虹色の光きれいなプレゼーペ、オルヴィエート

　イタリアではクリスマス（Natale）の祝いや飾りつけが、1月6日の主顕節（Epifania）まで続きます。そのため、幼子イエスの生誕場面を再現する模型、プレゼーペ（presepe）やクリスマスツリーも、イタリア各地の町や教会、各家庭で、1月6日まで飾られています。

Presepe dei ragazzi di Ciconia, Chiesa di Maria SS. Madre della Chiesa
Ciconia, Orvieto (TR) 3/1/2019
　昨日、オルヴィエート（Orvieto）の町はずれにあるチコーニア（Ciconia）の教会へと、プレゼーペを見に行くと、教区の子供たちが設置したというプレゼーペが、虹色の光を浴びています。


　太陽がステンドグラスを通して、虹色の光を、ちょうどプレゼーペに投げかけていたのです。


　虹色の光は、プレゼーペだけではなく、壁や床、そして、


長椅子も彩っています。

　昨日、夫がオルヴィエートを訪ねたいと言ったのは、オルヴィエートの町で各地区のプレゼーペめぐりができると知ったからで、最初に訪れたのが、このチコーニアの教会のプレゼーペでした。

　虹色は、平和や調和、平等を象徴すると言われています。日の光がすべての大地を照らすように、世界中で人々の人権が守られ、皆が互いを尊重する平和な世の中になってほしいと、心から願っています。

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In colori arcobaleno il Presepe dei ragazzi di Ciconia
nella Chiesa di Maria SS. Madre della Chiesa.
I colori dell'arcobaleno rappresentano pace e uguaglianza.
Che ci sia più pace, più uguaglianza nel mondo.
Ciconia, Orvieto (TR) 3/1/2019
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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