2019年 10月 15日
清らかな水と白鳥とああ罰金、リエーティ 聖スザンナの泉
2013年2月に訪れたとき、湧き出る清らかな水が美しく、白鳥がいたことを覚えていたからです。
以前は4羽いたように覚えているのに、今は2羽しかいないのだろうかと思いながら、透きとおる泉の水と風景を眺めていると、
遠くにいた一羽が、こちらにぐんぐんと近づいてきます。
それを見て、ずっと泉の水を見つめていたもう一羽の白鳥も、顔を上げて、
こちらにずんずんと近づいてきました。
日本庭園の池の鯉のように、この白鳥たちも人間から餌をもらい慣れていて、岸辺に人がいるのを見ると、何かもらえるのではないかとやって来るのでしょうか。
こんなに正面からまっすぐに見つめられて、そうして近づかれて、わたしの方がたじろいでしまいました。巨木に向かう途中、泉への案内標識を見て、夫が急に立ち寄ることを決めたためもあって、餌になるようなものは、何も持ち合わせていません。
草を摘んでやった夫のそばにしばらくいたかと思うと、
白鳥たちは向きを変えて、
向こうの岸へと行ってしまいました。
思いがけず白鳥たちに急接近されて驚いたのですが、近くから見ることができて、うれしかったです。
1秒に5千リットルもの水が湧き出る聖スザンナの泉は、ヨーロッパで最も大きい泉の一つで、川となり、水路となって流れていきます。
この聖スザンナの泉や聖フランチェスコのブナがある聖なる渓谷も、先月登頂したテルミニッロ山も、ラッツィオ州のリエーティ県にあるのですが、今日の午後、そのリエーティ県の県庁所在地であるリエーティ市から、罰金の支払いを通告する文書が届きました。7月のモリーゼ旅行からペルージャに戻る途中に、リエーティを通った際、アイゴを運転していた夫がスピード違反をしてしまったのを、速度違反自動取締装置がとらえていたのです。反則金が、5日以内に支払えば150ユーロ近くで済むのですが、それを過ぎると200ユーロ近くになるとのことで、早急に支払いをして、運転していたのは夫であった旨を、管轄のリエーティ市警に届け出なければいけません。支払うのは違反した夫なのですが、最近はいつものミジャーナの家の改築や家具などの購入費用に加えて、姪の成人祝いや義父母のダイヤモンド婚の祝いなどで、ただでさえ出費がかさみ、新車購入から20年近く経ち、走行距離が40万キロに近い車が、数年前にエンジンが壊れて載せ替えたものの、最近では不具合が少なくないのに、新しい車を購入するのを、費用がないからと見合わせているところです。つい2、3か月前にも、豪雨のあと、赤信号の手前で停車しようとした際に、なぜか路上に溜まっていた油で夫の車のタイヤが滑り、道路脇の壁にぶつかることで前の車への追突を何とか避けたものの、その際の修理に170ユーロかかったばかりでもあります。モリーゼは、他州に比べて物価が比較的安いウンブリアよりも、さらにレストランでの食事代や宿泊料金が安く、見るべきものも多く、食べるものもおいしいのに、お手頃価格で旅ができたと思っていたら、それがご破産になってしまったようにも思います。
これを機に、夫がもっと安全運転を心がけてくれるようになれば、そのありがたい学習代となるので、そうと願いたいところです。
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Bella e limpida la Sorgente di Santa Susanna,
una delle più grandi d’Europa
con portata di 5.000 litri al secondo.
Amichevoli i cigni, mi si sono subito avvicinati.
Sorgete di Santa Susanna, Rivodutri (RI) 11/10/2019
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と思ったのですが、
ハクチョウたちは何を食べているのか気になって調べてみました。
「一番の好物は、マコモのの茎や根。 他にも稲の落穂や水中の藻などを、水と一緒にすくいながら食べます。」http://kadoyasan.com/mail20120307.html
さらに調べてみると、こんな記事も・・・
「白鳥にパンをあげないでください・・・・ 白鳥が可哀そう?白鳥のため? その行為は白鳥を苦しめます 。」
https://matome.naver.jp/odai/2154866522027000901
あれれ、人間の食べ物は白鳥には合わないそうです。知りませんでした。
気になって調べたら、餌をあげるのも、難しい問題をはらんでいるようです。
餌を持っていなくて良かったのかも・・・・
おっしゃるとおり、自然界に生きる動物たちには、むやみにこちらが考えて餌をやる前に、よく考える必要があるなと思いました。わざわざ調べてくださって、ありがとうございます。
貴重な水源なのに開放的なのも驚きました。グーグルで見ても白鳥がいたので、ちょっと笑えました。相当に居心地が良いのでしょうね。
僕も20数年前に27キロオーバーで罰金¥6万+講習¥1万+交通費の出費がありました(泣)
速度標識が無い道(それなら60キロ制限なので気持ちよく走ってた)と思ったら、鬱蒼とした木々に30キロ制限標識が隠れていたようで・・・。
綺麗な湧き水と白鳥で少しは癒されたでしょうか?
放し飼いさんもなんとそんなにも高額の罰金や講習費を払わなければいけなかったんですね! 速度標識が隠れていて見えないのに、反則金だけ請求するとはひどいですね。
湧き水と白鳥が先で、罰金は月曜に、そのあとに届いたんです。美しい白鳥と湧き水、訪ねられてうれしかったです。