イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

アドリア海の夏の浜から、リッチョーネ

 青空と輝く太陽の下、やや高い波が岸に打ち寄せる音を聞きながら、

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青い海も見えるビーチチェアで、この記事を書いています。暑いものの、時々心地よい涼しい風が吹いてきます。

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 空に、八の字を逆さにしたような二筋の雲があって、上空へと広がっています。

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 毎夏もう何年もの間、義父母が2週間滞在するリッチョーネのホテルのいつもの部屋は、見晴らしも風通しもよく、海が見えます。わたしたちが昨夜泊まった部屋は、窓の向こうには隣のホテルの部屋の窓が並び、2階でひどく暑い上に、冷房は天井に備えつけた扇風機があるばかりでした。そこで、下方だけ風が通るようにブラインドを下ろし、窓を開け放して眠ると、開いた窓から、通りを歩く人々のにぎやかな声と道路を走る車の音が、ほぼ一晩中聞こえたために、ほとんど眠れませんでした。

 それでも、義父母のなじみのホテルであるおかげで、チェックアウト前に荷物を義父母の部屋に移動し、今朝は海辺を散歩したあと、波の高い海でしばらく泳ぎ、久しぶりに会う知人と話したあと、義父母とおしゃべりしながら、同じホテルで昼食を食べることができて、義父母も喜んでくれたので、よかったです。

 今は、義父母が部屋で休んでいる間、二人のデッキチェアに腰を下ろして休み、この機会を利用して記事を書いています。

 午後3時頃、義父母が浜辺にやって来たら、あいさつして部屋の荷物を車に運んで、リミニの友人宅に向かいます。

 コメントのお返事は、明日の午後ペルージャに戻ってから、少しずつしていけたらと考えています。仕事関係のメールの返事も、落ち着いて家に戻ってから書くつもりなので、少し日数が経ってしまうかもしれません。

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Sole, cielo azzurro & mare.

Siamo a Riccione :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:【キャンペーン】2019年夏!私の花火写真&お気に入りの夏ショット!
Commented by hanashigai at 2019-08-30 12:27
こんな素敵なロケーションが近くにあるホテルに二週間も!僕は八重山や沖縄本島で民宿連泊がせいぜいです(笑)
でも、なおこさん御夫妻が宿泊された部屋はちょっと過酷でしたね。
ビーチにあらかじめ設置してある屋根付きスペースのデッキチェアは初めて見ました。パラソルも置く(海側)にあるようだけど、はそして日本だと貸しパラソルが無秩序に並んで、人気の浜では歩く隙間が無くなっていくのですが、これは美しいですね。
そして優雅です♪
気になったので航空写真で覗いたら、海岸全域である程度統一されているのですね?
もう一つ、イタリアの東側海岸線は砂浜が延々と続いてるのに、リゾートホテルだらけになっていないのが素敵ですね。
Commented by milletti_naoko at 2019-08-30 23:26
放し飼いさん、実はこの海岸、海と逆方向には、ずらりとリゾートホテルが並んでいるんですよ。二つ星ホテルで、一番混雑するフェッラゴストの頃を過ぎると、秋が近づいて天気が崩れる恐れもあるのですが、料金もぐっと下がり、あふれかえるほど人の多かった町や浜も過ごしやすくなります。義父母の場合、それまでの夏野菜の収穫できる時期に、畑の恵みを最大限に活用できるという利点もあります。
Commented by tawrajyennu at 2019-09-01 16:52
こんにちは♪
青い海とずらりと砂浜に並んだデッキチェア・・・
こんなところで二週間のバカンスだなんて羨ましい限りです。
毎年同じホテルでご両親はお過ごしになるのですね。
二人のデッキチェアに・・・ということは、部屋ごとに
デッキチェアの場所が決まっているのかしら?
ヨーロッパのホテルには、何回も泊まっていますが、
冷房の付いたホテルは少ないような・・・
日系のホテルとか、高級ホテルは付いているのでしょうが。

アドリア海というと、宮崎駿監督のアニメ「紅の豚」を思い出します。
Commented by milletti_naoko at 2019-09-02 18:08
タワラジェンヌさん、こんにちは。こちらは海岸沿いや海岸からは少し離れたところに並ぶ数軒のホテル用の共同の砂浜で、ビーチパラソルが多い中、こんなふうに日差しが防げるように、ビーチチェアと同じ素材の屋根がある砂浜は珍しいのではないかと思います。パラソルだと、日に当たりたい人はパラソルを閉じることができるのですが、ここではそういうわけにいかないので、屋根の日陰にならないところにビーチチェアを移動している人もいました。ペルージャの知人たちでも、お年寄りは2週間滞在という人が多いようです。このデッキチェアは、義父母が早めに行って場所取りをしているのではないかなという気がします。

イタリアのホテルは、夏が暑いために、夏も涼しい山でなければ、それほど高いホテルでなくとも、冷房のあるところも多いのですが、今回は暑いのと窓を開けたら騒がしいので困りました。『紅の豚』、いいですよね。大好きです♪
by milletti_naoko | 2019-08-29 14:54 | Emilia-Romagna | Comments(4)