イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

トマトざんまい 瓶づめ・野菜の重ね焼き

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 5月が寒かったために、トマトの生長が遅く、雨が降らない日が続いて、収穫を心配していた今年のトマトは、実り始めるのこそ遅くなったものの、

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最近は、義父が育てるペルージャのうちの畑でも、夫が育てるミジャーナの畑でも、真っ赤なトマトをたくさん収穫できています。

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 まだ青い実もたくさんあるので、今年は9月に入っても、まだまだトマトが採れそうです。

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 義父母が留守中なので、ペルージャの畑の夏野菜は、夫が水をやり、義弟とわたしで収穫し、ミジャーナで採れたトマトを、最近は夫が行くたびに、たくさん持ち帰ってくれます。

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 そこで、このたくさんのトマトで、アマトリチャーナソース、夫の大好きな卵料理、インサラータ・カプレーセ、ブルセーガなど、あれこれ作ってみるのですが、それでも消費しきれないので、今夜はこの夏2度目の保存用の瓶づめを作り、今ぐつぐつと鍋で煮沸消毒をしているところです。

 二人暮らしで、夫がトマトソースだけのパスタを好まないため、大きな瓶に入れてしまうと、使い切るのが大変なので、300〜400g入りのジャムやみそなどの瓶を、再利用して使っています。

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 一方、ナスやズッキーニは、もう少なくなってきているのですが、それでも、義父母が留守中であるために、うちで食べないといけない夏野菜が多くなります。

 そこで今夜の夕食には、昨年の夏、旅先で食べておいしかったシチリア料理、たっぷり夏野菜の重ね焼きを作りました。深皿に下から、細切りにしたタマネギ、ナス、ジャガイモ、ズッキーニ、トマトの順に敷いていき、野菜の層ごとに、その上にパン粉とオレガノ、塩をふりかけて、200度に温めておいたオーブンで、40分間焼き上げます。

 たくさんの夏野菜を、ジャガイモやタマネギと料理することができ、夫の明日の弁当のおかずにもできるほど、十分なほどの量になり、おいしくできたので、うれしかったです。写真は、夕食文を食べたあとで撮影したため、料理が一部欠けてしまっています。

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Con tantissimi pomodori rossi raccolti nell'orto
,
frittata ai pomodori, spaghetti all'amatriciana, insalata caprese, brusega, naturalmente anche conserva di pomodori.
Poi stasera ho ricordato un piatto squisito che abbiamo mangiato l'estate scorsa in un agriturismo. Strati di verdure cotti al forno. Da sotto strati di cipolla, melanzane, patate, zucchina e pomodori, da spargere il pangrattato, il sale e l'origano sopra ciascun strato. Piatto facile e molto buono :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by minoru2703 at 2019-09-03 08:18
トマト祭りはスペインが有名ですけどイタリアも野菜といえばトマトのイメージです
真っ赤に熟してうまそうですなあ
日本のスーパーに売っているトマトは促成栽培したトマトみたいで赤いけど酸っぱかったり甘くなかったりです
Commented by otenbasenior at 2019-09-03 12:30
採れ始めるとトマトに追いかけられるようですね。
我が家もすでにトマトソースは来年までの分を確保出来ました。もうソース作りも飽きたところで今日ようやく来てくれた水道修理屋さんに差し上げました。
夏野菜の重ね焼き、参考になりました。
近じか作ってみようと思います。
Commented by milletti_naoko at 2019-09-03 16:01
みのるさん、スペインにトマト祭りがあるんですね! この時期はイタリアでは、家庭で育てたトマトの収穫と保存用の瓶づめやトマトソース作りに追われる家庭が、今でも少なくありません。よく熟れたトマトはコクがあっておいしいです♪
Commented by milletti_naoko at 2019-09-03 16:04
お転婆シニアさん、そちらでもそうするとたくさんのトマトが収穫できているんですね! うちも義父母の畑の分は、親戚や友人・知人にも食べてもらっています。

