2019年 12月 15日
美味ジェラート入りパネットーネ、オルヴィエート
手のひらに乗る、この小さいパネットーネは、
ふたを開けると、くり抜いた生地の中に、ジェラート(gelato)がたっぷりつまっています。そのジェラートがとびきりおいしい上に、伝統的なパネットーネには欠かせない干しブドウ(uvetta)や砂糖漬けの果物(candito)もきちんと入っていて、味がうまく調和しています。値段は一つ3.5ユーロです。
味は2種類あって、わたしはリコッタ(ricotta)風味、夫はトッローネ(torrone)風味を選びました。味見をさせてもらったら、トッローネ風味もおいしかったです。
店はこちら、オルヴィエート中心街にあるジェラート屋さん、Gelateria artigianale La Musaです。
たまたま前を通りかかって、この飾りつけの素朴さから、かえって本物の職人さん手作りのジェラート屋(gelateria artigianale)で、おいしのだろうなと魅かれました。トリップアドバイザーでの評価もかなり高いようです。
わたしはふつうのジェラートを食べようと考えていたのですが、夫がパネットーネを食べると言うので、わたしも食べてみて、大正解でした。パネットーネはイタリアでクリスマスに食べる伝統的かつ代表的な食べ物の一つですが、クリスマスは寒い冬にあるため、これまでジェラートの入ったパネットーネは見たことがありませんでした。生地や干しブドウ、砂糖漬けの果物に合うおいしいジェラートで、最後の一口まで楽しんで食べました。
今朝のペルージャは、最低気温が零度で、早朝は屋根に霜が降り、テラスのバケツにためておいた水に氷が張っていました。夫はラヴェルナで歩きたいと言ったのですが、ラヴェルナより標高の低いキウーシでも最低気温が-3度、最高気温が7度と寒い上、道が雨でぬかるんで歩きにくいはずです。久しぶりに雨が降らないという予報が出ていたので、朝洗濯などの家事もしたかったわたしが、気温が上がる昼食後に、南方にあるため、気温がラヴェルナはもちろんペルージャよりも高いオルヴィエートに行って、崖下周遊コースを歩こうと提案しました。
オルヴィエートに着いて、駐車場を出発したのが午後3時頃だったので、西向きのこの断崖の上から、夕日を見送ることができるだろうと考えていました。ところが夫が、地面が濡れて歩きにくい森を避けようと、しばらく中心街を歩こうと言い、次々に訪ねてみたい場所を見つけては、その方向へと歩いて行ったため、崖下を歩かぬまま中心街をしばらく散策し、ようやく崖下周遊コースに戻ろうと、坂を下り始めたときに、このジェラート屋に行き当たったのです。店の向かいに設置してあるテーブルにパネットーネを置き、椅子に腰を下ろして食べている間に、日がかなり傾いてしまったので、食べ終わったあとは、周遊コースを歩く代わりに、日が沈む方向へと見当をつけて中心街の通りを歩いて行きました。残念ながら、夕日が見えるはずの場所に着いたときには、すでに日が沈んでいたのですが、
西へと向かう途中で、夕日の光に照らされて美しいオルヴィエートの大聖堂(Duomo di Orvieto)を見ることができました。このあと、たそがれの町並みやクリスマスに装う商店街を通って、駐車場に戻ったのですが、詳しくはまた後日お話しするつもりでいます。
Gelateria artigianale La Musa
Corso Cavour, 351, 05018 Orvieto (TR)
Tel. : 0763 393861
Email : info@gelaterialamusa.com
Sito : Gelateria artigianale La Musa - HOME
FB : Facebook - Gelateria artigianale La Musa - HOME
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Squisito il panettone farcito con gelato della Gelateria artigianale La Musa
Felice incontro, l'abbiamo scoperto per caso, passeggiando a Orvieto.
Orvieto (TR) 14/12/2019
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よ~く覚えています(^^♪
私たちは、乗り物で上りましたが、崖の上にある街で見晴らしが素敵でしたね~♡
ちょうどお祭の時でしたから、街中を歩くのに、通行止めが多くて苦労したから、逆に記憶に街があるかも?
ジェラート屋さんのパネト―ネ、この時期ならではですね~♡
なおこさんのお写真見てたら、美味しそうで、パネト―ネとジェラートと言う組み合わせ、私は栗林公園でブリオツシュとジェラートのを食べたことがあるのですが美味しくてびっくりでした(*^_^*)
夕日を浴びた大聖堂のお写真、ほんとに美しいです☆
よく「写真は引き算」などと言われるけど、近年の僕は足し算でとる事が多くなりました(笑)
ただし広角でまるっと現場記録をするのではなく、フレーミングを選んだら、画角を選びレベルとアングルと距離を決めて構図を整える事で、自分が撮っておきたい情報を収めるようにしています。もちろんその場でできる範囲ですけど、場合によっては再撮に出ることもあるんです(笑)
日本でもパネトーネは買えますけどかなり安価です。
こんなに安いはず無いだろ?と思いながら、とすれば味や食感もまるで違うだろう?と想像してます。
パネットーネはイタリアでも、工場生産のものは安価で、クリスマスを過ぎたら、さらに安値で売っていることも少なくありません。このパネットーネは、クリスマスの贈り物や食事のデザートとして食べる、職人さんの作ったものだから、値段が高いんです。