2019年 12月 07日
カレンダーづくりに写真探し中 自分たちの写真と風景どちらを選ぶか

3月にはトスカーナ州ルッカ県小村の椿まつりで、椿の花も美しい庭園を訪ね、

今年はオルヴィエートの崖下周遊トレッキングコースを何度も歩きました。初夏にはヒナゲシの花、秋には黄葉にオレンジ色の柿の実と、季節の彩りを楽しみながら散歩ができ、また何度も歩くうちに、崖下から崖の上に見える城塞が気になったので、

城塞を訪ねてみたら、崖下周遊の道を見下ろせたばかりではなく、遠い昔に訪れたサン・パトリッツィオの井戸も見えたので、うれしかったです。
写真に目を通しながら、今年前半をふり返り、今年もいろんな美しい風景を見ることができたなと、思いました。

5月半ばに訪ねた渓谷は、岩と清流が美しく、ガイドがいないと山を登れないことが分かって、夫が残念がっていたのですが、先日訪ねた国立ウンブリア考古学博物館に、確かまさにこの場所で発掘された遺跡が展示されているのを見て、驚いたように覚えています。

今年になってから、トラジメーノ湖畔で、時々白鳥を見られるようになったことも、写真に目を通していて、改めて思い出しました。

今は晩秋から冬へと衣替えしつつあるラヴェルナも、初夏には野に花がたくさん咲いていました。

2016年のイタリア中部地震以来、足を運ぶ回数が減ったものの、今年もシビッリーニ山脈(Monti Sibillini)を歩きましたし、

遠いアブルッツォにあるグラン・サッソ、カンポ・インペラトーレにも、行くことができました。
問題は、カレンダーに使えそうな花や風景の美しい写真はあるのですが、その風景の中にわたしたち二人が写っている写真が、ほとんどないことです。

6月に初めて訪ねたカプライア島も、海も風景も美しかったのですが、わたしたちが二人とも写っている写真はと言えば、こういうずっこけた写真が2枚あるばかりです。日かげというものがほぼ皆無のトレッキングコースを、炎天下長時間歩いた上、強風で帽子が吹き飛ばされそうだったので、こういういでたちをしています。長い間歩いたにも関わらず、途中で見かけた人はわずか数人で、撮影を頼むわけにもいきませんでした。

カメラを使って自分たちを撮ろうとすると、自分たちの顔ばかりが大きく写り、風景があまり入りません。自分たちも風景もあえて撮ろうとすると、こんなふうに船の切符売り場のガラス窓に映ったトラジメーノ湖の夕焼けとわたしたち二人を撮ることになり、顔はほとんど見えません。
義家族や友人たちと記念に撮った写真は、得てして背景が殺風景で、わたしたちが他の人に頼んで撮ってもらった写真も、たいていはレストランでの写真で、季節感やこれと言った景観がありません。
二人が写っている写真を優先するか、二人で訪ねた風景を優先するか。しっかり考えて写真を選び、できるだけ今年のうちに来年のカレンダーを受け取れるように、注文できればと考えています。
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A marzo fiori di camelie della Villa Reale di Marlia,
a maggio Orvieto, le Tane del Diavolo di Parrano,
a giugno La Verna, Isola di Capraia e Campo Imperatore.
Abbiamo visto tanti fiori e luoghi belli anche quest'anno.
Le foto con amici e famiglia ce ne sono molte.
Purtroppo però sono poche le fotografie di noi due
per fare il calendario del 2020.
E' da scegliere le foto dei panorami
oppure le foto di noi due però un po' buffe,
risultati dei tentativi selfie con macchina fotografica...
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さすが、なおこさんと、感心してみました(^_-)-☆
お二人のお顔が見えるお写真、二人の旅だと、他の人に撮っていただかないと難しく、ないのは理解できます^^;
それで、皆様、スマホの自撮り棒を使うのかな?と納得もいきます~(笑)
出来上がりを楽しみにしています♡
もうこんな時期になってきたのですね。
外国人の友人たちはnaokoさんのように家族カレンダー(?)を作る人が多いですね。
日本にはない習慣かな。
一年がすぎていくのが本当に速いです!
Time flies so fast! と言っていましたが、最近では “so quickly “。
実感しています。
改めてイタリアの山間部はの景色は美しいなぁと思いました♪
潤いって日常の暮らし方から生まれるものだよなぁと反省しました(笑)
そもそも撮ってもらえる人に会う確率が少ない上に、たまに頼めるときも、夫がまたあという顔をするんですよ。昔は自分から人に頼んでくれていたのですけれども。
イタリアの山も村も、美しいところがあちこちにあり、今回ご紹介した写真には、お気に入りで何度も訪ねているところが多いのですが、毎年新しい発見があります。

父が毎年自分で撮った写真を使った年賀状をパソコンで
作成しているのですが、今年はそれを少し手伝いました。
そういうことには全く興味がなかったのですが、やってみた
ら結構面白くて私も作ろうとしましたが、そうなんです、夫と一緒に写っている写真がほとんどないのです。
ベルギー旅行で知り合った人から、小さく写真を現像して作った旅のアルバムを頂いたのですが、それがまた素晴らしいものですっかり写真はパソコンの中で見るものになっていたことを反省して?来年はまたカメラに戻ってきちんと写真を撮り現像してみようかな?と思っています。
私はこの最後の写真も素敵だと思いますよ。
旅行先で知り合った方の贈り物のアルバム、すてきですね。わたしもカレンダーにしたり、記念の日の写真を冊子のアルバムにして義家族に贈ったりはしているのですが、ふつうに写真を現像に出すことがすっかり少なくなり、義父母はやはり写真として手元に置いておきたいようなので、反省しています。
最後の写真、温かいお言葉をありがとうございます。