2019年 08月 03日
クッコ山牛を避けつつ山頂へ
裾野がゆるやかに四方へと広がる山で、近くに高い山があるものの、若干離れているおかげで、山頂周辺からは、四方を見渡すことができました。
十字架が立っている場所よりも、この写真で夫が立っている辺りの方が、高くなっているように見えました。また、十字架には山頂という言葉や標高を表す数字がいっさい書かれていなかったため、この十字架の立つ尾根道のどこか、最も標高の高いところが、山頂なのではないかと思います。
先週とほぼ同じ場所に路上駐車し、洞窟への道と山頂への道が分かれるところで、今日は山頂へのトレッキングコースへと進みました。牛の放牧で、山頂付近はほぼ一面が草となっているため、途中からは、トレッキングコースを進むよりも、最も歩きやすい場所を選びつつ、できるだけまっすぐに山頂へと登って行くことにしました。
山頂近くにも牛の群れがいたため、群れの中を進むのを避けようと、遠まきに歩いたのですが、
かなり広い範囲に牛が散らばっていたため、この辺りにはいないだろうと思ったところにも、わずかではありましたが牛がいて、最も端にいる牛の内側を通って、山を登りました。
この写真は、牛たちの群れを通り過ぎてから、後ろをふり返って撮影したものです。
山頂に着いて、眺めを楽しんだあとは、再び牛の間を通って山を下る代わりに、そのまま239番コースを北に進むことにしました。
夫のすぐ左手に見える二つの高い山は、いずれも州境に近いマルケ州の山で、手前がカトリア山(Monte Catria、1701m)、その左奥に見えるのがアクート山(Monte Acuto、1668m)です。
クッコ山を山頂から北方へと下ると、標高1455mで、右に進んでも、左に進んでも、山頂の周囲をぐるりと回ってわたしたちの出発地点に戻れるという道しるべがありました。
左回りの方が遠回りにはなるのですが、右回りの道は、先週土曜日に洞窟の入り口近くまで歩いたときに、大部分を歩いていますので、別の道を通ろうと、左に進みました。
途中、ブナ林や牛の群れの間を通り、登る途中にも訪ねた十字架に到着しました。
それからは、ひたすら山道を下って、出発地点の駐車場へと向かいました。わたしも歩いた記念にと、進行方向に長く伸びた影を撮影しました。先方の木の影に、先を行く夫の姿もごく小さく見えています。山頂に着いたときには、霞がかかってよく見えなかった海が、この辺りを下っていた頃には、奥の方にほんのりと青く見えたように思います。
数年前に頂上まで登ろうとして、登れずじまいだったクッコ山を、ようやく登頂することができ、すばらしい見晴らしを楽しむことができて、うれしかったです。後日時間のあるときに、もう少し詳しく登山の様子をお伝えできればと考えています。
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Evviva! Finalmente abbiamo raggiunto la cima del Monte Cucco (1566m).
Panorami stupendi, mucche anche intorno alla cima.
Cima del Monte Cucco, Costacciaro (PG) 3/8/2019
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途中まで自動車で行き、あとは歩くというのがいいですね。
来週久しぶりに長野に出かけ空中散歩をと思っているのですが、
台風が来そうでちょっと心配。出かける前々日までに宿泊予定の
ホテルがキャンセル料無しでキャンセルできます。お天気次第かな。
晴れてほしい!白馬三山を見たい!そう願っています。
晴天なので、遥か彼方の景色まで見通せて、素晴らしい登山になりましたね~
標高がソコソコ高いので、気温は低いのでしょうか?
それでも、上り道では暑くて汗をかいたのでは?
頂上に到達した時の達成感は素晴らしいのでしょうね~
途中の牛さんたちには参りますが、なおこさんたちは、慣れていると想像しました(笑)
良い登山でしたね~数年かけてようやくだと嬉しさもひとしおだと思います(^^♪
せっかくのお久しぶりのご旅行ですもの。どうか天気に恵まれますように。
数年前に登ったときは、出発地点が標高約千メートルとずっと低かった上に、頂上に行く前に谷をかなり下らねばならず、それで頂上にはたどり着けなかったのではないかと思います。今回は出発地点が標高も1197mと高く、場所も山頂から比較的近かったおかげで、裾野が広いので、あちこちからよく見かけるクッコ山を、ようやく登頂することができて、本当にうれしかったです。温かいお言葉をありがとうございます♪