2020年 01月 13日
新春にお寿司おいしいオルヴィエート


そして、昨年11月に122年ぶりにオルヴィエートのドゥオーモ(Duomo di Orvieto)に戻ったバロックの16の彫像、1556年から1722年にかけて制作された十二使徒とオルヴィエートの守護聖人4人の彫像を見るためでした。プレゼーペやエトルリア墳墓遺跡、考古学博物館を訪ねていたら遅くなってしまったため、結局ドゥオーモは訪ねなかったのですが、充実した1日となりました。
わたしはおととしだったか、オルヴィエート郊外の日本料理店に、お得な値段のランチセットがあることを知ってから、ずっと行きたいと考えていたのですが、店の近くを通りかかる時間帯が昼食には早かったり遅かったりして、昼食は食べられずにいました。昨年、その店で一度夕食を食べて、料金が高い割には今ひとつだったと、夫もわたしもがっかりしたことはあるのですが、店の評判は高いし、ランチセットなら、食べるものをうまく選べば、安くおいしい食事ができるのではないかという思いが、わたしにはありました。

1月3日は、断崖の上にそびえるオルヴィエートの中心街に向かう前に、まず郊外の教会にプレゼーペを見に行ったおかげで、ちょうど昼時に日本料理店のすぐ近くを通ることになり、そこでわたしが提案して、その日本料理店、Nihoriで、昼食を食べることにしました。結果は大正解で、お得な値段で、おいしい食事をすることができました。

ランチセットは、前菜・プリモ・セコンドを、それぞれメニュー一覧(リンクはこちら)から一品ずつ選び、さらに水500mlと食後のコーヒー、サービス料込みで12ユーロです。わたしは、前菜にみそ汁(misoshiru)、プリモには寿司・刺身盛り合わせ(sushi sashimi mix)を頼みました。酢飯は若干ぱさついている感もありましたが、寿司も刺身もおいしかったので、うれしかったです。前回食べたときは、翌朝おなかを壊したのですが、そのとき同じ寿司を食べた夫が元気だったこともあり、寿司が原因ではなかったのでしょう。今回は当日も以後も、まったく体調に問題がありませんでした。

夫は前菜にギョウザ、プリモに野菜入り焼き飯(yakimeshi verdure)を注文しました。ギョウザは、黄緑色の皮に包まれ、蒸してあるのではないかという印象を受けましたが、夫はおいしいと言っていました。焼き飯は、味見させてもらうと、日本の中華料理店で食べた昔懐かしい味がして、おいしかったです。

セコンドには、わたしは鮭の串焼き料理(spiedini di salmone)を注文しました。揚げ物ではなく生でもないと聞いて、いったいどんな料理だろうと思っていたら、串に刺された焼き鮭に、甘辛いタレがかかったものが出てきたのですが、その量の多さに驚きました。甘辛いタレよりも、個人的には塩かしょうゆをかけて食べた方がおいしいように思いましたが、ちょうどいい具合に焼いてあって、とてもおいしかったです。
夫が食べた揚げた鶏肉(pollo fritto)は、写真を撮っていないのですが、鶏の唐揚げとも言えず、フランドチキンとも姿が異なり、鶏肉の衣がミンチカツの衣のようで不思議な料理だったのですが、夫はおいしいと言っていました。
お正月においしい日本料理を、オルヴィエートの日本料理店で食べられて、うれしかったです。
Nihori Ristorante Sushi Giapponese a Orvieto
Via Angelo Costanzi, 102 - 05018 Orvieto
Tel. : 0763 450593
Sito : NIHORI - Ristorante Giapponese Sushi a Orvieto e Fabro Scalo - HOME
FB : Facebook - Nihori - Informazioni
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Molto buono ed economico il menù pranzo,
zuppa di miso, sushi sashimi mix, spiedini di salmone,
acqua 500ml, caffè & coperto a 12€!
Cibi buoni ci rendono felici :-)
Nihori Ristorante Sushi Giapponese, Orvieto (TR) 3/1/2020
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私たちは、ツアーなので、イタリアン料理でしたが、何を食べたのか?
忘れてしまいました(笑)
こういう和食、美味しそうです❤
探して、アップしてみたいです(^-^)
プレゼーペを巡るコースの散策は、素晴らしいですねー❤
街歩きも、テーマがあるとまた違った楽しさがありますね❤
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されていることを実感させて頂きました
前回、おなかをこわしたのは和食が原因ではなかったとのこと、日本人として安心いたしました
文化遺産を食べて、胃酸のお世話になるなんて、洒落にもなりませんからね masa
墳墓遺跡と博物館を訪ねたので、プレゼーペは夫が望んでいたほどは見て回れなかったのですが、カーヴァの井戸のプレゼーペがすばらしく、それだけでも訪ねがいが十分にありました。
オルヴィエート、ずっと前にも夫と訪ねたことがあるのですが、最近、崖下周遊コースやエトルリア時代の遺跡など、いろいろな魅力があることを発見して、よく出かけるようになりました。見どころの多い美しい町ですよね♪
お正月においしいお寿司を食べることができてよかったですね♪
最近は日本食ブームのためか(?)日本食のレストランも増えたのでは?
でも、”水500mlを入れて“に思わずふふふとなりました。
バースに行った時、あまりの暑さで、なぜか分からないのですが、
電車の車掌さんが乗客に水の入ったペットボトルを一人一本づつ
配っていました。もちろん無料で。びっくりしましたよ!
みんな大喜びでしたが。
ロンドンの日本大使館のすぐそばにあったお寿司屋さんは手頃な値段で
ネタも新鮮で美味しかったのを久しぶりに思い出しました。
お店の名前は忘れてしまったのですが。お世話になったイギリス人の家族
を招待して喜ばれました。
日本人にとってお寿司が美味しいと嬉しいですね♪
日本食ブーム、ありがたいことですし、お寿司も刺身もおいしくて、うれしかったです。
電車でのサービス、暑い車内で冷房が故障していたためでしょうか。いずれにせよ、乗客の健康を考えた、うれしいサービスですね。
ロンドンの日本大使館の近くに、そんなにいいお寿司屋さんがあるんですね! 次回行くときは、情報を元に調べておきます。新婚旅行で行ったエジンバラで当時食べたお寿司は、ちょっと残念だったようにぼんやり覚えているのですが、日本食が食べられてうれしかったです。