2020年 02月 28日
雪どけの水たまり凍るフィオンキ山
わたしたちが先週歩いたときは、日中の最高気温が急に上がり始めたときだったので、雪がとけてできた大きな水たまりがあちこちにありました。
日当たりの悪いところでは、水たまりが凍っています。
中には、凍った表面が、木の年輪のような模様をしている水たまりもありました。
水たまりを見ながら、こちらではあまり見かけないすりガラスのようだと思いました。奥に見える日なたの地面は、すっかり乾いています。
自然の芸術の美しさに感嘆しました。
日なたでは日がさんさんと降り注ぎ、大きな水たまりに、青い空と木々が映っています。
山頂付近にはまだ雪が残るところがあったのですが、よく見ると、小さい粒の形をしているので、降ったのはあられではないかと思います。
下りは、バイクが通ったであろう跡が凍ってしまい、足をのせると滑りやすいので、用心しながらゆっくりと歩きました。
日が近くの山の向こうに姿を消してしまうと、登山道の大半が日かげになり、日なたを照らす光は赤みを帯びてきます。氷がとけてできた水たまりに、青い空と夕日を浴びた木が映っています。
木や空とともに、夫も水たまりに映っています。
わたしが歩き夫も歩くので、同じ水たまりでも、映す世界が少しずつ変わっていきます。
こんなふうに冬の終わりが感じられた山も、ひょっとしたら今は白い雪に包まれているかもしれません。
この週末は、夫が乗り慣れて愛着のあるルノー カングーの気になる中古車があるからと、遠出をしようと夫が言うので、目で確かめることはできないのですけれども。
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Tante grandi pozzanghere sul sentiero verso la cima del Monte Fionchi.
Qualcuna è gelata, altre riflettono gli alberi e il cielo.
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今度真似しよっと