2019年 08月 07日
教会に響く歌声・パイプオルガン、ラヴェルナ修道院
今夜はラヴェルナ修道院の教会で、美しい歌唱とパイプオルガンのコンサートを鑑賞しました。
アッシジの聖フランチェスコが聖痕を受けた場所に築かれたラヴェルナの修道院は、トスカーナ州アレッツォ県のアッペンニーニ山脈の山中にあって、ペルージャからは車で約1時間半かかります。夫は今日も明日も仕事があるのですが、今夜歌を歌った、今世界的に活躍している修道士は、かつて夫も属していた今はなき合唱団で、夫たちといっしょに歌った時期があり、また、夫はパイプオルガンの演奏を聴くのも好きなので、午後9時20分に始まるコンサートのために、夕方ペルージャのうちを出発しました。
ラヴェルナ修道院は、切り立った岩の上に建っています。参詣路への出発地点であるラ・ベッチャ(La Beccia)の駐車場に車を置き、そのまままっすぐ修道院に向かえば、2、30分で歩いていけるのですが、わたしたちはせっかく来たのだからと、いつもと同じように、岩壁の下を時計回りに歩き、森を通って修道院に向かうトレッキングコースを歩きました。
夕食後、境内の眺めのいい場所に向かうと、もう日は沈んでしまっていましたが、たそがれの空がきれいでした。いい席を取ろうと、8時45分には会場となっていた教会に入ったのですが、
前の方の席はすでにいっぱいだったので、前方だけれども少し脇にある席に座りました。この写真には、パイプオルガンもきちんと写っています。
コンサートの後、修道院から参詣路を通って駐車場まで戻り、ペルージャのうちに着いたら真夜中になってしまいましたので、詳しくはまた後日お話しできればと考えています。
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Belli l'esecuzione del maestro Eugenio Fagiani e i canti di Fra Alessandro,
la chiesa e il paesaggio dopo il tramonto al Santuario della Verna.
A casa di Perugia siamo tornati a mezzanotte e venti, ma sì il viaggio è ben meritato.
Festival Internazionale di Musica d’Organo, Chiusi della Verna (AR) 7/8/2019
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なかなか聴く機会がありませんが
素敵なコンサートだったのですね。
naokoさんは 夜に強いのですね。
我々夫婦は年のせいもあり
夜には弱いので~
以前 スイスの村の教会のコンサートに出かけたのですが
夕食後でもあり 心地よく 音楽を聴きながら うとうと~いや すっかり寝ていたかも~Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
残念なことをしました。
トレッキングや修道院の記事を拝見するのを楽しみにしています♪
我々は夜が早いのでイタリアの老人はどうなのかなと疑問に思いました。9時半から始まるコンサートのあと1時間半かけて帰宅ですものね。歴史のある教会でのパイプオルガンコンサート、さぞかし素晴らしかったでしょうね。
いえいえ、わたしはどうしてもブログの投稿が夜遅くなりがちですが、基本的には外の夜更かしは夫ともども苦手な方なんですよ。夕食後は確かに眠気が襲いやすいですが、それだけ安らぎのある音楽だったのでしょうね。
ラヴェルナのロッビアの作品は制作が15世紀末から16世紀初めで、ちょうどフィレンツェ共和国下にラヴェルナがあったときなので、今は調べる時間がないのですが、ロッビアの作品があるのはそのためではないかと思います。