2019年 11月 01日
秋の幸ハートの雲に三日月の空

ミジャーナの菜園では、今もまだミニトマトがたくさん収穫できています。日曜は義父母宅で昼食を大家族で食べ、月曜・火曜はローマに出かけていたため、トマトの消費が追いつかないので、プチトマトも入れたため、タマネギやジャガイモも入れたのですが、鮮やかなオレンジ色になりました。食べる前には、いつものように、オリーブオイルを上から回しかけます。

先週の土曜も、カプレーセでは栗祭りが開催されていたのですが、ラヴェルナの帰りにはカプレーセには寄らず、その代わり、栗が名産のウンブリアの村の栗を生産する農家で、栗をたくさん購入しました。そのとき、「小さい栗もどうぞ」とおまけにもらった栗を、昨晩は夫が栗焼き専用のフライパンで焼いてくれました。夫が栗を焼く様子に興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
実は、ローマから帰った翌朝早朝からおなかを壊してしまい、そういう症状は昨晩あたりから落ち着いたものの、昨日から同時に、おへその上あたりなので、おそらくは胃が痛み、何か飲んだり食べたり、動いたりするとひどく痛み、昨日は熱もあったので、夕方ベッドで休んでいたら、その間に夫が栗を焼いてくれていたのです。わたしは、おなかに優しいものをと、すでに昼食に作っていたジャガイモ、ニンジンとタマネギのみそしるを温めるつもりでいて、義父母がカッシャ旅行みやげに買ってきたチーズもあるからと考えていたのですが、そういうわけで、栗を少々とみそしると共に、白ごはんを食べました。
下手にかかりつけ医の診療所に行って、長い待ち時間の間に、はやり病をもらっても困ると考え、今はできるだけうちで安静に過ごすことにして、様子を見ているところです。火曜の晩うちに帰ってからおなかがすいたので、冷蔵庫にあった数日前に作ったキビごはんを温めて食べたのですが、それが古すぎたのかもしれません。ローマのボルゲーゼ公園で飲んだ生搾りジュースの食材の取り合わせが悪かったり、わたしに合わないものがあったりした可能性もありますし、ローマからペルージャまで帰りに乗った電車のトイレで、手を洗ってからトイレを出たものの、ソープは出るものの水がなかなか出なかったので、ひょっとしたら扉に雑菌がついていたかもしれず、そのときは、車内では何も食べないからいいかと思っていたら、夫にチョコレートをすすめられて、石けんが残り、雑菌がついたドアの取っ手に触れたかもしれない手に取って食べたためかもしれません。今日は熱はないので、感染というよりは食中毒ではないかとも思うのですが、胃が痛むのはストレスのためかという気が、わたし自身も少ししていて、そうかもしれないと夫も思い、自分に責任があると感じてか、昨日と今日は夫が穏やかで優しいです。夫が言うように、ひょっとしたら、ローマの日本料理店で食べた生魚が原因という可能性もなくはありませんが、とりあえずは症状は少しずつですがよくなってきているようなので、ほっとしています。
先日聴いたHeal Summitの授業の中には、人間の細胞は、DNAがまったく同じでも環境によって大いに変わり得るのであって、同じ細胞が病気の原因にもなるのだけれども、環境と細胞の間には、脳が介在していて、脳がどういう環境であるかを判断して細胞に信号を送るので、同じ環境・状況であっても、わたしたちの受け取り方次第で、ストレスを感じて健康に害が生じることもあれば、穏やかな心でいて健康を保ち、さらに増進させる可能性もあるのだという細胞生物学者のブルース・リプトンの講話もあり、穏やかな心でいること、受け止め方を変えることによって健康を保つこと、そのために努力することの必要を、改めて感じました。

今日は夕方、ハートの形をした雲が、日曜の町の丘から躍り出すように見えて、うれしかったです。

しかも、それからしばらくして、雲の形を見ようと空を見ると、思いがけず、雲の上に小さな三日月が見えました。

月の下に見える雲の形が、今度は世界地図によく似ているように見えて、おもしろかったです。
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Crema di zucca, caldarroste,
a tavola i doni dell'autunno.
Nuvolone a forma di cuore
sopra il colle della Città della Domenica.
Poi la nuvola si trasforma in un mappamondo
e sopra compare la luna crescente.
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お見舞い申し上げますm(__)m
なおこさんの言うように、その症状なら、安静にしておくのが一番良いと思います。早く回復すると良いですね♡
ハートの雲を見てうれしくなりました♪
おっしゃるように夫と同じものを食べても私がお腹を下すこともありその逆もあります。
そんな時は軽くご飯に消化の良いもの+梅干しなどが体に優しいですね。
かぼちゃポタージュ、最後にオリーブオイルをかけ回すところがイタリアらしいですね。
ウンブリアはオリーブオイルの産地なので、スープ類には、上からオリーブオイルをまわしかけて食べることが多いんですよ。
初めてましてちゃわと申します。
いつも素敵でわたしの知らない世界が書かれていて
楽しみにさせて頂いております。
ご体調いかがですか?ヾ(・ω・`;)ノ
環境と細胞のお話が印象に残りました。
(あっお料理はもちろん!)←ビビビ~です!(笑)
わたしも、ちゃわさんが、様々に酵母や粉を変えて、パンなどを作られているのがすばらしいな、おいしそうだなと感じながら、ちゃわさんの記事を、興味深く拝読しています。
ありがとうございます。この環境と細胞の話、わたしもとても印象に残り、現実をどう受け止めるか、どう感じるかは、体の健康にとってもとても大事なのだなと、聴いて衝撃を受けました。まったく同じDNAを持った細胞が、環境、培養の仕方次第で、血液や筋肉や骨へと違うものになっていくのだなんて! このHeal Summitの一連の講師陣は皆、この博士に限らず、体にもともと、がん細胞などのように自らに害を与える細胞が存在することは決してなく、体は自らの健康・命を守ろうとする強い味方であって、外部からの影響で体に害を与えるものに変わってしまうのだと言っていて、その言葉も印象に残りました。記事にはさらっと書いたものの、意識的には深いところにあった思いなので、ちゃわさんのお心に響いたと知って、とてもうれしいです♪
胃の調子は、いかがですか?
旅の疲れや色々なことが重なってしまったのかもしれませんね。
胃は、とても敏感だと言いますから。
私もこの1週間ほど、胃の調子が悪いです。
天ぷらを食べた後からなので、レストランの油が良くなかったのかなとも思います。
胃が重たくて、膨満感というのでしょうか・・・
そんな感じがずっと続いています。
以前ドクターから貰った薬があるので、それを飲んで、様子を見ているところです。
同じ環境、状況であっても受け取り方次第でストレスを感じたり、そうじゃなかったりするんですね。
とても興味深く読みました。
何かあっても、+思考に考えるほうが、健康によいということなんでしょうね。
ありがとうございます。すっかり元気になりました。
タワラジェンヌさんも、このところ胃の調子が悪いのですね。外出先では衛生面や口にするものから、やはり消化器官に害を与えるようなものを摂取しやすくなるのかもしれませんね。どうかくれぐれもお大事にお過ごしください。わたしも昨日久しぶりにコーヒーを飲んだものの、甘いものや生野菜は、用心して、まだできるだけ避けています。
労働環境や虐待などで、人が苦しむような状況があるとすれば、それは何としても変えていかなければならないのですが、わたし自身、気にしないでやり過ごせばいいのに、ついいつまでも蒸し返して気にやむことが時々あり、いろんな意味で、言葉を聞いて、勉強になりました。