2019年 11月 22日
女性写真展 「女を見る女」 地域・世界へ、ハフポスト日本版に掲載していただきました
記事へのリンクはこちらです。
- ハフポスト日本版 - 女性のための写真展「女が見る女」、2人の男性が企画 「若い世代に伝えたい」
ウンブリアで、まずはトラジメーノ湖周辺を中心に開催し、ゆくゆくはペルージャで、州外で、そして、国外でも開催が予想されているこの女性写真展は、主にウンブリアの地域メディアで、開会式の前、そして後にも、さまざまな新聞やラジオで取り上げられ、テレビでの報道もありました。次のリンク先の記事は、そういった記事の一つです。
Grazie a iltamtam.it e ad Alice Caiello per il suo articolo.
Pubblicato da Marco Pareti su Lunedì 18 novembre 2019
「君はねえ、どうして鏡を見るときや、ぼくがカメラを向けたときに、そうやっておかしな顔をするんだろう。もっとこう自然な表情をしなくちゃ。」と、夫には常々言われています。写真展の開会式当日、写真を見終えて、帰ろうとしていた頃、突然インタビューを受けて驚いていたとは言え、瞬きが多かったり、口ごもったり、顔をゆがめておかしな表情をして話したりしている自分を、録画してくださった方が、他の方へのインタビューと共に、展覧会や開会式の様子を伝えるためにまとめてくださった映像を見て、恥ずかしくなりました。授業や通訳などの仕事のときでも、わたしはもっとこう、落ち着いたすました顔で、教えたり話したりしているつもりだったのに、ビデオカメラの前でとまどったとは言え、映像を見ると、何度もまばたきしたり、舌ったらずだったりして、何だか子供のようだなあ、と。夫には、「妙に緊張するから、かえって自分が期待するのと反対の効果が出るんだから、自然にしていればいいのにねえ」と言われたので、授業中は、威厳を持ってとは言いませんが、もっと落ち着いて話ができていることを願っています。
11月10日から開催中の女性写真展、Donna vede Donna 「女が見る女」については、おとといも記事を書いたのですが、おとといの記事が、新たな写真家の作品も加わったとは言え、開会式当日に書いた記事と、重複する部分が多いのに、気づかれた方もおいでかと思います。実は、開会式当日の夜に書いた記事を、ハフポスト日本版に最初に提案したときに、編集の方から、こんなふうに新たに記事を書き直すことができるでしょうかという助言をいただいて、それを受けて書いた記事だったのですが、おそらくは結果的に、記事がひどく長くなったためもあり、結局は、最初に提案した記事の方を転載し、長くなった新たな記事はリンクで紹介しようと判断されたのです。
開会式当日の晩に書いた記事については、写真展の記事なので、展示されている写真や詩も、読者の皆さんにできるだけご紹介したかったのですが、わたしのブログで紹介してもいいという利用許諾が必要なので、記事を書く前に、展覧会の準備段階から連絡に使っていたWhatsAppで、写真や詩の記事での利用を許可してもいいという人がいれば、その旨教えてくださいという形で、許諾のいかんを尋ねました。そして、最初の記事には、使ってもいいとすぐに答えてくれた写真家と、展示会場ですでに了承を取っていた写真家の写真と詩を担当した人が作った詩だけを、載せました。ところが、記事を書いている間に、「載せてくれていいわよ」と返事をしてくれていたのに、わたしがそれに気づかずに記事を書き上げて送信してしまったために、あとから許諾をくれた写真家の一人から、「載せていいと言った人の写真は、一部の人のものだけではなく、全員の写真も載せてくれたらよかったのに」と、言われてしまったのです。と言うわけで、おとといの記事には、前回の記事を書き始めて以降に利用許諾をくれた4人の写真もぜひとも入れたかったために、記事がひどく長くなったのでありました。
*追記(11月22日)
今朝追加した記事最後の写真は、わたしが撮ったもので、この記事の中ほどにあるilTamTam.itの写真と、ほぼ同じ位置と角度から撮影しています。ilTamTam.itの写真で右奥に写っている、赤いセーターを着てピンクの革バッグを肩にかけた後ろ姿はわたしです。
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Donna vede Donna, mostra fotografica di nove fotografe
corredata dai versi di cinque donne.
Immagini e bellezze della donna catturate dalle donne.
Notizia ora dall'Italia anche in Giappone,
il mio articolo su HuffPost Japan.
