イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

アドリア海へとドライブすれば

 昨日、昼食の会場だったアドリア海岸へと、ペルージャを出発してまもなく、夫に言われて気づくと、クラシックカーが道路を走っています。 

f0234936_5125096.jpg
8/9/2019

 気づくと何台も走っていたので、おそらくクラシックカーの集いがあったのでしょう。

f0234936_5185586.jpg

 サイドミラーも、どこかおしゃれです。

f0234936_5192352.jpg

 台数は多かったのですが、追越車線でスピードを出して走っている車からの撮影だったので、何とか写せたのはこの3枚だけでした。

f0234936_5213344.jpg

 出発から約1時間後、中世の町並みが美しいグッビオ(Gubbio)の近くを通っていたときのことです。

 前の車の窓から出ているものは、いったい何だろうと思って、よく見ると、

f0234936_5233346.jpg

犬が窓から顔を出して、外の風景を眺めているようでした。

 ほほえましいと思いながらも、そんなに体を乗り出して大丈夫だろうかと、この車が右折して見えなくなってしまうまで、気になりました。

f0234936_1556183.jpg

 ペルージャからグッビオに向かっていると、最近よく訪ね、頂上まで登ったクッコ山(Monte Cucco、1566m)が見えました。昨日は頂に、雲がかかっていました。

f0234936_5291612.jpg

 グッビオからさらにファーノへと進むと、今度はペトラーノ山(Monte Petrano、1162m)が見えてきました。この写真で正面に見える、中央部分だけが少し突き出した山です。先月、クッコ山の北にあるカトリア山を登ったあと、下山するために、そのさらに北にあるアクート山(Monte Acuto、1668m)を通ったら、

f0234936_5365038.jpg
Monte Petrano e Monte Nerone visti dal Monte Acuto, Marche 12/8/2019

その高みから、このペトラーノ山が見えたので、興味を持って名前を調べたのです。

 8月に撮影したこの写真で、手前に見えるのがペトラーノ山、奥に見えるのはネローネ山(Monte Nerone、1525m)です。ペトラーノ山は、前方が切り立った崖になっているのに、頂上付近はなだらかで草に覆われ、中央部分だけが少し盛り上がっているのが、おもしろいなと思いました。

 山を登ったり、他の山の高みから見て興味を持つ山ができたりしたおかげで、これまでにも何度となく通ったこの道に、よく知っている気がする懐かしい山が増えて、そういう山が見えるたびに、何だかうれしい気持ちになります。

f0234936_5553679.jpg
8/9/2019

 再び昨日のドライブの写真に戻ります。それまでは、この険しい岩の壁の上に、あんなになだらかな草原が広がっているとは、思いもしませんでした。

f0234936_5583298.jpg

 ようやくアッペンニーニ山脈を抜け、アドリア海岸が近づいてきました。この写真の中央に見える雲が、前方に現れたのを見て、「王蟲だ!」とうれしくなり、

f0234936_611569.jpg

何枚も写真を撮って、夫にあきれられました。ペルージャの映画館で、夫もいっしょに『風の谷のナウシカ』を見たことがあるのですが、王蟲のことは覚えていないでしょうから、あえて説明しませんでした。

f0234936_66722.jpg

 こうして、約170km、2時間半のドライブののちに到着した、アドリア海岸、ガビッチェ・モンテのレストランの前にも、きれいな赤い色のフィアット・チンクエチェントが駐車されていました。

 長い道のりでしたが、楽しいドライブとなりました。

******************************************************************************************
Macchine d'epoca sulla superstrada a Ponte San Giovanni
,
a Gubbio spunta la testa di un cagnolino dal finestrino,
quando si avvicinano gli Appennini si vedono il Monte Cucco
e il Monte Petrano i quali ora conosciamo di più,
poi una nuvola simile all'ohmu, animale immaginario
di un film di Miyazaki verso il mare Adriatico.
Abbiamo visto tutto questo andando in macchina
da Perugia a Gabicce Monte per il pranzo della domenica.
******************************************************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

トラックバックURL : https://cuoreverde.exblog.jp/tb/30778694
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by nonkonogoro at 2019-09-10 16:48
見慣れた山 名前を知っている山が
増えていくのは楽しいですね。

