行きません。小魚をボールに見立てたバスケットやサッカーの試合のようでもあり、遊んでいたのかもしれませんが、せっかくの獲物をゆっくり味わうひまもなく、必死で逃げ回らなければいけないひなが、何だかかわいそうでした。母鳥は一切介入せずに、ただ子供たちの行動を見ているだけです。
長い追いかけっこが続き、逃げていたひなが、ようやく小魚を飲み込めたのを見届けたときには、ほっとしました。そのあとは、マガモを後にして、アジサイとバラが彩るボルセーナ湖の岸辺の遊歩道の散歩を続けました。
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Un piccolo di germano reale ha preso un pesciolino, ma non riusciva a ingoiarlo. Poi i suoi fratelli hanno iniziato a inseguirlo, cercando di prendere il suo pesciolino e il povero piccolo ha dovuto continuare a scappare con il suo pesce e infine è riuscito a mangiarlo!
Lago di Bolsena, Bolsena (VT) 21/6/2019
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カモの親子はさぞかし可愛らしかった事でしょう・・・
私も先日、自転車通勤の途中で、道路を歩いている子連れのカモを見かけました。
チョコチョコと本当に可愛らしくて・・・
もしカメラを持っていたら、ちょっと撮ってみたくなりそうでした。
こんな時に、スマホのカメラで撮るというところまでは情熱が無いんですよねぇ^^;
あと、ご結婚記念おめでとうございました^^
私も6月なのですが、妻もすっかり忘れているという・・・^^;
子育てに慌ただしい毎日が落ち着けば、こうした記念日も2人でゆっくりとした気持ちで過ごせるのかな・・・
Hideさんたちご家族は、お子さんたちとのにぎやかで慌ただしい毎日を過ごされているので、つい忘れてしまわれるのでしょう。俵万智さんの歌ではありませんが、日々、登山記念日やわくわく記念日をたくさん作っていらして、すてきですね。
こんばんは
美しい景色に見とれています
そしてかもさん親子の様子が愛らしいですね
餌をたべるのも大変ですねぇ
優しく愛おしく心配されながらみている
なおこさんにも関心します
私も動物や鳥さんを見かけると嬉しくなります
いつもありがとうございます
イタリアでは見られる機会が少ない紫陽花が、たくさん咲く湖畔を歩けて、うれしかったです。こちらこそいつもありがとうございます♪