Link per l'articolo di HuffPost:
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5dd61071e4b010f3f1d274d7
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参照リンク / Riferimento web
- ハフポスト日本版 - 女性のための写真展「女が見る女」、2人の男性が企画 「若い世代に伝えたい」
関連記事へのリンク
- イタリア 女性による女性の写真展、参加するわたしの俳句もご紹介 / Donna vede Donna. L'articolo ampliato con le fotografie anche di altre quattro fotografe e i miei haiku (20/11/2019)
- 女性の視点・優しさ・美を地域に世界に、女性写真・詩の展覧会 イタリア トラジメーノ湖 / Inaugurazione della mostra, Donna vede Donna (10/11/2019)
- 女が見る女〜女性写真展にわたしも俳句で参加、イタリア トラジメーノ湖 / Donna vede Donna. Mostra collettiva fotografica corredata da versi (7/11/2019)
- 女性が神であったとき 写真 アントネッラ・ピゼッリ 俳句・伊訳 石井直子 / "Quando le donne erano Dee" fotografie di Antonella Piselli & haiku e traduzione di Naoko Ishii (25/11/2019)
- 母と娘 写真 アントネッラ・マルツァーノ 俳句・伊訳 石井直子 / "Madre e Figlie" fotografie di Antonella Marzano & haiku e traduzione di Naoko Ishii (30/11/2019)
インタビューの様子もビデオで拝見しましたよ。
突然で緊張なさったかもしれませんが、何も不自然なこともなくきっちりとお話しなさっているという印象でしたよ。(イタリア語は、断片的な単語しかわかりませんが、雰囲気としてそう感じました。)
実はこのほかに、展覧会会場で流すための一人約40秒の映像をセルフィーで携帯電話で録画して、開会式数日前に提出するという課題もあり、自分がいかに、撮られると思うと緊張してしまうかがよく分かりました。女優さんとかニュースキャスターってすごいなあと改めて感心しています。仕事がら大勢の人の前で話すことには慣れているのですが、カメラや鏡の前は苦手です。
不意なのにそれだけお話しできれば良いのではないでしょうか?といっても私は意味を全部理解した訳ではなく単語をポツンポツンと拾っていただけですが。
特になおこさんの巻き舌が素晴らしいです!
どのように練習したら巻き舌の発音ができるでしょうか?
スペイン語でもイタリア語でも巻き舌が必要ですものね。
インタビュー、おっしゃるように最初は緊張されているように見えましたが、だんだん落ち着いてきちんとお話されていますよね。きっちり話されている様子にとても好感を持ちました。それから、、、私はrとlが同じになってしまうのですが、ちゃんとrが聞こえてきて、やっぱり先生なんだなあと思いました。
俳句のことはよく分かりませんが、この写真にぴったりだと思いました。
素晴らしい企画に参加されて、naokoさんにとってもすばらしい経験でしたね。
おめでとうございます。
こういう企画が生まれるのはやはりイタリアだからでしょうか?
日本ではなかなかない企画ですね。
私は俳句や短歌はもう一つよくわからないのですが、
直感だけで言えば、なかなかいい俳句だったのではないでしょうか?
> 日はゆけど我は動かじ岩のごとくに
この俳句、好きです!
日本人は写真を撮られたり、特にインタビューなどは苦手ですね。
どの方でもそうじゃないでしょうか?
日本人の性質からくるのだろうと思っていますが……
でも、naokoさん、そんなに変じゃないですよ。
多分突然のインタビューで少し緊張されたからではないですか?
堂々としていてすてきです。
↑ 巻き舌習得法への言及は記事の後半にあります。
わたしは巻き舌は、大学でドイツ語を習得したときに、言えるように練習したように覚えています。一度言えるようになると、いろんな言語に応用が利くので、便利ですよね。
俳句は、読んだり授業で教えたりすることはあっても、詠むのはひどく久しぶりで、しかも元となる写真があって、好き勝手に詠むわけにもいかないので苦労しました。ありがとうございます。
ありがとうございます。実は、インタビューを受けたとき、何か俳句を一つ読んでくれと言われて、『女性が神だったとき』の写真家がすぐ近くにいたので(インタビュー時に横にいた彼女です)、どの俳句が一番好きかと聞いたら、彼女がこの俳句と言ってくれた俳句も、岩の俳句だったんです。