2020年 02月 27日
猫と夕焼けと庭の花たち
義父がかなり大胆な剪定をしてしまってはいるのですが、
かなり大きく、背の高い木です。
この日の夕方は、夕焼けの空がそれは鮮やかなピンク色をしていて、アイロンがけをしていたら、窓の外から差し込む光が桃色だったので、思わず窓の外を見やり、カメラを取りに行って撮影しました。
数年前に植えた球根から育ったヒヤシンス(giacinto)が、毎年冬の間から少しずつ緑の葉を地上に伸ばし、春先には、青紫とピンクの花を咲かせて、目を楽しませてくれています。
今年はまだ2月だと言うのに、もうこんなにも花が咲いています。
昨年の春、トスカーナ小村の椿まつりで購入した鉢植えの椿(camelia)も、最初の一輪が咲こうとしているところです。今日は朝から強い風が吹き荒れていて、ヒヤシンスの花や椿の花が揺れるので、しばらく風の中にたたずんで、風が静まったところをねらって、撮影しました。
今日の午後の日本語の授業では、日本語能力試験の上級、N1合格を目指す若者が、中級後半のN2とN1の差がありすぎて、予想以上にN1が難しいですと、少し自信をなくしていたように見えたので、日本の少年少女たちが、日本に暮らして日々母語である日本語を使いながら、数年かけて身につけていく日本語の力を、外国に暮らして外国語として勉強しなければいけないのだから、難しいのも合格までに年数を要するのも当然だし、あなたは大学で経済を学びながら、そして社会人として仕事をしながら、独学と個人授業で、ここまで力をつけることができたのだから、むしろすばらしいし、じっくり時間をかけて勉強していけば、きっと合格できますよと、励ましました。
天気予報によると、ペルージャでは今雪が降っているところだそうで、明日と土曜の朝は、また最低気温が氷点下になるとのことです。それでも、三寒四温が繰り返される中、朝さえずる鳥の声や激しい風に、「春眠暁を覚えず」の詩を思い起こし、日がかなり長くなっていることもあって、春の訪れが近づいていることを感じる今日この頃です。
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Domenica mattina due gatti sull'olivo,
di sera le nuvole sono di colore fucsia.
Oggi nel giardino già fioriscono i giacinti,
sulla terrazza inizia a sbocciare il primo fiore di camelia.
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