2019年 12月 13日
黄葉と霧の山で友と温室組み立て、ペルージャ

先週の週末に、エミリア・ロマーニャから友人たちにはるばる来てもらったのは、大きな温室の組み立てに、力を貸してもらうためでした。

わたしたちの山のうちがあるミジャーナは、ペルージャ中心街の北方にそびえるテッツィオ山の東の中腹にあり、下方にはテベレ川が流れる平野が広がっています。日曜の朝は、その平野を霧の海が覆い、空は晴れ、朝日が輝いていたのですが、

朝食後には、ミジャーナもすっかり霧に包まれていました。霧の中、黄葉したカエデとその落ち葉に風情があります。その霧の中を通って、朝食の後片づけを終えたあと、夫と友人たちが、温室を組み立てている場所まで歩きました。

アーチパイプの両端を地面に打ち込む前に、そのアーチパイプを完成させるために、まずは組みになるパイプを見つけ出して、

つなぎ合わせ、
(上の写真は、友人がスマートフォンでわたしも撮ってくれた写真なので、画像のサイズが小さくなっています。)

ソケットを打ち込んで固定する必要があります。

霧が深く、日が差さないので寒いだろうと思い、たくさん着こんで行ったら、動き回るうちに暑くなったため、途中でウィンドブレーカーを脱いで、木の枝にかけました。

皆の助けのおかげで、少しずつ温室ができあがっていきます。

温室の中心に生えている低木を取り除くために、剪定ばさみを取りに行ってほしいと頼まれて、うちに向かうと、山の高みでは少しずつ霧が晴れてきていて、カエデの黄葉が鮮やかです。

戻ったときには、すでに6本のアーチパイプが、地面に固定されていて、棒状のパイプも、大半がソケットにはめ込んでありました。

ところが、この後まもなく、棒状のパイプが一本足りないことが分かり、まずは組み立て中の温室の周囲を探し、それから、今朝までパイプを置いてあった物置小屋まで、探しに行きました。
似たような太さの金属のパイプを見つけて、端を切り落としてソケットにはめ込もうとしたものの、どうしてもはまりません。そこで夫たちが、ひょっとしたらうちにあるかもしれないと、ペルージャのうちに向かい、残ったわたしたちは昼食の準備を始めました。

昼食のしたくを始める前の時点では、温室はここまで完成していました。そして、わたしたちが昼食を用意している間に、足りなかったパイプをうちで見つけてきた夫たちがミジャーナに戻り、パイプをはめ込んで、さらに針金でパイプをしっかり固定したとのことなのですが、残念ながら、針金が足りなかったために、この日は作業は途中までで終了しました。残りの作業は幸い、少人数でも可能です。

正午が近づいた頃には、山の上の方の霧も晴れてきて、黄葉のカエデの向こうに、紅葉した山の木々が見えて、きれいでした。

隣のうちの庭の木も、葉が赤く色づいています。
遠路はるばる駆けつけてくれた友人たちのおかげで、楽しい夜を過ごすことができ、温室の組み立てもほぼ終わって、本当に助かりました。
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Grazie all'aiuto degli amici quasi fatta la grande serra,
belli gli alberi con foglie gialle e rosse tra la nebbia
nella mattina di domenica sul Monte Tezio.
Migiana di Monte Tezio, Perugia 8/12/2019
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結構大変ですね(^。^;)
大人数でやると、早いし、楽しそうです(o^^o)
皆様の優しい気持ちが伝わります❤
この後の、ピザだったと思うととても素敵な時間ですね☆