私も先日信州の宿から はるか遠くの山並みを
眺めて楽しみました。
旅館の部屋には ちゃんと山々の名前を書いてあったので
うれしかったです。

姪が あの山には 登ったことがある~と
楽しそうに教えてくれました。 (^^)/
私は眺めるだけですが~

Commented by ciao66 at 2019-09-10 20:24
走っている道から眺める山々の名前が判れば興味は増しますし、それが登ったことが有る山だとなおさらですね♪
ますます登りたくなることでしょう・・・

風景をたっぷり楽しめて、山も車も犬も何度も面白い写真が撮れるのもお二人の旅行で、両手の空いた助手席にお座りだからですね!
Commented by hanashigai at 2019-09-10 20:28
クラッシクカーミーティングはオープンカーの集まりだったのかも知れませんね。ポルシェスピードスターにアルファスパイダー、メルツェデス190slと往年の名車ですね!
写真のアルファはちょっとお尻が沈んだ独特のスタイルで、1990年代中頃まで30年近く生産されていた名車なんですよ♪
どっしり横たわる大きな雲、まるほど王蟲に見えますね。
Commented by milletti_naoko at 2019-09-11 15:39
のんさん、見晴らしのいい場所に、そこから見える山の名前が書いてあると、ありがたいですよね。山の高みからは驚くほど遠くの山が見えますし、丘の高みからも他の山や丘の上の町が見えることがあり、そういうときに、ああ、あれはあの山かと分かると、うれしいです。

姪御さんと楽しいひとときを過ごされたんですね♪
Commented by milletti_naoko at 2019-09-11 16:16
ciao66さん、おっしゃるとおり夫が運転してくれたおかげです。山を登るたび、あちこちを訪ねるたびに、見えるとうれしくなる風景が増えるのがうれしいです。8月3日にクッコ山の山頂に登ったとき、スバージオ山が見えたので、翌日さっそくスペッロから車でスバージオ山を登り、スバージオ山頂付近からクッコ山を望んだりもしました♪
Commented by milletti_naoko at 2019-09-11 16:25
放し飼いさん、さすがですね。後ろ姿からでも、どの車だか分かるなんて。イタリアではクラシックカーになると税金が優遇されるらしく(うちにあるチンクエチェントもそうなんですが、確か自動車税が免除されるのだったような)、そのために長く大切にされる車が多いのだと思います。今も路上を走っているのをたまに見かけますし、何かの催しで町中にずらりと並ぶのを見ることはあるのですが、無料高速道路を並んで走るのを見たのは初めてなので、びっくりしました!

アドリア海方面に見えた大きな雲が、大地を進む王蟲のようで、見てうれしくなりました♪ 『風の谷のナウシカ』連載中のアニメージュなどを買って読み、付録のナウシカトランプを喜んでいたのは、高校生の頃だったような。
Commented by hanashigai at 2019-09-11 21:32
1970年~2000年くらいまでのスポーツカーはかなり好きなので♪
イタリアの自動車税は理にかなっていますし素晴らしいです。
日本の自動車税は燃費性能を重要視した税制なので、古い車は持ってるだけで害とみなされるらしく重課税です。
ただ例え同じ燃費でも新車は減税で、旧車は重課税である理不尽がありますし、新しい車を作るのために新たにエネルギー消費するのだから、新しい車こそ重課税やろ?と思うのですが、それらを作る自動車会社の法人税も減税だったりしてイラッとしますね。

おぉ!「アニメージュ」知ってますよ♪
ナウシカの単行本はそれに連載のものだったのですね。
僕は初期の頃の「宇宙戦艦ヤマト」がTVアニメを観る切っ掛けで、あとは同じく初期の頃の「ガンダム」です(笑)
Commented by milletti_naoko at 2019-09-12 16:59
放し飼いさん、なるほど、それでこちらの人よりもずっとその年代の車にお詳しいんですね! 夫に話したら、感心していました。

イタリアではクラシックカーについては税の優遇があるものの、スモッグを避けるために、たとえばペルージャでも中心部近くの大気汚染がひどくなると、かなり長い期間にわたって、古い車については進入制限があり、入れなくなってしまうことがあるんですよ。2002年の夫の車やさらに古い義父の車も、そのためにそういう期間は高い罰金を避けて、そういう区域にある役所や職場のある駅近くまで、自分の車では行けず、不便なことがあります。週末のみの制限、あるいは、平日に今日はバックナンバーの奇数番号のみ、翌日は偶数番号のみなど、制限の方法は様々なのですが、やはり不便です。

ヤマト、なつかしいです。わたしもガンダムは、最初のガンダムが好きでした。
by milletti_naoko | 2019-09-09 23:08 | Viaggi | Trackback | Comments(8)