夏野菜の重ね焼き、宿の方が口頭で言われたレシピはこうだったのですが、好みによってコショウをふりかけてもいいし、わたしはナスとジャガイモの層の上には、軽くですがオリーブオイルも回しかけてみました。
Commented by nonkonogoro at 2019-09-04 08:03
野菜のトマト煮込みなどは よく作りますが
野菜の重ね焼きは あまりしないので
今度作ってみようと思います。
オーブンがないので 厚手のフライパンか
オーブントースターでやってみますね~(^^)/
Commented by milletti_naoko at 2019-09-04 15:44
のんさん、少しずつでも重ねると、かなりの厚みになるので、中までしっかり火を通すには、オーブントースターの方が、どれだけオーブントして使えるかは機種によるとも思うのですが、上と下と両方から加熱するので、適しているのではないかと思います。一番下のタマネギや一番上のトマトが、フライパンで上下ひっくり返すときに、形が崩れてしまいそうな気もします。それはそれで、後から形を整えることが、ひょっとしたらできるかもしれないのですけれども。
Commented by hanashigai at 2019-09-07 13:05
瑞々しい真っ赤なトマト、本当に美味しそう♪
形や大きさがバラバラなのは品種が異なるのでしょうか?
僕はトマト大好きなので、ハウス栽培でなく形が不揃いでしかも安いものを見つけると買いだめするようにしてます。
しかし今年は日照時間が影響して収穫が上手く行かないのか?なかなか出回らず、なおかつ価格が高騰してるようで贅沢な品になってます。
こぶし大くらいの冷やしたトマトを切って、塩で食べるのが最も好きですが、おでん等も凄く美味しいです。
野菜を重ね焼きする料理、こんなに贅沢な感じにはなりそうに無いですが、こんど真似してみます。
Commented by milletti_naoko at 2019-09-07 22:38
放し飼いさん、採れたての自家製のトマトは、特によく熟れているとおいしいです。
日照時間の影響ということは、雨や曇りの日が多い夏だったのでしょうか。今年の夏はおかしな天候が続いていたイタリアですが、ミジャーナのトマトについては、例年にない豊作です。大きいトマトは皮を湯むきしてさっと保存用にできるのですが、今年のうちのミニトマトは生で食べるには酸味が若干あるので、大量には消費できず、皮が分厚いし種も多いけれど、一つひとつ手作業で取り除いていては無駄にする部分が多そうだしと、今も困っているところです。人様に差し上げるには、おいしいものも筋が入っていたりして。

こちらは夏野菜が大量にできるので、消費を追いつかせるために、たくさん使える手軽にできる料理はと、思いついた料理です。おでんのトマト! そう言えば、こちらで夫が購入した健康を志す人のための料理の本に、トマトも具の一つになった味噌汁があって、最近作ってみたところです。
Commented by tawrajyennu at 2019-09-08 11:47
こんにちは♪
美味しそうなトマトですね!
やっぱり木で熟した完熟トマトは、スーパーで売ってるトマトとは、味が比べ物にならないくらい美味しいと思います。我が家は、今年はイタリアントマトが全くと言ってよいほど、実りませんでしたので、トマトソースが作れませんでした。
ミニトマト、私は大量に取れたときには、皮を湯剥きして、蜂蜜とレモン汁で漬けておいて、冷蔵庫で冷やし、おやつ代わりに食べています。
冷たくていくつでも食べられちゃいますよ。
野菜の重ね焼き、美味しそうですね。
今度作ってみます。
Commented by milletti_naoko at 2019-09-08 16:19
スーパーのトマトは、出荷や店頭に置かれる日数を考慮して、熟すかなり前に収穫するからではないかと推測します。せっかくのトマト、今年は育たなかったとは残念でしたね。

蜂蜜とレモン汁で漬けて冷やしておやつ、おいしそうですね♪ うちでも亡き母が砂糖をつけてトマトを食べていたので、わたしはおいしそうだなと思うのですが、夫はトマトを甘く食べることには眉をしかめそうです。昨日、湯むきしてミニトマトもホールトマトとして瓶づめにしました。
by milletti_naoko | 2019-09-02 22:50 | Gastronomia | Comments(10)