2020年 02月 03日
改築が進みお礼のしそごはん、リミニ日本料理店の思い出


昨日は、1日曇っていたように思うのですが、このときはたまたま日が差していたのか、二人の姿が光に包まれています。さて、二人は何を作っているのでしょうか。

上の写真の5分後に様子を見に行くと、形を整え表面をきれいに仕上げた角材を、ロフトの上に立ててみて、位置を確認しています。
昨日は、昼食はわたしが用意したのですが、夜はピザが食べたいとのことで、マジョーネのいつものピザ屋に食べに行きました。

今朝は、こんなふうに板を切り分けて、作業を続けます。このあと、色もきれいに塗って、

ロフトの柵が完成に近づいていきます。ロフトで眠ることができるようにと、夫が自ら階段を作ったものの、柵がないと危険だということで、フランコに手伝ってもらって、柵を取りつけることにしたのです。
右端にやや広い空間があるのですが、

そこにも短めの縦木を取りつけて、作業が完成です。

昨日は昼食後、すぐに作業に取りかかり、今日は昼食休憩のあと、午後4時過ぎまでかかって、ようやくロフトの柵が完成しました。
デザインした夫も、率先して手伝ってくれた友人も、かなり疲れたことでしょうが、とても満足そうでした。
昼食の準備は、一人で慌ただしくあれこれ作ったので、写真を撮る余裕がなかったのですが、フランコが菜食主義者なので、ヒヨコ豆のスープやピザ風豆腐料理、サラダなどを準備し、

しそごはんを作って、おみやげ用のおにぎりも二つ用意しておきました。

実は、おととしの夏、フランコたちとリミニの日本料理店で食べたとき、料理がおいしかったことと、
(↑ この写真の女性は、合気道の先生で黒帯を持つ友人で、わたしではありません。)

庭も建物も食事をする空間も、和の情緒たっぷりで感嘆したことを、よく覚えているのですが、そのときフランコが食べた料理の中に、みじん切りの赤しそを使ったと思われるスパゲッティのような料理があって、それをとてもおいしいと喜んで食べていたことを、覚えていたのです。

日本料理かしらと思いつつ、うれしそうに食べるフランコを見ながら、イタリアでは赤しそを手に入れることが難しそうなので、三島食品の赤しそふりかけ、ゆかりを使っているのではないかしらという気がしました。わたしは味を見ていないのですが、そんなふうに見えたのです。

そして、昨年3月に、かつて日本の高校で教えたみなみさんとローマで再会したときに、ありがたいことにたくさんいただいたおみやげの中に、このゆかりがあったので、いつかフランコが来てくれて、少人数で食べるときがあったら、このゆかりを使って、ごはんかパスタを作ろうと、ずっと考えていたのです。
夫が好きそうな味ではないし、これまでにもフランコが来たことは何度もあったのですが、いつも大人数だったので、それほど量もなく、また皆の口に合うかどうか分からないのに使うのはどうかと、使うのを控えていました。賞味期限がちょうど今月26日になっていて、たっぷり使ってもう残り少ないので、残りはすぐに使い切ろうと考えています。26g入りのふりかけを、半分近く使ってから撮影したのは、よほど気に入ったのでしょう、フランコが自分でも手に入れて、これからも食べてみたいと言うので、それで初めて写真を撮る必要を感じたからです。
送料がひどく高いものの、アマゾンイタリアでもゆかりを売っているのを発見したので(リンクはこちら)、友の参考になるかと、写真も添えることにしました。アマゾンイタリアでshisoで調べてみると、検索結果(リンクはこちら)に、植物のしその種も、あったので驚きました。できれば園芸店で、安心して買って育てられる種かどうかを確認してから購入して育ててみたいと考えているのですが、探しても見つからないようなら、説明を読み比べて買ってもいいかなと思っています。
フランコの協力のおかげで、ロフトにきちんと柵ができて、そして、フランコがしそごはんとおみやげのおにぎりを喜んでくれて、うれしかったです。
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Nel ristorante giapponese con bel giardino a Rimini è piaciuta molto al nostro amico due anni fa la pasta condita con 赤しそ (red shiso), pianta usata in Giappone per colorare di rosso l'umeboshi ma utilizzata in molti Paesi asiatici come spezia nella cucina e anche come medicina naturale.
Dunque, ieri ho condito il riso con red shiso e ho fatto anche onigiri, polpettine di riso con shiso gohan, 'riso condito con red shiso'. Il gusto di red shiso è molto particolare ma al nostro amico che ci ha aiutato tanto è piaciuto e ne sono contenta.
E' cara ma ho trovato su amazon.it la bustina di red shiso, yukari che ho utilizzato ieri (a me l'ha regalata gentilmente una mia ex allieva giapponese):
https://amzn.to/2SdaeOD
poi si vendono anche i semi della pianta red shiso:
https://amzn.to/2tsqUJO.
Qui sopra ho messo i link in modo che chi è interessato a questo red shiso possa vedere le immagini e i nomi utilizzati nei negozi italiani. Probabilmente troverete le bustine e le piante anche in negozi se lo cercherete in giro.
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おにぎりには、よく使う素材ですが、最近は、使ってないです!
日本では、いつでも食べる事が出来るからかもしれないですね!
和風なパスタにも美味しいと思います❤どこかでみたかも?(o^^o)
フランコさんが、赤しそが好きとは、日本人としては嬉しいです(^_-)-☆
リミニの日本料理屋さん、素敵なお店ですね(*^^*)
リミニのこの店、庭も内装も日本の風情たっぷりで、いいなあと思いました♪
三島食品の「ゆかり」・・・我が家は毎日お弁当を作るので、必需品です。
イタリアの方でも、この味を好む方がいるとは、嬉しいですね。
赤しその種が売っているのですね。
でも、あのゆかりは、梅干しをつける時の副産物みたいなものですよね。
赤しそが育てられれば、シソジュースも作れますよ。
それにしても、海外の方は、皆さん、自分で家の改築など、される方が多いですね。
感心してしまいます。
ゆかり、毎日のお弁当でも大活躍しているんですね! わたしも、梅干しやゆかりは味が独特なので、フランコが大好きと知って驚きました。フェイスブックのコメントに、梅干しが好きというイタリア人女性もいて、さらにびっくりしました。実は、健康にいいと思って食べはしたけれど、わたし自身、恥ずかしながら、梅干しもしそも、どちらかと言うと苦手だったからです。そうですよね。ブログのお友達にも、赤しそでジュースを作ったという記事を書かれた方がいらっしゃいました。
基礎工事の費用がかさんだため(遠方なので、毎日工事の監督に行けなかったため、水増し請求されていた可能性も大きいのです)、資金不足でやむなくの自分たちでの作業なのですが、独創的で自らの好みを取り入れた家が、おかげでできあがりつつあります。