2019年 06月 28日
涼を求め巨木と山に出会う夕、シビッリーニ山脈

カモシカに出会えるというトレッキングコースで山を登ると、シビッリーニ山脈の2千メートルを超える高峰の連なりが目前に広がって、眺めがすばらしかったです。

日の入りは午後9時前なのですが、午後8時前に撮ったこの写真でも、太陽が山の端に近づいていたために、山々が柔らかな茜色の光を帯びています。

あまりの暑さに、森の中を行くトレッキングコースを選んではいたのですが、思いがけず美しいブナの大木が立つ森を通り、中にはこんなみごとなブナの巨木もありました。


天気予報では、今日の最高気温は36度で、朝8時にはもう外気温が26度まで上がっていました。早朝に窓を開け放して空気を入れ替えても、連日の猛暑で、今日の夕方、我が家の屋内の気温は26.5度で、予報では、午後11時になっても、まだ外気温が同じくらいとのことです。

そこで、今日は午後5時にうちを出て、約100km離れたシビッリーニ山脈の標高約千メートルの村まで、約1時半かけて車で行き、午後6時50分から午後8時53分まで、山を歩けばカモシカに会えるというトレッキングコースを歩きました。午後7時を過ぎた山でも、登り続けると汗をかきましたが、すばらしい眺めを楽しみ、美しいブナの森と巨木に出会うことができました。カモシカは見られませんでしたが、下り道は涼しく、村で夕食を食べて、午後11時半頃に帰宅すると、外も涼しくなっていました。明日は今日に比べれば若干気温が下がり、また、早朝が涼しいという予報が出ているため、少し楽に過ごせるのではないかと期待しています。
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Grande faggio sui Monti Sibillini 28/6/2019
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ついでに湿気も
イタリアは湿気は?
地中海気候は確か湿度が低く暑くても過ごしやすかったような?
>トレッキングコースを歩きました。
日の沈むのが遅いというのがいいなぁと、少し羨ましいです。
日本ではできないことだなぁと。
それにしてもヨーロッパは熱波で覆われているようですね。
こちら関西ははやっと梅雨入り宣言。雨が降れば降るで土砂降りのような雨。
災害の出ないことを願うばかりです。
こちらは湿度は、夏はそれほど高くないのですが、その分、我が家をはじめ、エアコンのない家庭がまだまだ多く、35度前後の日が毎日続くと、壁が熱をため込むためもあって、うちの中がサウナ状態になってしまうので、過ごしにくくなってしまいます。
ようやく梅雨に入ったと思ったら、今度はどしゃ降りですか。世界各地で暑さも雨の降りかたも極端になっていて困りますね。イタリアでも先週土曜には、北伊で突然の雷雨・暴風雨に大きな雹が降ったこところもあり、事故や亡くなった方も出たと聞いています。災害や暑さで犠牲になる人が出ることがありませんように。
石作の家の中はいつでも涼しいと思っていましたが、コメントのお返事にあるように壁が熱を溜め込むのですね。
夕方からトレッキングができるとは羨ましいです。
ブナの木も素晴らしい!夜11時になっても外気温と室温が同じとは、速く涼しい日が来ますように!
今はひどく暑いので、標高がとても高い山でなければ、夕方からの方が気温も下がり、日かげも多いので、体が楽なんです。思いがけずみごとなブナの巨木に出会えて、うれしかったです。ありがとうございます♪
今のヨーロッパは、日が沈む時間が遅いので、夕方から出かけても、充分に山歩きが出来ますね。
大きなブナの木がとても素晴らしいです。
こんな中を歩くのは、気持ちが良いでしょうね。
日本にも、秋田と青森の境にブナの原生林があって、歩いたことがあります。
そちらは、エアコンの無い家庭が多いのですね。
日本は湿度が高いので、エアコンを入れないと家の中にいても、
熱中症になってしまいます。
おうちの中がサウナ状態になってしまうのは、辛いですね。
そうですよね。うちは構造のために冬は湿度が高いのですが、幸い夏は朝晩空気を入れ替えれば、湿度は低いので助かっています。