2019年 10月 01日
日は燃えて白鳥飛びくる湖の夕、トラジメーノ湖

桟橋の奥に見えるのは、ポルヴェーセ島(Isola Polvese)です。

まずは桟橋の先端まで歩いて、雲間からちょうど夕日が出てくるところを見守り、しばらく夕日の方を眺めていたのですが、日の入りまではまだしばらく時間があるので、桟橋を歩いて、以前に白鳥が7羽飛ぶのを見た場所まで行って見ました。
今日もひょっとしたら白鳥が見られるかもしれないと、あまり期待をせずに、わたしがそう言ったときのことです。白鳥が飛んで来ていると夫が言うので、そちらの方角を見ると、

数羽の白い鳥がこちらに向かっているではありませんか。
ズームで拡大して撮影した写真の、さらに白鳥が映るあたりを切り取ったのが、こちらの写真です。わたしは、この位置と角度からでは、白鳥だかカモメだか、区別がつかなかったのですが、夫は、カモメにしてはひどく大きいので、白鳥だと分かったそうです。

先日は、白鳥7羽が、桟橋の先端に立つわたしたちの前を、右手から左手へと飛んで行ったのですが、今回は、6羽の白鳥たちが、わたしたちの手前で着地、いえ、着水し、

それから、左の方へと進んでいきました。羽を広げる白鳥の姿が、優雅です。ポルヴェーセ島の前で、しばらく身づくろいをしたり、餌を探したりしていた白鳥たちは、それから、

わたしたちの右手を、桟橋と並行に、岸辺へと向かっていきました。
中央奥に見えるのは、サン・サヴィーノ(San Savino)の町並みで、その左後方には、テッツィオ山(Monte Tezio)がもやに霞んで見えています。

白鳥たちが遠ざかっていくのを目で追いながら、そろそろ夕日が沈む頃になってきたので、夕日がよく見える場所へと移動しました。
わたしの腕とカメラでは、うまく撮影できませんでしたが、思いもかけず、白鳥がわたしたちの方へと飛んできて、しかも飛び去ることなく、しばらくの間ですが、近くの湖面にいてくれて、うれしかったです。前に見たときは7羽だったのに、もう1羽はどこに行ったんだろうねと、夫が心配していました。
***********************************************************************************************************************
Il cielo azzurro, le nuvole e gli alberi anche sull'acqua del Lago Trasimeno,
opera d'arte dipinta dal fratello sole e da sorella acqua.
Brilla il sole di tramonto appena uscito dalle nuvole,
d'improvviso verso di noi volano sei cigni,
si atterrano sull'acqua davanti a noi e all'Isola Polvese.
Sant'Arcangelo sul Trasimeno, Magione (PG) 30/9/2019
***********************************************************************************************************************
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)


うっすら色づいた雲が夕焼けを予感させます。