夕焼けをアイゴも映す美しい夕

　日曜の夕方、たそがれの紺色に包まれていく夕焼けの空とトラジメーノ湖（Lago Trasimeno）を撮影してから、

Lago Trasimeno dopo il tramonto, San Feliciano, Magione (PG) 29/12/2019
ペルージャのうちに帰ろうと、駐車していたアイゴまで戻ると、


アイゴに夕空とトラジメーノ湖が、びっくりするほどきれいに映っています。


　アイゴに映る風景と実際の風景の両方を一度に撮影できないものかと、場所や角度を変えて撮ってみたのですが、アイゴの右手の空にはまだ地平線に赤みが残るのに対し、前方の空には、青色ばかりが見えています。


　アイゴの車体に映っているのは、この写真の奥に見える風景、木と湖と夕空です。


　「ここに移動すれば、夕焼けと湖がフロントガラスに映って見える」と、アイゴの周囲を回りながら、周囲の風景が車にどんなふうに映るかを観察しました。

　この日は、展覧会の会場の後片づけに参加するために、わたし一人でトラジメーノ湖まで来ていました。さらに、ちょうどこの日の2日前に、トヨタのディーラーで、アイゴの点検を受けた際に、ぴかぴかにしてもらったばかりでした。そのおかげで、アイゴの車体が、まるで穏やかな湖面のように、空や湖をきれいに映すのが見えたのです。

Tramonto visto in Emilia Romagna 31/12/2019
　最近、夫の車の調子が悪いので、大晦日にリミニの友人宅へと向かったときも、わたしのアイゴで行くことにしました。運転は夫がしたのですが、リミニが近づいた頃に、夕日が山の向こうに沈み、夕焼けの空と雲の色がとてもきれいでした。移動する車の助手席からの撮影ではありましたが、この写真では、川が茜色に染まる様子も、とらえることができました。

　わたしが座る助手席は車の右側にあるのですが、夕焼けがきれいなのは、左側の窓ガラスから見える風景です。さらに、車が右に曲がったため、アイゴは夕焼けを背にして走り始めました。


　その空があまりにもきれいなので、こんなふうに、バックミラーに映る夕焼けを撮影しました。夕焼けの雲と空が、アイゴの車体に映り、バックミラーは、本物の夕焼け空と車体に映る夕焼けの両方を映しています。

　途中道路が渋滞しているところがあった上に、橋が通行止で遠回りをしないといけなかったためもあり、到着予定時刻よりも遅く着きそうだったので、夫が車を停めてくれるはずもありません。


　窓から見える夕焼けの空と雲の色が、刻々と移り変わっていき、その様子がいつになく美しいので、無駄な抵抗と知りつつ、何度か車内からの撮影を試みました。
　

　バックミラーのおかげで、この燃えるような桃色の雲と空を、長い間見ることができて、うれしかったです。幸い、雨が降ることなく、まだアイゴの車体がきれいなので、夕焼け空の下は夕焼けに染まって走る日が続きそうです。

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Sorpesa, riflesso del cielo e del Trasimeno al tramonto sulla mia Aygo!
Suggestive le nuvole al tramonto mentre andavamo a Rimini,
ho cercato di catturare il cielo del tramonto, fotografando lo specchietto
che rifletteva il cielo reale e quello riflesso sulla Aygo.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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